[4353] いろんな痛みを飛ばす方法

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《浮浪者役として出演》

■装飾山イバラ道[201]
 いろんな痛みを飛ばす方法
 武田瑛夢

■Scenes Around Me[05]
 岡画郎の展示(1:1995年4月~1996年4月)
 関根正幸

■イベント案内
 映像作品の上映会 / 鯉沼愛実監督『ささくれ』
 GrowHair




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■装飾山イバラ道[201]
いろんな痛みを飛ばす方法

武田瑛夢
https://bn.dgcr.com/archives/20170530110300.html

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最近、学校で先生方が集まると、体のどこが痛いかという話になることが多い。大小はあるけれど、皆何かしらの不調を抱えている。

特に肩や肘などの関節の痛みは年齢的な要因も大きいので、痛み解決のための情報はありがたい。どのぐらいの年齢で始まって、どう治っていくのか、もしくは治らないのかについて、恐ろしいけれど聞きたいのだ。

四十肩や五十肩と言われるものも、ぴったり年齢に当てはまるわけではないけれど、なぜか一度は痛くなって年齢を実感させられる通過点のような気がする。

私は最近は右肘が痛くて、症状はテニスをした時に起こる「テニス肘」に近いみたいだ。ただ私の場合はテニスをしないので、これが「ゲーム肘」であるのは自分で気がついている(笑)。だって、ゲームをすると痛いから。

幸いパソコンをしている時や、家事をしている時にはさほど痛まない。

今やっているマリオカート8DXは、インターネット対戦の場合は他人と遊ぶので、平日は夕飯が終わった時間帯が一番参加者が多いようだ。同じぐらいのレートの人が集まるので、全体数が多いのがわかるのだ。

日本人の比率は高いけれど、世界中の人とつながるモードを選んでカーレースをする。

レートの数値は1000から始まって、レースの勝敗で加点や減点がされて変化していく。強さを示す数値ではないけれど、これで大体の経験値がわかる。同じレート帯の人が多い時間にレースをした方が、負け続けることが少なくて楽しいのだ。

コントローラーを手に持つ時に、肘を曲げて両手首で角度を保ったままボタンを押したりするのが良くないようだ。一定の角度に保つ動きは、短い時間だと気にならないけれど、長くなるとそこに繋がっている大きな筋肉に疲労が蓄積していく。

たいして激しく動かしたわけでもないのに、嫌な痛みが残って消えないことに後で気づく。若い頃と違って、自分の修復能力が追いつかなくて、中途半端な修復途中の筋肉をまた使うのだから治るわけがないのだ。

わかっているんだけど、世界各国のお友達とアイテムを投げ合うのが楽しくてやめられない(本来はカーレースのはずだけれど)。

●英語で「痛いの痛いの飛んでいけ」は?

肘が痛いなーと思いながら「痛いの痛いの飛んでいけ」の歌を思い出した。ちょっと気になって、その英訳を調べてみたら色々あった。

その中の「Pain pain go away.」があまりに日本語と似ているので、本当なのかちょっと疑った。言葉数といい、日本の歌のメロディそのままでもいけそうではないか。

ネットで調べてみると、このフレーズは医療機器メーカーのニプロのCM「世界のおまじない編」でも取り上げられていて本当みたいだ。

CMを見てみたらメロディは違っていた。痛みなんかどっかへ飛んで行けという発想はどこでも同じようで、各国に似たようなおまじないの言葉があるらしい。

傷が痛い子供にはお母さんの優しい言葉でそう言われれば、本当に痛みが和らぐのだと思う。人に言ってもらえるおまじないは、人からもらうお守りと同じようによく効くはずだ。

最近テレビ番組で、銭湯の朝風呂でお互いの背中を流し合うおじいちゃんたちを見て同じようなことを思った。人に背中を流してもらうのは、手の届かないところを洗う以上の効果があるだろう。

