すっかり春ですねぇ。関西では、桜ももう葉が出て来てしまいました。結局花見にも行けずでしたが、歩いていると公園の桜とか、道ばたの桜とか、日本は本当に桜が多くて、この季節は気持ちいいです。
って、そんな話ではなく、新しく導入したレーザー彫刻機と、前回に引き続き、3Dプリンターの事をちょっと書いてみます。
って、そんな話ではなく、新しく導入したレーザー彫刻機と、前回に引き続き、3Dプリンターの事をちょっと書いてみます。
僕の仕事は、元々は3DCGをメインにして、ここ10年くらいやってきたんですが、以前模型製作会社に勤めていたこともあり、この3Dプリンターの出現で、ここ2年くらいは模型製作にシフトしつつあるんですよね。
建築模型や科学館での展示模型、展示会等で展示する模型なんかがメインです。レーザー彫刻機は、もうかなり前からある機械で、レーザーで平面の板に彫刻を入れたり、切ったり出来る工作機械です。
これまで、外注さんにお願いしてきたんですが、模型の製作仕事が増えるにつれて、外注費がかなりかさむようになってきました。そこで、算出してみた結果、入れた方が良いという結果になった訳です。
レーザー彫刻機というのは、アクリル板や木板、皮なんかを切ったり彫刻したりする機械です。彫刻って聞くと、立体物を想像しますが、このレーザー彫刻機での場合は、凹凸をつけて名前等を彫る事を意味します。
ある程度、レイヤを分ける事で、レーザーの出力やスピードを変えて、凹凸を付ける事も可能。木や皮なんかは、焼き印みたいな表現も出来る訳です。紙なんかも、かなり精密な切り抜きが可能で、最近ではそういった工作キットも出て来ています。
金属を切ったりするレーザー彫刻機もありますが、かなり高価で、僕は滅多にない事なので、出力の小さいアクリル用を導入しました。
これが、結構難しいんですよね。コツというか、素材や厚さによって、カットする出力量やスピードが違ってきます。そういったデータ収集をして、初めて使えるようになるんだな〜と思いました。
という事で、ここ2〜3日は色々な厚さのアクリルをカット、彫刻してみて、データを収集しています。アクリル板も、キャストと押し出し、という二種が存在します。これもデータを取ってみようと思っています。
3Dプリンターも同じようなもので、どういった設定で出力すれば、一番良い結果になるのか? という事を、どんどん出力してデータを取る必要があります。
適当な数値で出力しても、それなりのものは出来ますが、より繊細できれいな出力物を作るか、という事は、そういった積み重ねが必要になります。
最終、どう使うかによって、出力する3Dプリンターの種類を選定する事もありますし、同じプリンターでも、出力する積層ピッチやスピード等、その場合に応じた出力方法を選び出すには、色々なプリンターを実際に使ってみて、その性質を知る事が重要になります。
データや文章等でもある程度の知識は得られますが、やはり実際に使用するという事が、とても重要なポイントになってきますね。
そこは、山本五十六曰く
「やってみせ、言って聞かせて、させてみて。褒めてやらねば、人は動かじ」のように、「買ってみて、データ作って、出してみて。繰り返さねば、腕はあがらず」って感じでしょうか。
え? なんか変? ま、そういう事なんですよ。多分。
やっぱり、積み重ねが一番なんですよね。知識だけで、分かっているような気持ちにもなりますが、やはり実際に使って触って失敗して、その積み重ねをバネとして行かなアカン! と思う訳です。
新しく導入したUV硬化式の3Dプリンター「B9creator」も、まだまだ色々と出力してみて、そのクセを早くつかんで行かないといけません。
来週からバッタバタになりそうなので、そういったデータ収集は、今週頑張ってなんとか使えるようにして、それからは毎日コツコツやっていくしかないな〜と思ってます。
四捨五入したら、もう50に手が届きそうな感じの僕が、これからまた勉強せんとイカン訳ですが、好きな事はどんどん勉強出来ますね。学生時代は勉強なんてあんまりしませんでしたが、働くようになってからの方が真剣に勉強するようになりました(笑)。
まあ、そんなもんですね。
え? これも変?
