《知っていますか「ワーケーション」》
■crossroads[92]
新型コロナウイルスが変える社会・楽
若林健一
■Scenes Around Me[77]
小川てつオくんのこと[11]
イベント「ヨパクラ」で撮った写真[1](2001年7月)
関根正幸
■エセー物語(エッセイ+超短編ストーリー)[55]
せんたくの話 サンダル
海音寺ジョー
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■crossroads[92]
新型コロナウイルスが変える社会・楽
若林健一
https://bn.dgcr.com/archives/20200818110300.html
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こんにちは、若林です。
今回は「新型コロナウイルスが変える社会」について、「楽(娯楽)」をテーマに自分の考えを述べていきたいと思います。過去6回の記事については、こちらをご覧ください。
新型コロナウイルスが変える社会
https://bn.dgcr.com/archives/20200519110100.html
新型コロナウイルスが変える社会・衣
https://bn.dgcr.com/archives/20200602110100.html
新型コロナウイルスが変える社会・食
https://bn.dgcr.com/archives/20200616110100.html
新型コロナウイルスが変える社会・住
https://bn.dgcr.com/archives/20200630110100.html
新型コロナウイルスが変える社会・育
https://bn.dgcr.com/archives/20200714110100.html
新型コロナウイルスが変える社会・働
https://bn.dgcr.com/archives/20200728110100.html
■「楽」に関する短期の変化
娯楽に関係する変化はたくさんありましたね。ライブやスポーツは無観客(最近は少し入れるようになりましたが)になり、飲み会はオンラインになり、旅行は自粛ムードになっています。
私自身もライブが好きで、Billboard Live Osakaというライブハウスの会員なのですが、一時期は毎週のメールマガジンが中止のお知らせばかりで気が滅入いりました。
今は少しずつ再開していますが、客席数は50%以下に減らし、もちろんスタッフはマスクやフェイスシールド着用、入店時には手指消毒が必須。今の状況を考えれば仕方がないとはいうものの、興醒めの感は否めません。
とはいえ、とにかく苦しいエンターテイメント業界。いろんな工夫をされていますし、今の状況を乗り越えた時にエンターテインメント業界が何も残っていなかった、という状況だけは避けたいので、自分のできる形でエンターテインメント業界へコミットするつもりです。
旅行業界も大きな打撃があった業界のひとつ。
先日「Go Toキャンペーン」が物議をかもしましたが、私の周りでも旅行に行ったという話を聞かないことを考えれば、効果はあまりでていないのかもしれません。
旅行に行けないということへの反動と、アウトドアなら安全という意識が生まれているのか、地方のキャンプ場や河川などには多くの人が集まっているそうです。
管理されているキャンプ場であれば入場制限が可能ですが、管理ができない河川の場合は、人が集まりやすいので本当に注意が必要。
出かけたい気持ちはわかりますが、今は分散が必要な時期ですし、オンラインを活用した新しい楽しさも生まれているので、自宅近辺でのアクティビティを考えていだければと思います。
■「楽」に関する長期の変化
私が長期的な変化として期待していることのひとつに、「ワーケーション」があります。「ワーク」と「バケーション」を組み合わせた造語で、休暇先で働くという考え方です。
この言葉も一時期話題になり「遊びにいってるのに働くなんて無理、休暇先で会社のメールなんて絶対見ない」という声も多くありました。これは、政府を含めて「ワーケーション」に一週間程度の滞在をイメージされていたため生まれた、誤解によるものだと思います。
一週間程度の休暇で遊びに行っているのに、その中で働くのであれば全然休みじゃないじゃん! と思えてしまうのは仕方がありません。
本当に「休暇先で働く」を実践するのであれば、最低でも一か月、平均的に三か月ぐらいは滞在しなければ意味がありませんし、「ワーケーション」というのは本来そういうものだと思います。
よく考えてみてください。「リモートワーク」という働き方が本当に一般的になれば、働く場所はどこでもよくなるんです。であればそれは自宅でなくてもいいし、リゾート地や仕事が終わったらすぐに遊びに出かけられるところでも全然構わない。
そう考えれば「休暇先で働く」というのことが、具体的にイメージできるのではないでしょうか?