お風呂で人に背中流してやろうじゃないかと言われて、それを受け入れられる関係って、今見せられるとすごくいい感じに見えた。

家族以外に背中を流してもらえるのだ。高齢化社会だけれど、昔の銭湯のような関係があれば解決することは多いような気がする。

現代は個々の生活が細かく仕切られて、見えにくいので心配になってくる。ちょっとしたストレスも心の痛みも、飛んでいくような声の掛け合いができる場が必要なのだ。

私の行っているスポーツジムも昔とだいぶ客層が変わり、高齢者が多い。家のお風呂よりも大きな、ジムのお風呂に入りたい気持ちはよくわかる。

入浴中に具合が悪くなるなど、何かあっても人がいる安心感もあると思う。世間話も大切だろうし、来ているおばあちゃんたちは幸せそうに見える。

どこかの常連になっておくというのも、生活をうまく回す方法だと思う。少しづつ巡回ルートに組み込んで、新しいことも取り入れる。私は社交的な方ではないけれど、声を掛け合える関係を増やしていきたいと思う。

自分の肘の痛さは、シップを貼ってなんとかしのいでいる。新しい治療法で、思いっきり痛いけれどよく効くのがあるみたいだ。

長く続く痛みを取るために、急激に痛い思いを一回すればいいとしたら?どっちも嫌でなかなか答えが出ない。しばらくゲームをしなきゃいいという簡単な答えがあるけれど……。


【武田瑛夢/たけだえいむ】eimu@eimu.com
装飾アートの総本山WEBサイト"デコラティブマウンテン"
http://www.eimu.com/


マリオカート8DXで使っているキャラはネコピーチ。ネコの着ぐるみを着ているピンク色のピーチ姫で可愛いけれど、これからの季節には暑苦しいような気もする。


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■Scenes Around Me[05]
岡画郎の展示(1:1995年4月〜1996年4月)
記録活動を始める直接のきっかけ

関根正幸
https://bn.dgcr.com/archives/20170530110200.html

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1995年11月以来、定例会に通うようになった高円寺岡画郎でどういう展示が行われていたか、数回に分けて私自身の思い出を交えて記すことにします。

高円寺岡画郎の展示に関しては、かつて、岡画郎のサイトに一覧が掲載されていたのですが、サーバーごと消失しています。
(www1.linkclub.or.jp/~okagarou)

幸い、インターネット・アーカイブにデータが保存されているのでスクリーンショットを紹介します。

1995~1996年
https://c1.staticflickr.com/5/4189/34612848691_9572798a75_c

1997年以降
https://c1.staticflickr.com/5/4195/33935170013_de058d31c6_c

この一覧を見た正直な感想は、自分で写真に記録した展示はほんの一部でしかなかったこと、しかも、写真に撮らなかったものの中には、展示内容を失念していたものがあったということでした。

幸い、部屋の中から発掘されたミニコミ「ラ・岡っぷり」第4号に最初の一年間の展示内容が紹介されていたので引用します(一部の展示を除き、定例会についての内容は割愛しました)。

ちなみに、「ラ・岡っぷり」というネーミングは、ミニコミのタイトルを定例会で決めた際、「ラ・岡」と「岡っぷり」という二つの案が拮抗したため、二案を合わせたものです。

●○

・1995年4月 岡画郎企画「窓際族」

展示スペースを会社に見立てて小さな机を置き、背広を来た人がヒマそうにしている展示。ベランダではたまに煙草を吸ったり、缶コーヒーを飲んだりしていた。

・5月 児嶋徳郎、児嶋扶砂子「PISS MAKER」

布団に尿でピストルと弾丸跡の形のシミを作り、おねしょとしてベランダに干す。作家(兄妹)の写真も展示。

・6月 丸井隆人「恋愛を機械とした居住計画」

ベラスケス「織女たち」の人物配置の構造を引用し、カーテンに影絵を映した。作家が週替わりのテーマを用意、この頃から定例会が積極的に行われるようになる。

・7月 木村美江「文通希望」

作家と不特定多数の観客との文通で、展示された手紙に対し、道の向かいに設置された芳名帳に観客が返事を書き、それを見た作家がその返事を展示した。定例会はすべて筆談で行われた。

