ネタを訪ねて三万歩[193]コロナの影響は大学だけじゃない
── 海津ヨシノリ ──

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とうとう今年最後の記事になってしまいました。今年はこれが19本目となります。7月から2〜3回登場していますから、例年の1.5倍だったわけです。最初は無理だと思っていましたが、まっ、何とかなってしまいますね。

実は予備の原稿として4本「フィルムカメラ遍歴 前編・後編」「デジタルカメラ遍歴 前編・後編」も同時に執筆していました。これは緊急時の予備原稿なので、公開されるかは悪運次第です。





●健康診断でちょっと緊張

さて、今年はなんというかコロナの影響で外出が減り、スナップ写真をあまり撮れなかったのが少々の不満要素でした。スナップ用の常用カメラが2台調子悪くなったので、買い換えしたのに活躍できなかったのはとても残念でした。

調子が悪くなったのは電源スイッチです。7年ほど激しく使っていたので寿命でしょう。5回に一度ぐらいならスイッチが入るのですが、それでは使い物にならないですからね。

そして、歩き回ることも少なくなったので、運動不足も否定できません。そんなわけで、毎年11月末から12月上旬にかけて行っている区の健康診断に出向くとき、少し緊張してしまいました。今年は何かにひっかかるのでは? という嫌な予感……。まっ、仕方がないですよね。永遠に健康優良児(オジサン)なんてあり得ないし。

とにかく腹をくくって検査を受けたのですが、レントゲン撮影後に先生が「すみません、もう一度撮影します」と言うのでビックリ。どうも撮影に失敗したようです。あれって頻繁に撮影しちゃいけなかったような気がしますが、とりあえず二度撮影するという健診スタートで、かなり嫌な感じになってしまいました。ちなみに、調べて見た範囲では、特別何回撮影しては駄目ということはないようです。

そんなわけで、検査結果が出るまではさすがに、少し嫌な予感がしていたのは確かです。そして結果が出た日に出かけると、それに反して問題なしをいただきました。普通なら喜ぶシーンなのに、妙に拍子抜けしてしまいました。もちろん、不摂生しているわけではないのですが、本当なの? って懐疑感ですね。

とくべつ健康オタクというわけではありませんが、最低限のことは普段から気をつけてはいます。しかし、絶対ということは世の中にはないですからね。たとえば外出が減ったことに合わせて、食事内容も控え目にしていました。

Facebookなどでお菓子の写真を色々アップしていますが、四六時中食べているわけではありません。お酒もまったく飲まないので(2月以降皆無)、人によっては私の生活はストイック過ぎると思われるかも知れません。

まっ、ちょっと大袈裟ですが、基本的に私は粗食で外食もほとんどしませんし、ジャンクフードも食べません。ただし、注意しないと暴食してしまうのが、ナッツ類と果物ですね。これは要注意です。

ナッツ類はサルのように食べまくってしまいます。前世はサルだったのかも。だからなのかはわかりませんが、バナナと林檎、そして胡桃はほぼ惰性で毎日食べています。どうしてそうなってしまったのかは分かりませんが、ここ4〜5年ぐらいの習慣みたいなものです。

とにかく、酒より食べ物が好きというわけです。最近は、茹でた里芋を潰さずに揚げる「里芋コロッケ」と、肉の代わりにちぎった蒟蒻を使う「蒟蒻カレー」がマイブームかな。もちろん腹八分目の食事です。何事も少し控え目がいいですね。

ただし、これは日本人だけの美徳かもしれないと痛感しています。最近Facebookで、積極的すぎる怪しい外国人に色々振り回されて、少々ウンザリぎみなのです。脱線しますが、事の発端は友達申請が届き、教え子と勘違いして受理したら、怪しい日本語で個人情報を聞いてくるのです。

しかも、数分間に10回越えのチャット状態。ただし、公開している内容を聞いてくるあたりで、完全に怪しさ暴発。しばらく適当に相手していたら、とうとう本題らしい「投資話」……。即刻「拜拜」しましたが、こんな相手が何人か続くとさすがに疲れますね。

●ハンズオンセミナーも“自粛”

さて、話を戻してコロナの影響は大学以外にも色々と出てしまったわけですが、月例セミナーが2月を最後に無期限延期状態となってしまったので、寂しい年になってしまったのは確かです。

仕事の打ち合わせも、完全にオンラインになりました。ただし、ときどき打ち合わせ時間を間違えてしまうのが難点です。外に出るのではなくて家の中にいるので、脳内で勘違いが発生してしまうんですよね。

そんなときはだいたいメールが届くので、少し遅れての打ち合わせで事なきを得ますが、このルーチンに体が慣れてしまうのも、今後も永遠にこの世界から抜けられないような気がして少し怖いです。