「ワーケーション」は「リモートワーク」の延長であり、ほぼ同じ意味だと私は理解しています。
前提となる「リモートワーク」の普及にも、もう少し時間がかかるとは思います。しかし、「リモートワーク」の延長という視点で「ワーケーション」を議論できれば、「ワーケーション」の普及は早い時期にくるのではないかと思います。
旅行=遊びの考え方を脱すれば、旅行業界にも新しいビジネスが生まれ、今まで日の当たらなかったところにもチャンスが生まれてくるでしょう。「ワーケーション」の今後に期待です。
■最後に
7回にわたって、新型コロナウイルスが変える社会をテーマにお届けしてきました。書いたあとに「これもいれておけばよかった」と思うことも多々あり、まだまだ考えられること可能性がたくさんあると気づかされます。
良いことが少ない現在ですが、新しいことを生み出す機会、これまで進まなかったことが進むきっかけと考えて前向きに取り組んでいきたいと思います。
【若林健一 / kwaka1208】
https://crssrds.jp/aboutus/
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■Scenes Around Me[77]
小川てつオくんのこと[11]
イベント「ヨパクラ」で撮った写真[1](2001年7月)
関根正幸
https://bn.dgcr.com/archives/20200728110200.html
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小川てつオくんは、2003年5月に私の部屋に居候したのを最後に居候ライフをやめ、代々木公園のテント村でテント生活をはじめました。
写真は2003年6月に、代々木公園のテント村に初めて行った時に撮影したもの。
以前にも書いたとおり、てつオくんは兄である小川恭平くんと「劇団耳だれ?」を結成、1999年9月から12月にかけて、湘南〜熱海をテント泊をしながら自転車で移動し、パフォーマンスを行いました。
また、2000年1月から4月にかけて、てつオくんたちは上野公園内にあったテント村で、テント生活を送りました。
てつオくんが代々木公園でテント生活を行うようになったのは、劇団耳だれ?や、上野公園での経験があったからだと思います。
ただ、てつオくんが代々木公園を選んだのは、岡画郎の岡啓輔さんや、てつオくんたちが代々木公園でイベント「ヨヨギ・パーティー・クラブ」(以下、ヨパクラと記)を始めたことが、きっかけになっているのかもしれません。
そこで、次回から何回かに分けて、ヨパクラで撮った写真を紹介することにします。
https://mixi.jp/view_community.pl?id=147165
ヨパクラはその名の通り、代々木公園ひょうたん池のほとりで、パーティーを行うイベントでした。
DJが音楽をかけて、踊ったり、寝転んだり、会話してたり、お酒飲んだり、料理を作ったり、運動したり、スケッチしたりと、パーティーに来た人が思い思いの事をして過ごしました。
ヨパクラは、2000年秋から2007年春までの間、冬の寒い時期を除いて、毎月一回、日曜日の午後から夜にかけて開催されました(雨天中止)。
2000年頃は私自身、岡画郎の定例会にあまり顔を出さなかったこともあり、どのようないきさつでヨパクラが始まったのか、くわしくは知りません。
ただ、この頃の岡画郎は展示をあまり行わなくなったこともあり、定例会に新規のお客さんはほとんど来なかったようです。
そこで、岡画郎で人が来るのを待つのではなく、外に出て新たな出会いを探すというコンセプトで、ヨパクラを行うようになったと聞いています。
私は最初、てつオくんからヨパクラの告知をもらいました。
ところが、てつオくんに誘われた回(2001年5月27日)、私は日中高崎市内にいて、中山道の撮影をしていました。
http://sekinema.jugem.jp/?eid=460
夕方になって、代々木公園に向かおうとしたのですが、てつオくんのPHSに電話したところ、パーティーはそろそろ終わりそうだ、と言われて参加を見合わせました。
私がヨパクラに初めて参加したのは、次の回(2001年6月17日)ですが、この日も暗くなってから代々木公園に到着したらしく、夜に撮った写真しか残っていませんでした。
ひょうたん池のほとりに置かれたヨパクラの看板
DJをするてつオくん
【せきね・まさゆき】
sekinema@hotmail.com
http://sekinema.com/photos
1965年生まれ。非常勤で数学を教えるかたわら、中山道、庚申塔の様な自転車で移動中に気になったものや、ライブ、美術展、パフォーマンスなどの写真を雑多に撮影しています。記録魔
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■エセー物語(エッセイ+超短編ストーリー)[55]
せんたくの話
サンダル
海音寺ジョー
https://bn.dgcr.com/archives/20200818110100.html
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◎せんたくの話