・8月 樋口政樹「虫がつく夏」

牧瀬里穂の絵を展示し、それを囲むように誘蛾灯を設置して虫を集めようとした。結局、虫は集まらなかった。

・9月 佐藤えり子、ボブ「X・O・M・E」

UFOを呼ぼうという企画。道向かいの双眼鏡脇にアンテナや電波発信受信装置を設置し、UFOとのコンタクトを試みた。

・10月 岡画郎企画「テレフォンお見合いWINDOW展」

日替りで展示やパフォーマンスをする(水曜は休み)。道の向かいに設置されていた公衆電話から、作家に電話出来た。

各日の展示内容は、アーティスト・小説家・ミュージシャンのAKIRA(杉山明)さんのサイトに詳しい解説があります。
http://www.akiramania.com/profile/fooka.html


この企画は好評で、1996年10月と1998年4月にも第2弾、第3弾が開催され、そちらには私も参加しました。

・11月 岡画郎企画「常設展」

展示用に立てていた壁を取り除き、部屋の中を丸見えにし、岡さんの生活を展示した。

前述の通り、私が最初に岡画郎に行った時に行われていた展示です。

この時制作された「常設展」という看板は、長らく岡画郎内に置かれていて、現在も蟻鱒鳶ルの片隅に残っていると思います。

・12月 園子温「ハチ公増殖計画」

東京ガガガの提唱する「ハチ公増殖計画」の一環として、岡画郎に型どりしたハチ公を展示。新しい待合せ場所を考えようという趣旨。

昨年高円寺Garterで行われた園さんの展示でも、ハチ公のレプリカが展示されていたので、ご覧になられた方もいるかもしれません。

●○●

・1996年1月 斉藤晋「わらしべ長者」

「わら」から物々交換を始めやがて長者になろうという展示。最後はポットふたつと高木ブーのサインに。

斉藤君は毎週物々交換の成果を報告書にまとめて配布していました。その後、「ラ・岡っぷり」の編集を手がけました。

・2月 岡画郎企画「受験」

受験番号を配り合格者を発表した(補欠合格者あり)。定例会では受験というテーマに沿って、毎週4コマの多岐にわたる授業が行われた。

初期の展示の記録をしていた本多晃子さんが仕事の都合で撮影に来れず、代わりに望遠レンズを持っている知人に、記録写真の撮影を頼んだ記憶があります。

それと、土曜日の定例会で数学の授業を依頼され、無限の数え方について話をしました。

・3月 岡画郎企画「休郎展」

休みがテーマで、毎週土曜日の定例会で週ごとの作家を話し合いで選出した。

1週目 三浦りか : 窓にふとんをはる。休日はおふとんで。
2週目 小川てつオ : 窓に「床」という文字を二つ書く。「家の全部が床だったらいいなあと思った」のだそう。
3週目 みとなおみ : 3月すべて休みの赤いカレンダーを展示。
4週目 岡ガロウ :「ラララ〜ルルルルル〜(以下略)」と窓に綿で字を書く。春っぽく。

・4月 AKIRA「高円寺新名所巡り」

AKIRAさんがツアーガイドになって、高円寺の隠れ名所をなわとびバスに乗って回る。窓は旅行会社になり、ツアー参加を呼びかけた。

高円寺駅南口で待ち合わせをしていたとき、AKIRAさんとアンディ・ウォーホルの話で盛り上がった記憶があります。

その直前に東京都現代美術館で開催されたアンディ・ウォーホル展を見に行って、シルクスクリーンの版画がキャンバスの側面まで回り込んでいたと話したところ、ウォーホルは金持ちだから、大きな布にシルクで刷った後、キャンバスに畳んでいると教えてもらいました。

後で知ったのですが、AKIRAさんはアメリカ放浪中にアンディ・ウォーホルの奨学金をもらって美術学校に入学したのことで、その縁あってか、翌年AKIRAさんが原宿DUGで開催した「偽アンディ・ウォーホル展」のスタッフをやることになりました。

