[3818] iPhoneカレンダーに残された驚愕の真実

投稿:  著者:  読了時間:23分(本文:約11,400文字)


《面白いショーウインドウを見た!》

■アナログステージ[126]
 iPhoneカレンダーに残された驚愕の真実
 べちおサマンサ

■Take IT Easy![38]
 魔法のような体験
 若林健一 / kwaka1208



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■アナログステージ[126]
iPhoneカレンダーに残された驚愕の真実

べちおサマンサ
< http://bn.dgcr.com/archives/20141209140200.html >
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右や左のダンナさん、上や下の奥さん、手前や奥のお坊ちゃま、斜め上や斜め下のお嬢ちゃん、コンニチハ、餡子はつぶ餡派のべちおです。つぶ餡の「わたし、お豆なのに甘いのぉ」という、小豆のツブツブした主張が好きです。

こし餡は、「あぁぁ...、漉されてしまってスミマセン」というような、陰を感じたりしてしまいますが、赤福は見事に大好きです。あれ、なんでしょうね、クセになる食感ですよね。そういえば、赤福の箱の中に入っている『伊勢だより』が、開封したときの楽しみのひとつでもあります。

・今日の伊勢便り | 伊勢名物 赤福:
< http://www.akafuku.co.jp/ise/ >

さてさて、毎年同ことを書いておりますが、2014年も12月に突入し、すでに年末までのカウントダウンもスタートしております。大晦日やクリスマスを迎えるまえに、12月には大切なイベントがもうひとつあります。そのイベントは、明日だったりします。

そう、明日(12月10日)は、オイラの誕生日でございまーす! イぇーィ!!ハッピーバースデぇー! ヒューヒュー! と喜んでいても、「おめでとうございます!」ってお祝いをしてくれるのは、mixiのホーム画面とか、銀のさらの「お誕生日おめでとうございます! 誕生日割引で10%オフ」のDMとか、某アパレルショップの、誕生日割引クーポンとかで、まったく味気がない。

「プレゼントや美味しいご馳走も、10%オフで自腹購入かよ!」と、七里ガ浜で、冬の冷たい風にあたりながら、貝殻を拾っていてもいいんですけどね。とまぁ、そんなことはさておきで、今年最後のデジクリ当番です。

●一年を通じて平常運転でした

早速、今年に書いたコラムを読み返すと同時に、一年を振り返ってみます。

〈1月〉
Googleネタからスタートした2014年、『Hangouts』というアプリに注文しながらも、結局はオイラの周りではまったく流行らず、世間からのスルーされっぷりも、Googleらしい展開でした。Googleは、どこへ向かっているんだろう...

[109]2014年こそGoogleから目を離せない
< http://bn.dgcr.com/archives/20140114140300.html >


〈2月〉
2013年の暮れから加速した、黒猫のウィズの、急激なステータスのインフレにブチ切れ。ゲームの世界から遠退いていた身だが、このゲームのおかげで身近なものに戻ったにも関わらず、『ガチャ』というトラウマをオマケで埋め込まれたものになった。

[110]仮想世界で動くリアルマネー
< http://bn.dgcr.com/archives/20140204140300.html >


〈3月〉
4回に渡って、オンラインゲーム(ソーシャルゲーム)のネタを書いたころには、熱も冷めてきており、無課金で遊べる範囲で楽しむスタイルに定着。いま現在も、無課金でそこそこ楽しめているので、当時の『姿かたちのない、ただのデータ』に課金していたのがアホらしい。ガチャは、一回手を染めてしまうと抜け出すのが困難な、麻薬のようなものだと勉強になりました、ハイ。

[111]サーバの中で生きているただのデータたち
< http://bn.dgcr.com/archives/20140304140300.html >

[112]終焉を迎えていないシナリオはいくらでも書き換えできる
< http://bn.dgcr.com/archives/20140325140200.html >


〈4月〉
デジクリでは書いていなかったが、仕事がどうしようもない忙しさになっており、出張ばかりで、ゆっくり腰を落ち着かせることができない日々でした。仕事がまったく追いつかないので、デジクリを暫く休載しようかと思っていた。

