ネタを訪ねて三万歩[77]こだわりの筆記用具/海津ヨシノリ

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そろそろ新しいバッグが欲しいと、色々物色中です。しかし、気に入ったモノになかなか巡り会えないことに、最近は苦痛すら感じています。

さて、そんなことを呟きながら定期的に行っているバッグの中身整理ですが、心配性の私は相変わらずやたらと色々なモノを突っ込んでいることを痛感しました。

かつては十徳ナイフも持ち歩いていましたが、平成21年1月5日に銃刀法改正が施行されたことにより、今は持ち歩いていません。この問題については、意外と自分は大丈夫だと思っている方も多いようですが、注意が必要です。仕事柄、カッターナイフやハサミ等は色々と重宝するので出来れば持ち歩きたいのですが、難しいですね。何か安全で使いやすい製品が出て来るのを期待しています。

問題の銃刀法改正の内容は次の通りです。

【刃渡り55mm以上の剣が所持禁止となり、持っているだけで不法所持の罪に問われます。違反すれば3年以下の懲役または50万円以下の罰金を処せられます。また、業務その他の正当な理由を除き、刃体の長さが60mmを超える刃物を携帯していると、2年以下の懲役または30万円以下の罰金に処せられます。】

そして問題なの次の部分です。



【正当な理由がなくて刃物や鉄棒、その他人の生命を害しまたは人の身体に重大な害を加えるのに使用されるような器具を隠して携帯していた者は、拘留または科料に処せられるということです。この場合の刃物の寸法は明示されていないので、ペンダントとかキーホルダーに付けたミニチュアナイフやハサミなども対象になります。】

さて話を戻し、色々と入っている小物類の中で特に突出しているのが筆記用具。今現在入っているのは、無印良品のアルミ丸軸万年筆(細字の黒インク)、無印良品さらさら描けるゲルボールペン0.5mm(紫、水色、黒、赤)、ペリカンジュニア万年筆(中字のロイアルブルーとブリリアンレッド)、uni水性顔料マーカーPROCKEY(黒)、マイクロソフトのイベントで貰ったWindows Live 4色ボールペン(黒、青、緑、赤)、イベントで貰ったsmart.fmのボールペン、ペンテルGRAPHLETシャープペンシル(0.7mmのB)、プリンストンテクノロジーiPad/iPhone/iPod touch専用タッチペン。その他状況により色々と一時的に増えたりします。

で、最後のプリンストンテクノロジーのタッチペンはiPad用として重宝しているのですが、常にiPadを持ち歩くわけではないので、自宅用にもう一本欲しくなっています。外出ごとにいちいち色々なモノをバッグに詰め直すのは少々面倒ですからね。

実はこのiPad用のペンは15人ほどに紹介して好評なので、赤鉛筆や事務用ボールペンのように箱入り12本セットなどで販売している夢を見ました。共同購入などで安く済むので助かるのですが、コストコあたりでやってくれないでしょうか? と本気で考えてしまいました。正に夢の中だけの話ですね。

とにかく、こうして同じモノが少しずつ増えていくのです。これはアナログ道具で仕事をしていた頃からの私の習性です。気に入った道具は必ず予備を用意していました。

ちなみに、バッグの中の筆記具で同じモノが一番多いのは、ペンテルGRAPHLETシャープペンシル0.7mmです。0.5mmと0.9mmを加えると5本持っています。しかも、15年以上使い続けています。次が、ペリカンジュニア万年筆の4本と続きます。

同じモノと言えば、無印良品さらさら描けるゲルボールペン0.5mm(赤)を、何故か出先でなくすことが多いので、自宅にはストックを何本が用意しています。これだと、にじみやすい紙などにも小さい文字を書けるからです。

ところで、私は筆記具の握り部分がゴム製のものは、出来るだけ購入しないようにしてきました。取り立てて脂性というわけではないのですが、数ヶ月でゴム部分がベタベタになってしまうのと、時々しか使わないモノでも数年経過すればゴムの劣化により、さわり心地が気持ち悪くなるからです。

そこで困っていたのがintuos4のゴムグリップ。ほぼ一日中握りしめているので、2ヶ月ほどでベタベタになってしまいます。一応製品に同梱されている予備の太い握りのグリップに取り替えてもいいのですが、また2ヶ月ほどでダメになってしまいます。結局、ラバーを購入し続けるのも出費が嵩むので、半紙を巻き付けることにしました。

ここで疑問を感じる方が出てくると思います。「タブレットペンのボタンはどうするのか?」と。私はもともとペンのボタンはすべて無効に設定しているので、なくても問題ないのです。ですから、ボタンを頻繁に利用する人にこの対処方法は向いていません。ダブルクリックは、ペン先をツンツンすればいいだけですから。