さらに、その経験が記録活動を始める直接のきっかけになりました。

●○●○

1998年11月19日 三軒茶屋シアタートラム

この年は土方巽13回忌に当たり、それを記念する舞踏公演のシリーズが企画されました。

そして、そのシリーズの一日、土方巽の晩年に美術を担当された吉江庄三氏の公演に、音を拾い集める浮浪者役として出演しました。

出演することになった具体的な経緯は思い出せませんが、岡さんが和栗由紀夫氏(土方巽の弟子)が主宰する好善社のダンサーだったことから、岡さんの代わりの出演だったのかもしれません。

https://c1.staticflickr.com/5/4244/34752889452_d0279594af_c

この写真は、公演中に舞踏手のライフマスクをとった石膏の面を、公演終了後に撮影したもの。

黒い布の上に白い面が置いてあったため、露出オーバーで面が発光しています。


【せきね・まさゆき】sekinema@hotmail.com
http://www.geocities.jp/sekinemajp/photos


1965年生まれ。非常勤で数学を教えるかたわら、中山道、庚申塔の様な自転車で移動中に気になったものや、ライブ、美術展、パフォーマンスなどの写真を雑多に撮影しています。記録魔。


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■イベント案内
映像作品の上映会 / 鯉沼愛実監督『ささくれ』

GrowHair
https://bn.dgcr.com/archives/20170530110100.html

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『ささくれ』と題する文章を残して、デジクリを去っていったこいぬまめぐみさんが、映像作品を制作した。タイトルは『ささくれ』。

  せわしない日々の中で
  押圧され続けたちいさな歪みは
  いくつも重なり、
  その傷口は深みを増していった。
  「実はわたし、精神的な病気なの」

個人ブログにインタビュー記事を書きたいからと、鯉沼さんから私に取材の申し入れがあった。OKすると、みずからセーラー服に着替えて取材してくれた。2015年7月19日(日)のこと。猛烈に暑い日だった。

インタビュー記事は、いまだに世に出ていない。

私の前にたわしおじさんを取材していて、いい文章と思った。

https://note.mu/koinuma_megumi/n/n082dd1f1270e


デジクリに書かないかと薦めてみた。2015年10月27日(火)から、2016年2月26日(金)まで8回書いてくれた。

https://bn.dgcr.com/archives/%E3%81%93%E3%81%84%E3%81%AC%E3%81%BE%E3%82%81%E3%81%90%E3%81%BF/


最後は『ささくれ』と題する文章を残して、デジクリから去っていった。私からの「お疲れさま」メールにも返信がなかった。

鯉沼さんの卒業制作映像が上映されるという知らせは、本人からではなく、たわしおじさんから来た。しかも、当日に。2016年12月16日(金)のこと。

武蔵大学のゼミ生による卒業制作映像の上映会。鯉沼さんのは一番最後、8:20pmからだったので、私は仕事帰りに見に行くことができた。

家庭内のごたごたがそのままダダ漏れなドキュメンタリー。

学生が、ゼミの課題として、予算もない中で一人で制作した映像なので、クオリティはもちろん「それなり」だけど。妙にえぐってくる力があった。

ゲストとして招かれていた纐纈あや監督は、「これを作ってくれて、ありがとうございました」とコメントしていた。

たわしおじさんの友人である平本仁一氏は、鯉沼さんの文章に惹かれ、映像もきっとおもしろいに違いないと見に行った。心を激しく揺さぶられ、この素晴らしい作品を卒業制作発表会で終わらせるのはもったいないとの思いから、今度の上映会を企画した。

名称:ささくれ上映会
日時:6月25日(日)3:00pm 〜 5:00pm
場所:池袋「月の砂漠」(ヨルダン料理レストラン)東京都豊島区西池袋 1-26-5 東山ビル2階(池袋駅西口徒歩1分)
http://tsukinosabaku.com/


上映作品:鯉沼愛実監督『ささくれ』
参加費:500円
上映会告知ページ:
https://www.facebook.com/events/283266285456884/


【GrowHair】GrowHair@yahoo.co.jp
セーラー服仙人カメコ。アイデンティティ拡散。
http://www.growhair-jk.com/



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編集後記(05/30)