[113]無価値の先に存在するもの
< http://bn.dgcr.com/archives/20140415140200.html >


〈5月〉
とくに理由はなく離れていたSNS。唯一、定期的に更新していたのがインスタのみ。この頃は、文字でなにかを発信するというのが面倒だったのかも。インスタの使いかってが悪くなっていて、いまでも不満要素になっている。

というのは、モノクロで撮った写真が、インスタにアップする際に、きれいにカラーに変換されて表示されてしまい、インスタのフィルタをかけてモノクロにするという、なんとも不都合な操作性に。どうにかならないのかなぁ。

[114]インスタにアップロードされる写真に変化を見た
< http://bn.dgcr.com/archives/20140520140200.html >


〈6月〉
季節の変わり目のせいか、体の具合がパッとせず、沈没状態。どこかにお出掛けした記憶も薄く、iPhoneのカレンダーログをみても、ランチで寄ったラーメン屋さんばかりが表示される。乗り換え満々だったiPhone6も、なにか魅力が感じずに、いまだiPhone5のまま。使えるうちはそのまま使おうと放置。

[115]日本に広がる新しい食世界
< http://bn.dgcr.com/archives/20140610140200.html >

[116]iPhoneの話題で盛り上がる準備開始
< http://bn.dgcr.com/archives/20140624140200.html >


〈7月〉
体調も少し良くなり、鎌倉三十三観音を発願。後半の連休には福島県の裏磐梯へプチ観光。といっても、親戚が営んでいる、リゾートハウスのお手伝いがメインであったり。子どものころに数回来たことがあるが、大人になって自分の足で来ると、景色がまったく違うものですねぇ。本当にステキなところです。

[117]新・自分流のスマートな作業空間
< http://bn.dgcr.com/archives/20140708140200.html >

[118]美しい机上に漂う甘い香り
< http://bn.dgcr.com/archives/20140722140200.html >


〈8月〉
休日といえばお寺ばかりの8月。お盆は『My避暑地』でゆっくりと羽伸ばし。思えば、お盆休みをしっかりとるなんて、初めてのことかもしれない。体調を崩していなかったら、ゴールデンウィークを含めて、こんなにノビノビした連休は絶対にとっていないだろうなぁ。「ゆっくりしないな」という、お達しなのかしらん。

[119]デジタルから離れて懺悔と健康を祈る
< http://bn.dgcr.com/archives/20140826140200.html >


〈9月〉
7月から加速している寺社巡り、ついに連休を利用して会津へ。立木観音の千手観音像で感動するなど、個人的には、思い入れがたくさん詰まった、生涯忘れられない旅行になりました。

休暇をしっかりと取るようになったお陰なのか、ピークに達している仕事も、さほどストレスを感じずにまわせており、なかなかの充実っぷり。「デキる男はしっかりと休暇を楽しむ!」と自分に言い聞かせながら、お寺巡りに没頭。

[120]餅は餅屋に進化した4SQとSWARM
< http://bn.dgcr.com/archives/20140909140200.html >

[121]書き手の心、読み手の心
< http://bn.dgcr.com/archives/20140930140200.html >


〈10月〉
10月もまた、iPhoneのカレンダーーを覗いてみると、ラーメン屋とお寺しかログが残っていない。心のなかで悶々とうずくまっていた、関東三十六不動尊をついに発願。目が寂しいときの読みものも、酒井大阿闍梨の著書が気持ちを楽にさせてくれました。

[122]ボーっとすることのススメ
< http://bn.dgcr.com/archives/20141014140200.html >

[123]目と感性をアクティブに磨く
< http://bn.dgcr.com/archives/20141028140200.html >


〈11月〉
またもや連休を利用して、2泊3日の不動尊巡り。そして11月8日、異例の早さで関東三十六不動を満願(結願)。関東三十六不動記は、後記でまだ続いているので、お楽しみにどうぞ。というより、三十六不動を打ち終わって、まだ一か月も経っていないのに、もう何年もまえのことのように感じます。こりゃ夢にでてくるわけだ(笑)

[124]四季の顔を愉しめる日本
< http://bn.dgcr.com/archives/20141111140200.html >

[125]他人の失敗は良い教科書
< http://bn.dgcr.com/archives/20141125140200.html >


〈12月〉
2013年同様、今年も目新しい年ではなく、通過点のひとつのような一年でした。オイラ業界にしても、デジクリな業界にしても、飛びぬけてビックリするような「事件」もなく、アクセントに欠けた年にも感じますが、逆に言えば、正常に機能していた、安定した一年であったことには違いないかも。

