写真のアナログなフィルムと印画紙は消えつつあり、デジタルカメラとデジタルデータにほぼ移行した現在であるが、写真の閲覧という意味では、まだまだ移行期にあると思う。
自分が友人達と飲んでいる時とか、あるいはレストランで隣の陽気におしゃべりしているグループを横目で見ると、何か面白いネタがあったんだろう、スマホを取り出して覗き込むように向かい合わせの人が小さな画面を見ている。
これなら、焼き増ししてもらった写真を回して見せていた時代のほうがまだ勝っていたと思う。
スマートフォンやタブレット的なもので写真を見たり整理したりするのは、時代の流れであることは間違いない。
自分が友人達と飲んでいる時とか、あるいはレストランで隣の陽気におしゃべりしているグループを横目で見ると、何か面白いネタがあったんだろう、スマホを取り出して覗き込むように向かい合わせの人が小さな画面を見ている。
これなら、焼き増ししてもらった写真を回して見せていた時代のほうがまだ勝っていたと思う。
スマートフォンやタブレット的なもので写真を見たり整理したりするのは、時代の流れであることは間違いない。
保存場所の節約、紙資源の節約、劣化耐久性、持ち運び、見せる時のスマートさ、反射光でなく自己発光による美しさとメリットは数多い。
クラウドにして写真データを共有して〜とかいうやり方も当然あるが、話が盛り上がっている時に「じゃあ、いまからこの設定で写真を共有してね」とか言ってると話の流れを止めてしまう。
そこで写真を見る/見せるための、デジタルフォトガジェットを考えてみた。大きさはiPad-miniくらいでよいと思う。薄くて軽量、値段は2万円以下。
閲覧専用ということで電子書籍リーダーに機能統合してもよい。なぜ今のタブレットではいけないかというと、データにプライバシーがないからだ。
先に話したように、スマホを見せるときに相手に渡したりはしない。それはいろいろ大事なデータがあるからだ。
メールを見られたり、悪意があれば消されたり、勝手にメールを送られるかもしれない。twitterのTLやブラウザの閲覧履歴を見られるかもしれない。
このガシェットの売りは、他人に手渡して見せることができることだ。参考となるのはUNIXだ。このOSは、その昔コンピュータが高価で一台を複数の人が使うことを目的に考えられたものだから、ファイル、フォルダーごとに個人専用か公開かの設定が細かくできる。
まず、個人モードと公開モードが切り替えられるようにする。個人モードでは普通に使えるが、公開モードでは指定されたホルダーしか開くことができず、写真を見ることはできるが消すことはできない。
モードの切り替えはパスワードを入れるのが常套だと思うが、けっこう面倒だ。そこで指紋認証機能を付けるというのはどうだろう? 登録された本人のタッチは管理者操作と認識し、それ以外の人のタッチ操作は公開専用機能しか使えないとすればよいはずだ。
指紋認証は詳しくないが、もしスキャナー機能を付ければよいならば、スマフォやタブレットに+αで付け加えるべき機能があるとしたら、スキャナーが挙げられると思うのでちょうどよいかも。
印刷物の記録は、カメラでは歪んだりライティングがうまくいかなかったりしてイマイチだ。タブレットの上に印刷物を裏向きに置いて、サイドのボタンを押すだけ。
または、自宅ならばPCからコントロールして普通のスキャナーのように画像確認しながらスキャンができる。たとえば、名刺をもらったらポンとスキャンして、デジタルデータとして保存整理しておくとか。まあ、大きなものはダメだけどね。
お・ま・け
スマフォの欠点のひとつは文字入力だと思う。私の場合、あいぽんでキー入力すると打ち間違えるのがデフォだ。音声認識もあるけど人に聞かれるのが恥ずかしい。
そこで第三の入力装置として、カメラを使って読唇するというのはどうだろう?個人に合わせてキャリブレーションをしっかりやって、音声認識の予測機能を使えばなんとかならないかな?
お・ま・け2
iPhone専用アプリ 見てる女やさかい。< http://watching.jp/
>
10年位前に作った3Dチャットボットと同じ喋り方をしたので笑った。やっぱりこうなるのかな。しかし、いきなり「私の好きなガンダムのキャラクターは○○よ。」は購買層を決めつけすぎ。
もうひとつ
先日のD.E.K.A.二人展(出渕亮一朗×金箱淳一)「机上の音像」のPVです。
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【出渕亮一朗 でぶち りょういちろう】
ryoichiro.debuchi@gmail.com
< http://www.debuchi.com
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