●ひとつの新聞記事と、いま平行して読んでいる二冊の本が、たまたま囲碁に関係するものだった。新聞は5月28日朝刊、「囲碁AI 圧倒3連勝」という見出し。米グーグル傘下の英グーグル・ディープマインド社が開発した囲碁の人工知能(AI)「アルファ碁」が、世界最強の中国人棋士・柯潔九段に完勝した。

柯潔は「アルファ碁は強すぎて苦しい相手だった」と完敗を認めた。グーグル・ディープマインド社のデミス・ハサビスCEOは「アルファ碁は新たな知恵を古いゲームに吹き入れた」と語り、莫大な金※を使ったプロジェクトを「これを機に人間との対局は終える」と発表した。彼は以前から羽生善治の大ファンだ。

2016年5月15日放送、NHKスペシャル「天使か悪魔か 羽生善治 人工知能を探る」の取材で二人は対話し、人工知能の開発はとどまることはない、それを前提に人類は前進しなければならない、という見解で一致する。アルファ碁は単なるソフトウエアである。そのアルゴリズムの基本が「ディープラーニング」だ。

端的に言うと「学習の仕方を覚える仕組み」である。アルファ碁はそれに加えて、次に打つ手を絞るアルゴリズムを取り入れている。必要最小限の深読みから、最善手を選び出す。「モンテカルロ法」と呼ばれる、エンジニアにとってお馴染みの手法だ。これらのコンセプトは30年も前からあるのだという。

ただその計算には膨大な演算処理を並列して行うこと必要で、それができるハードウエアが当時は存在しなかった。いまやコンピュータはそれらの計算を現実的な時間で処理可能にした。さらに重要なのが、インターネットとIoTデバイスの登場だ。AIは膨大な量のデータを活用できるようになったのだ。

羽生善治という現代最高の知性が人工知能をどう考えているのか、それがNHK出版新書「人工知能の核心」である。将棋の永世名人と人工知能の組合せは最高にエキサイティングだ。実は人工知能に携わる世界中の研究者が、羽生が人工知能をどう考えているか興味津々だったから、取材は円滑に行われたそうだ。

もうひとつの囲碁関係の本、百田尚樹「幻庵」は、ズバリ幕末の囲碁界を舞台にした、四つの家元の命懸けの勝負を描く。主要な登場人物は19人、巻末に31のおもな囲碁用語の解説があるが、とにかく囲碁を知らぬ者にとって、ほとんど意味不明で怒濤の展開。そんなの面白いのかというと、すごく面白いのだ。

※アルファ碁が2016年3月に、何度も囲碁世界一位にランクされた韓国のイセドルに勝利したとき、CPU 1202台、GPU 176台を並列させ、それを数台のサーバーにネットワーク接続して分散処理させた。一説には一局対局する電気代だけで100万円以上。グーグルはディープマインド社を約500億円で買収し、アルファ碁にかけた時間は2年、費用は60億円とも。嗚呼、なんでそこまで。 (柴田)

「人工知能の核心」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140885114/dgcrcom-22/


百田尚樹「幻庵」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4163905693/dgcrcom-22/



●ダイエット続き。本当は摂取カロリーも記録した方がいいのだけれど、計算が面倒くさいのと、アバウトすぎるのがイヤ。例えばGoogleさんに「ラーメン カロリー」と聞いてみると、「436.2kcal」と出てくる。

塩ラーメンもとんこつも同じなわけ? スープを飲み干すのと、残すのとでは? その上「100gあたり」とある。お店にスケール持ち込むか、店員さんに、このラーメンは何gなんですかと聞かないといけないっ。ムリ、私にはムリ!

実際のところはどうなのかと思いながら記録するのは私にはムリ。そんなアバウトなのを記録してもなぁと一瞬でも考えてしまうと続かない。目安なんだから軽く考えればいいのに。

本気の人はカロリー計算をすれば良い。私は今と同じ生活をした上で、まったく動かない→少し動く、で長期スパンで少しスッキリすればいい。続く。 (hammer.mule)

「ラーメン カロリー」
https://www.google.co.jp/search?q=ラーメン+カロリー


ラーメンのカロリー (1人分)500kcal
http://www.eiyoukeisan.com/calorie/gramphoto/zryouri/ramen.html