[126]iPhoneカレンダーに残された驚愕の真実
< 今日配信されているYO! >

●まわりを振り返るまえに、わが身を振り返ってみる

まとめ:今回のタイトル通り、5月以降のiPhoneカレンダーに残されたログは、ラーメン屋とお寺ばかりで、自分でもビックリしてひっくり返っているところだ。なにかひとつに没頭することは良いことだが、あまりにも極端すぎて自分に失笑。

病気とは、かれこれ30年以上は縁遠い関係でいたけれど、今年は病気に悩まされ、振り回され、金も遣わされた一年であったことには間違いない。10数年以上も、どこぞの場所にお布施状態になっていた、クソ高い保険料を活躍させた年でもある。

病気が進行するのと平行して、夜遊びが急激に減った。あたり前と謂えばあたり前のことでもあるが、おかげで飲み代が浮いている。知人のイベントなどにも、なかなか顔を出すこともできず、申し訳なさでいっぱい。

夜になると、薬の副作用が強くなることがたまにあり、酷いときは歩くのも困難な状態に。そんな状態で飲みに出掛け、周りに迷惑や心配を掛けるわけにも行かないので、自粛しておりました。

オイラ自身、来年は仕事で変化がたくさんある年になると、あらかじめ分かっているだけに、しっかりと下準備(体調もね)をして挑んでいこうかと。また来年、元気な姿でお会いいたしましょうー!

良いお年をお迎えください(^^

【べちおサマンサ】pipelinehot@yokohama.email.ne.jp

NDA拘束員であり、本当の横浜を探しているヒト。ぶら撮り散歩師。愛機はD90とGRD4。全国寺社巡りで、過去の懺悔道中をしております。
・インスタはこちら→< http://instagram.com/bachio >
・Twitterはコチラ→< http://twitter.com/bachiosamansa >
・まとめはコチラ→< http://start.io/bachio >

※各SNSでの出没は激レア状態になっております(2014年12月現在)

■□ 懺悔道中膝栗毛 ─ 七編 □■

今回は、10月28日に巡ってきたお不動さんです。28日といえば不動明王さまのご縁日! しかも火曜日ということもあって、美容師なムスコをつかまえて、親子でルンルン巡礼ですw 仕事は「家庭の用事」ということでお休みwww

ムスコくんも、お寺巡りが大好きなお坊ちゃまで、夏季休暇などの長期休暇のときは、毎回ひとりで全国のお寺さんをグルグルと巡っております。今年の夏期休暇では、仙台→京都→奈良→大阪をまわってきたようです。なんで仙台に行った翌日には京都なのか、親ながら不思議で仕方ありません。

ではでは、関東三十六不動の続きです。

・牛宝山 明王院 最勝寺(目黄不動尊)

途中、道に迷ったかと思ったくらい、目立たないところにお寺はありました。とても静かなお寺さんで、お手入れが隅々まで行き届いているのが、一目で分かる。平日ということもあって、参拝しているのは、うちら親子だけでしたが、庭のお手入れをしていた奥さんが、「どうぞどうぞ」と声をかけてくださり、本堂でお参りさせていただきました。

近くで見るのが始めてのムスコは、「威圧感がハンパじゃないわ、夜道で出会ったら白目泡拭き確定」だそうです。少し怒られたほうがいいぞ、キミ。

・成田山 東京別院 深川不動堂(深川不動尊)

かれこれ数回足を運んでいる深川不動ですが、ご縁日の「ご縁日特別大護摩供」は圧倒的です。深川不動の護摩供は、法楽太鼓の素晴らしさを間近で体験することができ、なおかつ、お加持もいただけると、近所だったら間違いなく毎日通ってそうです。

護摩供を初体験のムスコは、大太鼓の一発目の音にビックリしたあと、荘厳な世界観を、気持ち良さそうにしておりました。「言葉にできないね、これは」だそうです。オイラもそう思います。

・高尾山 薬王院 有喜寺(飯縄大権現)

