ここのところ、中国、韓国に関するニュースを目にするたびに、何かと心が塞ぐ。そんなとき私はLang-8というサイトを見ることにしている。
Lang-8とは、語学を学習する人たちが相互に添削をするシステムだ。例えば、英語圏のAさんと日本語を母国語とするBさんがいれば、Aさんは日本語の記事を書き、Bさんやその他大勢の日本人のユーザーに添削をしてもらう。Bさんは英語で記事を書き、英語圏のユーザーに添削をしてもらうといった感じだ。
言語学習だけでなく、当然話のネタからいろいろ話題が膨らむ。もともと相手の国に興味があるから語学を始めたはずなので、例えばちょっとした日本の日常の話題でも日本語学習者は大喜びしてくれる。こちらも海外の方の国の日常や考え方がよくわかっておもしろい。
そんな感じで、ニュースが荒れていても、ここにくると、中国や韓国の方の「あー勉強がはかどらない」とか、「ワンピースを全巻そろえたいけど、どこに行けばいいですか?」とかの記事に溢れていて、なんかなごむのです。
Lang-8とは、語学を学習する人たちが相互に添削をするシステムだ。例えば、英語圏のAさんと日本語を母国語とするBさんがいれば、Aさんは日本語の記事を書き、Bさんやその他大勢の日本人のユーザーに添削をしてもらう。Bさんは英語で記事を書き、英語圏のユーザーに添削をしてもらうといった感じだ。
言語学習だけでなく、当然話のネタからいろいろ話題が膨らむ。もともと相手の国に興味があるから語学を始めたはずなので、例えばちょっとした日本の日常の話題でも日本語学習者は大喜びしてくれる。こちらも海外の方の国の日常や考え方がよくわかっておもしろい。
そんな感じで、ニュースが荒れていても、ここにくると、中国や韓国の方の「あー勉強がはかどらない」とか、「ワンピースを全巻そろえたいけど、どこに行けばいいですか?」とかの記事に溢れていて、なんかなごむのです。
といっても、まったく時事にふれていない訳でもない。最近、中国語圏の方の「中国映画を日本での上映を中止するなんておかしい。政治と文化は切り離すべきだ。文化にかかわる人はそのくらいの覚悟はないと。」といったもっともな記事もあった。
政治的な発言は一人一人の顔を見えなくし、その国の人が全員そう考えているとやもすれば思いがちである。しかし、実際にその国の人の知り合いを一人でも持っていれば考え方は変わるはずである。ネットを通してでもこういった交流が大切だと思う。
Lang-8はまたいろんなネタも提供してくれる。ロシアの方の「これ何と読むのですか?」と画像がアップされた謎の文字から、「瓜生島」(うりゅうじま)という1596年の地震で一夜で海に沈んだと言われる伝説の島が大分県の別府湾にあったことを知った。
「金縛り」は英語でsleep paralysisというのだが、日本語でも専門用語で「睡眠麻痺」といい、胸に何かがのっている感覚や幻聴や幻覚があるのは世界中のデフォであることも知った。
ネット上の英語で「troll」という単語を良く見かけるのだが、これは、「荒らし」「釣り」「あおり」と言ったネット用語の意味だとわかった。これら辞書にはのってない生きた英語だ。
Lang-8を見る限り、日本語学習に熱心なのは中国語圏の20前後の女性が多いようにみうけられる。続いては英語圏の方だ。以前のデジクリに書いたように、今のJ-POPサブカルチャーはヨーロッパや米国の10代女性間で盛り上がってるので、その流れだと思う。
Lang-8 < http://lang-8.com/
>
【出渕亮一朗】ryoichiro.debuchi@gmail.com
< http://www.debuchi.com
>