実は、いままでのintuos〜intuos3まではラバーなしをメインにしていたので、気にもしませんでした。ただし、intuos3で大学に据え置きしているのは、intuosタイプの非ラバー仕様のペンですが、セミナー用としてキャリーバッグに入れっぱなしにしているペンのみがラバー仕様です。もっとも、今のところそれほど気になっていません。材質が違うのか、intuos4のように常時使用しているわけではないからかもしれません。

ちなみに、巻き付けた和紙のサイズは段差を考慮して61mm×240mmの半紙1枚、75mm×240mmの半紙2枚あれば完璧です。一般的な半紙の幅は240mmなので、カットは簡単です。

ただし、巻き付けたままだと尖端部分のねじ込みのところが出っ張り指に当たってしまいますが、これは紙やすり等で削ってしまえば問題ありません。これなら定期的に交換しても財布に優しいですからね。何より手触りがイイ感じ。このザラザラ感が気になる方は、最後に巻き付ける75mm×240mmサイズの半紙を拘りの素材にするなど工夫してみるとよいと思います。
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■今月のお気に入りミュージックと映画

[Bad Reputation]by Joan Jett and The Blackhearts in 2010(UK)

映画「Kick-Ass」の劇中最大のクライマックスシーンで、クロエ・グレース・モレッツ演じるミンディ・マクレイディことヒット・ガールの無駄のない惚れ惚れするアクションシーンで流れています。
その前にロビーのシーン流れる"Per Qualche Dollaro in Piu"(夕陽のガンマン)の使い方もナイス。もうとにかくご機嫌なテンポでシーンを最大限に盛り上げていますね。ロビーのシーンからエンディングまでを、いきなり5連チャンしてしまいました。ちなみに、今のところサウンドトラックCDは販売されずiTune Storeなどでのオンライン販売だけのようです。

[Kick-Ass]by Matthew Vaughn in 2010(USA & UK)

邦題は『キック・アス』(尻蹴り?)。マーク・ミラーとジョン・ロミータJr.による、同名のコミックを原作とした2010年のスーパーヒーロー映画。とにかく、ヒット・ガールに悪党達がボコボコに倒されるシーンは圧巻。この2年近くは、ガッカリな政治家の情けないニュースばかりを見せつけられて、ストレス溜まっている私としては余計に爽快感が爆発してしまいました。

ヴァイオレンスシーンと下品な台詞などがクローブアップされていますが、お上品でもガッカリな作品見るより絶対圧倒的にナイスだと思います。スピンオフ作品として、是非とも彼女の主演で「ヒット・ガール」を作成して欲しいものです。もっとも撮影中は役柄と同様に11歳であった彼女も、既に14歳なので早くしないとイメージが壊れてしまいますよ。

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■アップルストア銀座でのセッション

2011年7月18日(月)18:30〜20:00
ハンズオンセッション第5回
Hands on a Macとしての画像処理セッション
『海津ヨシノリの画像処理テクニック講座Vol. 58』としてAdobe Photoshop CSにより絵画風イメージを作り出す手順をハンズオンいたします。なお、ハンズオンセミナーは予約制で申し込みに関してはAppleに一任しております。

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■セミナー【「人を中心に」新たなデザイン表現を体験】

7月22日(金)16:00〜17:30 
みなとみらいセンタービルの、富士ゼロックス"お客様価値創造センターにて、【「人を中心に」新たなデザイン表現を体験】というセミナーを行います。富士ゼロックスが指す「Graphic design on Paper」=デザイン表現を通じてすべての人々の間に理解と信頼を築こうとする「より良いコミュニケーション」とは、「人が中心」であるというコンセプトで、私なりの考え方を整理したいと思っています。また、当日は私の作品を特殊プリントしたサンプルも用意できるはずです。

【海津ヨシノリ】グラフィックデザイナー/イラストレーター/写真家/怪しいお菓子研究家

yoshinori@kaizu.com
< http://www.kaizu.com >
< http://kaizu-blog.blogspot.com >
< http://web.me.com/kaizu >

自由が丘で学生達と時々飲み会をするのですが、私が学生の頃に利用していた店が、外観だけ今も健在で営業しているのには毎回驚かされます。ただし、繰り返しますが外観だけです。学生の頃は幹事でお金がなかったとき(毎度の事ですが)、店主に一人500円でお願いしますと直訴したら、二つ返事でOKが出たのが懐かしい思い出です。

月日は流れ、オーナーがどれほど変わったのか分かりませんが、3年ほど前に映像演劇学科の学生達と飲んだときの店は、先月デザイン学科の学生飲んだときとは違っていました。でも外観は同じ。世代は違ってもイメージを共有できていることに何か不思議なものを感じています。思い出を美化し過ぎなのかも知れませんが。

そんな飲み友達のような、デザイン学科映像デザインコースの学生が作った映像に私が出演することになって大騒ぎ。実は第二弾の予定もあるのではが、それはまた別の機会にネタにします。ということで、以下にその作品がアップされています。ただし、まだ完成と言うことではないようです。

タマビウォーズ×造形兵団+
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いきなり撮影だったので自前のライトセーバーは使えませんでした。