今回は、行きも帰りもケーブルカーに乗って楽チンしました。しかもムスコの前で、男坂ではなく、女坂を選ぶ貧弱っぷりを発揮。オヤジの威厳はゼロwだって、足がメッチャ痛くなるんだもん。ムスコも「無理はしないほうがいいよ」と言っていたので、良しとしておきました。お寺さんの話しは、前に書いているので割愛。

前回と同じように、着いたときに護摩供がはじまったところで、法螺貝の音色が、高尾の山に響いておりました。ステキ。お昼時間もだいぶ過ぎてしまっていたので、山門前のお蕎麦屋さんでランチ。

「そういえば、ムスコと一緒に出掛けてメシ食べるの、何年ぶりだろ?」と、休日が合わないムスコちゃんが、急に可愛く感じたりwww 野毛で夜な夜な二人で飲みに行くこともなくなってしまったし、たまには良いもんだわぁ... と会社を休んで大正解の一日でした(^^


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■Take IT Easy![38]
魔法のような体験

若林健一 / kwaka1208
< http://bn.dgcr.com/archives/20141209140100.html >
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この週末、大阪梅田にあるグランフロント大阪で、面白いショーウインドウを見てきました。「魔法のスノードーム」という名付けられたショーウィンドウで、STARRYWORKSという会社が作ったそうです。

STARRYWORKS inc.
< http://www.starryworks.co.jp/ >

場所は、グランフロント大阪南館1Fの北側。カフェの隣にありますので、大阪近辺にお住まいの方は是非一度体験してみてください。大阪近辺以外の方は、こちらの動画をどうぞ。

魔法のスノードーム
< http://vimeo.com/113513624 >

このショーウィンドウ、前を歩いたり動いたりすると、その動きに応じて雪が舞い上がります。たくさん動くほど高く上がります。

私もやってみましたが、これはなかなか面白い。私の他にも大人、子どもたくさんの方々が試していました。特に小さなお子さんは、本当に魔法使いになった気分だったのでしょう、大はしゃぎで体を動かしていました。

人を楽しい気持ちにさせる仕組みというのは本当にいいものですね。こういうモノを作る仕事に関わりたいと、心から感じさせてくれるショーウインドウでした。

●作り手視点から

さて、こういうものを見ると、どのように実現しているのか、どんな課題があって、どんな工夫をしているのかを考えてしまうのが、作り手の性というもの。この魔法のようなショーウインドウを作り手視点で分解するというのは無粋と思いつつ、ちょっと考えてみました。

このショーウインドウには前面にモーションセンサーが埋め込まれていて、動いている物体を感知し、その動きからファンなりブローなりを動かして雪を舞い上げているものと考えられます。このように書くと簡単に思えますが、課題はたくさんありそうです。

まず考えらえるのが、モーションセンサーで読み取った人の動きを、雪の舞い上がる量にどう反映するか? という点。

この調整がきちんとできていないと、少し動いただけでもたくさん舞い上がってしまったり、いっぱい動いているのになかなか舞い上がらないという状況になり、「動きに合わせた」感じがでません。

ファンの回転数制御も、雪の感じを出すために微妙な制御をしている可能性が考えられますが、これも制御パターンは試行錯誤が必要でしょう。

次に、どうやって雪を舞い上げるか? 雪といっても発泡スチロールの小さな玉。これを舞い上げるためには、床面に空気を吹き出す仕組みを作りこむことになりますが、そこは雪の玉が落ちてくる場所でもあるので、雪の玉を吸い込むことなく、空気を送り出すようにしなければなりません。

例えば、目の細かい布の下にファンを置くということが考えられますが、そうすると勢い良く風を吹き出すことができなくなる。これをどう解決しているのかは思いつかなかったのですが、大変興味深いものです。

そして、落ちてきた雪を真ん中に集めなければなりません。舞い上がった雪がショーウインドウの端に落ちてしまうと、吹き上げられる雪の量が減ってしまいます。したがって、落ちてきた雪はまた真ん中に戻ってきて欲しいので、床面に斜面を作って雪が集まるようにしていると考えられます。

さらに湿気対策も必要。夏場に比べて湿度は低いのですが、それでも雨が降ったりして湿度が上がり、雪玉が重くなると吹き上がりが悪くなるでしょうから、なんらかの湿気対策は行われていると思います。もしかすると、そもそもショーウインドウというのは、湿気対策が行われているものなのかもしれません。