まあ、そういう人間も世間にはいる訳です。はい。楽しいぞ〜。
【織田隆治】FULL DIMENSIONS STUDIO(フル ディメンションズ スタジオ)
< http://www.f-d-studio.jp
>
新しくレーザーも入れたんで、固定費上がったなぁ……。仕事営業しなきゃ!
でも、趣味でも色々作りたいんですよねぇ……。贅沢な悩み。
建築模型や科学館での展示模型、展示会等で展示する模型なんかがメインです。レーザー彫刻機は、もうかなり前からある機械で、レーザーで平面の板に彫刻を入れたり、切ったり出来る工作機械です。
これまで、外注さんにお願いしてきたんですが、模型の製作仕事が増えるにつれて、外注費がかなりかさむようになってきました。そこで、算出してみた結果、入れた方が良いという結果になった訳です。
レーザー彫刻機というのは、アクリル板や木板、皮なんかを切ったり彫刻したりする機械です。彫刻って聞くと、立体物を想像しますが、このレーザー彫刻機での場合は、凹凸をつけて名前等を彫る事を意味します。
ある程度、レイヤを分ける事で、レーザーの出力やスピードを変えて、凹凸を付ける事も可能。木や皮なんかは、焼き印みたいな表現も出来る訳です。紙なんかも、かなり精密な切り抜きが可能で、最近ではそういった工作キットも出て来ています。
金属を切ったりするレーザー彫刻機もありますが、かなり高価で、僕は滅多にない事なので、出力の小さいアクリル用を導入しました。
これが、結構難しいんですよね。コツというか、素材や厚さによって、カットする出力量やスピードが違ってきます。そういったデータ収集をして、初めて使えるようになるんだな〜と思いました。
という事で、ここ2〜3日は色々な厚さのアクリルをカット、彫刻してみて、データを収集しています。アクリル板も、キャストと押し出し、という二種が存在します。これもデータを取ってみようと思っています。
3Dプリンターも同じようなもので、どういった設定で出力すれば、一番良い結果になるのか? という事を、どんどん出力してデータを取る必要があります。
適当な数値で出力しても、それなりのものは出来ますが、より繊細できれいな出力物を作るか、という事は、そういった積み重ねが必要になります。
最終、どう使うかによって、出力する3Dプリンターの種類を選定する事もありますし、同じプリンターでも、出力する積層ピッチやスピード等、その場合に応じた出力方法を選び出すには、色々なプリンターを実際に使ってみて、その性質を知る事が重要になります。
データや文章等でもある程度の知識は得られますが、やはり実際に使用するという事が、とても重要なポイントになってきますね。
そこは、山本五十六曰く
「やってみせ、言って聞かせて、させてみて。褒めてやらねば、人は動かじ」のように、「買ってみて、データ作って、出してみて。繰り返さねば、腕はあがらず」って感じでしょうか。
え? なんか変? ま、そういう事なんですよ。多分。
やっぱり、積み重ねが一番なんですよね。知識だけで、分かっているような気持ちにもなりますが、やはり実際に使って触って失敗して、その積み重ねをバネとして行かなアカン! と思う訳です。
新しく導入したUV硬化式の3Dプリンター「B9creator」も、まだまだ色々と出力してみて、そのクセを早くつかんで行かないといけません。
来週からバッタバタになりそうなので、そういったデータ収集は、今週頑張ってなんとか使えるようにして、それからは毎日コツコツやっていくしかないな〜と思ってます。
四捨五入したら、もう50に手が届きそうな感じの僕が、これからまた勉強せんとイカン訳ですが、好きな事はどんどん勉強出来ますね。学生時代は勉強なんてあんまりしませんでしたが、働くようになってからの方が真剣に勉強するようになりました(笑)。
まあ、そんなもんですね。
え? これも変?
まあ、そういう人間も世間にはいる訳です。はい。楽しいぞ〜。
【織田隆治】FULL DIMENSIONS STUDIO(フル ディメンションズ スタジオ)
< http://www.f-d-studio.jp
>
新しくレーザーも入れたんで、固定費上がったなぁ……。仕事営業しなきゃ!
でも、趣味でも色々作りたいんですよねぇ……。贅沢な悩み。