命の洗濯の「せんたく」は心をリフレッシュさせる、のんびり気ままに楽しむ、というようなニュアンスだと、学研ひみつシリーズ『ことわざのひみつ』の「鬼のいぬ間のせんたく」という項で小学生の時に知った。だが、そういうのじゃなく、普通の洗濯の話をします。
東京都葛飾区の、新小岩のアパートに住んでた時は、洗濯はコインランドリーだった。乾燥機使用代をケチって、部屋干ししてた。梅雨の時だけ、乾燥機を使った。
その後西に流れて、国分寺市のアパートに移り、そこでは全自動洗濯機を古道具屋で買い、それで済ませてた。狭いベランダがあったので、そこに洗濯機を置き、洗濯ものを干した。
時々、ベランダ越しにお隣さんと話をした。隣に住んでたとまちゃんは、ぼくと同い年で陶芸家を目指していて、一度だけグループ展を見に行ったことがあった。
その後、東大和市の公社住宅に引っ越して、同じ洗濯機をベランダに置いて使っていた。一階だったけど、棟と棟の間隔が広くベランダも広かったので、洗濯ものを干しやすかった。
東京にいる時は衣類ダンスを買うのをケチって、乾いた服は三段ストッカーに突っ込んでた。が、これも徐々にめんどくさくなって、室内干し用のハンガースタンドに引っかけといて、そこから直接ひっぺがしたのを着込んで仕事に行ってた。
その洗濯機が、突如ガガガガと脱水中、モーター音がおかしくなって、斜めドラム式洗濯乾燥機に買い替えた。
当時、というか今もか、斜めドラム式はエネルギー効率が良く、水道代も節約できると持てはやされてて、公社住宅近くの電機屋で出来るだけ値引きしてもらって購入した。
店員は「ベランダ設置も大丈夫」「みんなやってますから」と、元々屋内設置前提だった品をゴリ押ししてきたので、「じゃあいいか」とベランダ設置してもらうことにした。
配送日。「この傾斜では稼働できません」「な、なんですと?」「置くだけ、置いて行きますんで、後日、日曜大工店とかで水平に定置できる補助台を入手してください」と配送業者にすげなく言い捨てられ、顔が青ざめた。
だが人生に逆境はコバンザメ。冷静さを取り戻して、葛飾のホームセンターで買い置きしてた細い角材をビニールテープで束ね、やや太めの角材にリメイクし、それを洗濯機の片側の脚にかました。水平さを取り戻したマシンは、無事運転できるようになった。
紫外線で操作盤がやられぬよう、さらにホームセンターでUVカット仕様のシートを買ってきて、サイズを測って切り、ガムテープなどで整形して洗濯機カバーを作り、劣化防止策とした。
東日本大震災直後のことで、当時のドタバタ感とニュー洗濯マシンの導入がセットで思い出され、懐かしい。この洗濯乾燥機という最新文明の利器によって、衣類を干すという行程がなくなり、めんどくさい家事の一つを免れることが出来た。その分稼げた時間は、すべて睡眠時間に補てんされた。
ほどなく東京から去ることになり、リサイクル屋にこの洗乾機を買い取ってもらうことにした。が、「屋外に設置されてるため、買い取れません」とすげなくゼロ円査定に。といっても、実家に持って帰ってもかさばるし、運賃もかかるので泣く泣く手放した。そして先年、滋賀でまた、新しい洗濯乾燥機を買って使っている。
最近インターネットで「生活のレベルを上げるためには、絶対洗濯乾燥機を買ったほうが良い」というライフハックが紹介されてるのが、よく目に付くようになった。このライフハックは、僕の経験上正しいです。服を干す時間で、出来ることが増えた。
ただ、ひもや竿に洗濯ものを通し、日光に最大効率で当てるプランを考えるのも、極めて脳のリフレッシュになるので、天日干し愛好派には、余計なお世話かもしれない。
◎超短編「サンダル」
とまちゃんが仕事の悩みを聴いてくれるというので、二人で自転車で近所のサイゼリヤに行った。
とまちゃんの自転車は大きく、チェーンは錆びてて、とても漕ぎにくそうだった。自転車のペダルを踏むとまちゃんの厚底皮サンダルは、なんかゴテゴテと紐が多く、装着も脱着もしづらそうな複雑な構造をしてた。
「それ、歩きづらくない?自転車も、めちゃ漕ぎにくそう」と後ろから言うと、「そ、そうよー!」と、
とまちゃんがものすごく、そうだと思ってないご機嫌な抑揚で応じた。この真緑のサンダル、とまちゃんはめっちゃ気に入ってるのだとわかった。
振り返らない背中に、「とまちゃんは面白いなあ」と褒めた。とまちゃんはさらに照れくさそうに、声高らかに笑った。
2020年8月8日作品(未発表)
【海音寺ジョー】
kareido111@gmail.com
ツイッターアカウント
https://twitter.com/kaionjijoe
https://twitter.com/kareido1111
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編集後記(08/18)
●偏屈BOOK案内:中村桃子「新敬語『マジヤバイっす』社会言語学の視点から」
※7/30の後記で紹介した新聞記事にあった本の実物を入手したので、かなり重なる部分もありますが、もう一度ご案内します
「そうっすね。おもしろいっす。」関東学院大学の教授、言語学の博士である筆者が毎日接している男子学生が、この話し方を始めたのは、1990年代らしい。「そうですね。おもしろいです」の「です」を「っす」に短く縮めた話し方である。大学生がこんな言葉をつかって、バッカじゃなかろかと思う。わたしのような60年代に大学生だった年寄りには、抵抗感しかない。ところが!