などなど、素人の私が考えてもこれだけの課題があるわけですから、実際にはもっとたくさんの課題があったことだと思います。「魔法のような体験」を作り出すのは並大抵のことではないのですね。

●魔法を産み出すアイデアと努力

みんなが「あっ」と驚くような仕組みや体験は、必ずしも誰も見たことがない技術や、誰も使ったことがないデバイスで実現されているわけではありません。

あのiPhoneでさえも、発表の時には会場にいた多くの人々が歓声をあげるほどの驚きを与えましたが、そこで使われている技術のひとつひとつは必ずしも新しいものではありませんでした。既存の技術やデバイスをうまく使うアイデアを創出し、それを丁寧につくりあげていった結果なのです。

電話やメールも、遠く離れた人とリアルタイムに連絡が取れる「魔法の機械」なのですが、当たり前になった今では忘れられているのかもしれませんね。現代では、「魔法のようなこと」はあちらこちらで実現されているのです。そして、そこには必ずそれを産み出すアイデアと努力があるのです。

アドレス帳から名前を選ぶだけで電話がつながる、メールやLINEでメッセージを送ると相手がすぐに読める。このような体験は、それらの機械やアプリを作った方はもちろん、日々ネットワークインフラを維持してくださっている方々の努力の上に成り立っていることを忘れてはいけません。

こういった努力が払われてのは、何もITの世界だけではありません。時間通りに到着することで世界的に有名な鉄道もそのひとつ。時間通りに列車が来ないことの多い国の方々にとっては、時刻表通りに列車がやってくる日本は魔法の国なのかもしれません。

また、列車が時間通りにやってくるからこそ「乗換案内」のようなサービスも成立するのです。自分がどの列車に乗れば、目的地にいつ到着できるのか? を一瞬で知ることができる。これもまた「魔法のような体験」と言えます。

アイデアと実現する技術と工夫、それを動かし続ける人の努力によって「魔法のような体験」は実現されているのですね。ひとりのスーパーマンが実現しているのではないのです。

●次の魔法を産み出す力を育てる

とはいえ、電話やメールを「魔法のような体験」だと感じろというのは無理があるかもしれません。ましてや物心がついたころには、それが使える状態であった子どもたちにはなおさらです。

そういう意味では、やはり「魔法のスノードーム」は子ども達にもわかりやすい「魔法のような体験」であると言えます。「魔法のスノードーム」も最初にアイデアがあり、それを実現するための技術を結集し、課題を解決するための努力の結晶だったのでしょう。

「魔法のスノードーム」を体験した子ども達が大きくなり、その仕組みや実現した方々の技術や努力を理解し、また新しい魔法をその次の世代に見せていくための努力をする。

そんなサイクルを作り出せれば、世の中は必ず良くなっていくんじゃないかな。そのサイクルの実現に自分も関われれば幸せだなと、作り手のひとりとして感じるのでした。


【若林健一 / kwaka1208】 kwaka1208@pote2.net
Take IT Easy! - ひとにやさしいIT
< http://kwaka1208.net/ >
< https://twitter.com/kwaka1208 >
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CoderDojo奈良
< http://coderdojonara.wordpress.com/ >


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編集後記(12/09)

●衆院選もたけなわ、そろそろお開きの時が近づいているが、原発に関する論戦は聞こえてこないようだ。自民党は、原発依存度を可能な限り低減させる一方で、「安全性の確保を大前提に、ベースロード電源との位置付けの下、活用する」と公約で明記している。民主党は「2030年代原発ゼロを可能とするよう、あらゆる政策資源を投入する」という。「政策資源」とは何だろう。意味不明だ。たぶん論戦したくないのだろう。

原発に関しては課題が山積みだが、絶対反対と唱えるだけで思考停止したままの野党や、職業市民や普通の国民がいる。ただただ「絶対反対」と大声を上げるのは「団塊前後」のひま人が多いそうだ。若者や子供の未来を考えない「自分さえよければ世代」ともいうべき彼ら(って、わたしもその層だが)の思考停止は極まった。さいきん読んだ原発に関する評論の中で、なるほど、それがあったのを忘れていたと思った視点がふたつあった。ひとつは「地球温暖化」で、もうひとつは「原発と軍事攻撃」である。