セミナーですが、実は12年上旬にはあるメーカー主催による、京都でのハンズオンセミナーも予定されていたのですが、感染拡大に伴い自粛となりました。本来は11月だったのを、コロナ再蔓延のために12月へ延期したのですが、状況が好転しなかったので中止となりました。

そんなわけで、久しぶりのハンズオンだったので年明けには色々と期待したいところですが、どうなるのかは正直謎ですね。そもそも、オリンピックも無理だとは思うのですが。開催しても選手が来日してくれるとは限らないですからね。少しずつ何かが壊れ始めているのかも知れません。

壊れるといえば、モノが壊れるときはなぜかそれが集中しますね。そして、そんなときに限って意外と入金も集中したりするのは、謎過ぎて不気味です。結局、プラマイゼロで終了なんですよね。昔から私はそんな感じでした。

まっ、とりあえず怪我もなく無事に一年を乗り切れたことを、素直に喜ぶべきなのでしょう。相変わらず、年末年始は特別変わったことをするわけではないので、静かに&激しく恒例の映画三昧モードに突入の予定です。

映画といえば、いまだにネットレンタルでDVDを見ているのですが、これには新作予告の有無という理由があります。外れも多いのですが、これで色々怪しい映画を発見できたりします。そして見るのはロシアや南米を含む、欧米の映画が専門です。ときどき台湾やインド、タイなどの映画も見ます。

■えこひいきミュージックと映画

"Kill Them All and Come Back Alone" on Directed by Enzo Girolami Castellari in 1968(IT)

邦題「七人の特命隊」。直訳すると「全員殺して戻ってこい」かな。エンツォ・G・カステラッリ監督が手がけた最後の西部劇「オニオン流れ者」の、ひとつ前の作品です。

南軍のフッド将軍は、チャック・コナーズ演じるクライドに、北軍の軍用金強奪を命じ、強奪に成功したら仲間を皆殺しにして戻ってこいと命令する……。マカロニ・ウェスタン末期の傑作ですね。いかにもマカロニ・ウェスタンなのがいいです。

なにより、この作品の最大のポイントは女優が一切出てこない男臭さ満開で、登場人物全員が悪党なんですよ。もう笑っちゃうくらいの悪党揃い。個性的なキャラクター設定もいいですね。どんでん返しもあり、余計な事を考えずに楽しめる作品でした。

でも、チャック・コナーズって、この作品ではなぜか悪人に見えないんですよね〜。ちなみにマカロニ・ウェスタンは、絶対にイタリア語で鑑賞した方がおもしろいです。雰囲気が出て。

Kill them all and come back alone / 七人の特命隊


"Listen To What The Man Said" by Paul McCartney & Wings 1975(U.K)

邦題は「あの娘におせっかい」だけど、直訳すると「男の言うことを聞け」かな? ウイングス時代4枚目のアルバム「ヴィーナス・アンド・マース」に収められている曲で、ウイングス時代の傑作のひとつですね。オープニングとエンディングの流れの有無は大きいです。とってもリラックスできる曲です。

Sir Paul McCartney & Wings - Listen To What The Man Said[Remastered][HD]



【海津ヨシノリ】
グラフィックデザイナー/イラストレーター/写真家/お菓子研究家

オンライン授業だと毎回課題を出す流れになるのですが、受け手の学生にとってはかなりの負担です。通常であれば、数週間で課題がひとつという流れでしたからね。もちろん課題のボリュームは違いますが、回数が多いのはやはり負担でしょう。当然、他の先生の課題も半端ないわけですから。

ということで、私はときどき課題なしの日を設定しています。正確には2週使って課題を出すという流れです。もちろん、それほどのボリュームはありません。そして課題を出さない日は、課題のフォロー用資料の解説と提示となります。しかし、なんというか流れ的には、想定外で発生した通信教育のような感じで、学生もかなり辛いでしょうね。

今の学生の多くはPCよりもスマートフォンなので、オタクの塊のような私の説明では通じないことが色々出て来ていました。PC側から見たスマートフォン世界とその逆では、まったくワケワカメになりますからね。

対面授業であればすぐに解決する問題も、オンラインだと大変です。覚えるべきコトが多すぎてパニック寸前になってしまう学生も少なくありません。一番ビックリしたのは、「ソースファイルを見せて」という私のリアクションに対して、モニターをスマートフォンで撮影し、メールに添付してきた学生がいました。私の説明が悪かったのでしょう。

どうも質問をするとキレる先生がいるようで、質問を躊躇してしまう学生もいるらしく、正直困った問題です。わからないから質問をするという流れが遮断されてしまう状況を、結果的に作り出してしまう先生方には不快感を覚えます。

その学生が生まれる前からPC操作している先生達と、授業で始めて本格的に触るような学生が同じ状況のはずはないです。

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