筆者は大学の体育会系クラブに所属する男子学生の会話を録音してみた。すると、先輩が何か言うと、後輩が「そうっす」「そうっす」と繰り返す。先輩が「センスがねぇや、あいつ」と言うと、後輩は「センスないっす」とただちに同意する。部活では先輩を立てなければならないときに「です」ではなく「っす」をつかう。「です」の堅苦しさを除き、軽く敬意も表している、という。
筆者は「っす」を「ス体」と呼ぶ。第一章では「ス体」の特徴と社会言語学的な分析をしており、かなりめんどうくさい。第二章は男子大学生が日常生活でどのように「ス体」を使うのかを見る。以下の章はほとんどは、書かれていることは分からなくはないがダルい。この本は一般的な読み物ではなく、丁寧な研究書である。おおむね退屈だから、ナナメ読みしたっていいでしょ。
どうやら、高校生・大学生が会話で「ス体」を使っているらしい。普通、目上に対しては「ですます体」(丁寧体)を使う。ただ、この言い方は、敬意は表せるけど、相手を遠ざけてしまう欠点があり、先輩に「そうですね」はよそよそしい。というが、そうかなあ。一方、「そうっすね」と「ス体」を使うと、敬意と親しみの両方が表現できる、とか。わたしは全然そんなふうに感じない。
筆者によれば、「ス体は後輩が先輩に話す時に使い、決してその逆ではないこと。後輩同士でも避ける。つまりス体は『親しい丁寧さ』を表現する一種の敬語だった」「他にも主張を和らげる、仲間意識を示すなどの意味があってス体はとても繊細」「そこに広がっていたのは、かわいげがあって憎めない豊かな世界だった」。研究家(開発者?)の分析は理解できたが、世間様はどう思う。
ネットでは「正しい日本語を話さないとみっともない」「ヤンキー言葉」といった批判が多数派だ。読売新聞社の女性向けQ&Aサイト「発言小町」ではレスの90%が「スは丁寧語ではない」であった。教員である筆者は「ス体」で話してくる学生に対して、「丁寧でない」と感じたことはなく、むしろ良い印象を持っていたから、半分くらいは丁寧語だというレスを予想していたという。
しかし、批判する方がネットでは多数派だった。ああよかったと思う。筆者はその結果に驚きつつ「敬語は日本人が一番頑固なところ。ス体はそこに挑戦しているから反響もすごい」と我田引水。この言語学博士は、正しい日本語の敬語よりも、自分が広めているス体とやらが優れていると考えているらしいが、妄想であろう。だが最近はテレビCMで、時には女性もス体を使っている。
第三者の如く「おもしろさや軽さ、男性との関係に規定されない新しい人物像を表現していて、ス体の可能性を感じます」って、やはり自画自賛としか思えない。「マジヤバイっす」なんて、最低のバカ言葉だと思っているが、この本では市民権を獲得済みであるように書く。リアルにそんな現場みたことないけど。勝手に「新敬語」なんていわないで欲しい。娘に聞いたら、「息子(中3)は知らない人とゲームする時も、了解っすー! とか言ってるね。旦那も職場の人と電話してる時に、あーー、なるほどね。そっすね! みたいな感じ。娘やわたしは使わないから、男の世界なのでは?」とのこと。(柴田)
中村桃子「新敬語『マジヤバイっす』社会言語学の視点から」2020 白澤社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4768479790/dgcrcom-22/
Amazonで3605円 手元の実物は2200円 どういうことスか
●「御チュウ元」続き。以前、スマホのロック画面をサンタ帽子ピカチュウにしていた。表情が可愛くて和むからなのだが、季節外れだ、珍しいからと、ひねくれた顔のピカチュウの画像をくれた。よっぽどピカチュウが好きなのだろうと思っているに違いない。いや、その通りなんだけど。
名前の印字された、のし紙までついていた。お礼の連絡をしたら「お中元じゃないのよね、御チュウ元だからいいのよね」、と。友人に渡すには、「御チュウ元」の距離感はちょうどいい。ハラダのラスクも好きだ。
私が送ったのは、ルピシアの「白桃烏龍 極品」。香りが良く、リラックスできるお茶で大好き。あ、数量限定「ティーバッグセット 100種」が気になっている。今の時期、こういう楽しみがあってもいいよね。(hammer.mule)
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