まず、政治評論家の杉浦正章氏による「自民党は温暖化阻止への再稼働を主張せよ」ではこうある。COP21(気候変動枠組み条約第21回締約国会議)は来年末にパリで開かれ、1997年の京都議定書に代わる排出削減の枠組みが決められる。「化石燃料による温暖化が原因の大災害が地球上で頻発しており、まさに『地球の存否』が問われる会議だ。既に欧州連合(EU)と米中両国は野心的な温暖化ガス削減目標を提示している」。ところが先進諸国の中で日本だけが、原発の位置づけが確定せずに目標数値を決められないでいる。もはや「フクシマ」は放置の理由にならないのに。

温室効果ガス総排出量の1/3を排出していながら、いままでCOP21に背を向けていた米中だったが、このたびは両国とも削減の目標設定に積極的だ。「日本だけが化石燃料を90.6%も燃やし続けて、温暖化ガスを垂れ流しにしていても、世界で通用すると野党と一部マスコミは思っているのだろうか」。EUも米中もベースロード電源は原発である。自民党は、温暖化阻止に不可欠な原発再稼働を前面に押し出すべきだと杉浦氏はいう。

そして、もうひとつは在米の戦争平和社会学者の北村淳氏による「選挙の争点になるべき『原発と軍事攻撃』 原発が攻撃されないと考えていたら大間違い」である。日本において「原発と自然災害」が論じられ、対策が講じられているのは当然のことである。「しかしながら、『原発は自然災害に対してだけではなく軍事的攻撃に対しても極めて脆弱である』という危機意識を前面に押し出した議論は日本では極めて低調である」。低調どころかそんな議論を聞いたことがない。

「自然災害にせよ軍事攻撃にせよ、放射能汚染が引き起こされ多数の国民が悲惨な運命に直面するという"結果"は同一である。『平和憲法を持つ日本に対する軍事攻撃は起きてほしくない、ゆえに軍事攻撃など起き得ない』と考えるのは甘すぎるし、自分勝手過ぎる」。自然が原発を狙って地震を起こすことはできないが、人間の軍事攻撃ならそれができる。原発が稼働していようが停止していようが、使用済み核燃料貯蔵システムが破壊されてしまえば日本はおしまいだ。「『原発は即時廃止せよ』と主張する人々は、その主張が強固であればあるほど『軍事攻撃から原発を防衛する対策を即刻実施せよ』という主張にも賛同すべきである」。この危機意識は国民全体で共有しなければならない。怖ろしすぎる話。中国のミサイル網は日本を完全にカバーしている。(柴田)

< http://thenagatachou.blog.so-net.ne.jp/2014-11-28 >
温暖化阻止への再稼働を主張せよ

< http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/42358 >
選挙の争点になるべき「原発と軍事攻撃」


●東京オリンピックに空手を! 日本発祥の空手を、日本でやらないでどこでやる?

どこの市にだって空手道場はあり、学ぶ子供たちの数は野球やサッカー並じゃないかしら。身近なものだよね。

けれど、指導者らのほとんどは専任できるほどの待遇はない。たいてい本業があっての指導だ。空手家は空手だけでは食べていけない。子供の頃にはじめて、受験勉強で終わり。

ピークだって短い。大会で優勝したってトロフィーもらって終わり。賞金が出るところなんて少ない。

空手がボクシングのように、UFCのように、レスリングのように、柔道のように、もうちょっと目立つことができたらなぁ。K-1設立は空手家の将来を考えてのことからだった(はず)。

クールジャパンをうたうなら、日本発祥の文化やスポーツを大事にして、世界にアピールしようよ。学ぶ人が増えたら、日本文化や日本国を理解し、ファンも増えるよ。空手の裾野は広いよ。 (hammer.mule)

< http://www.jkf.ne.jp/karatedo-2020olympic >
空手道の2020年オリンピック正式種目化を推進する会

< http://chn.ge/12GS3EU >
Change.orgで署名できるわ。

< http://fullcontact-karate.jp/ >
私が署名したのはこっち。100万人の空手。フルコン側。こっちは直筆のみ。

< http://efight.jp/news-20130530_17512 >
競技形態(WKFルールとフルコンタクトルール)の違いを乗り越えて