セミナーの内容はほとんど自分で作成していますが、年に数回ほどは内容にかなり細かい指定が入る場合あります。それらも含めて台本作りは色々と苦労しています。一日ぐらいで一気に整理できてしまうときと、一か月でもまとまらない場合もあり、それらは毎回予想できません。大切なのはアイデアなのですが、素材探しもかなり大変なのは確かです。何度も行っているために発生する、悪い意味での麻痺は本当に怖いです。常に初めて行うという姿勢は持ち続けたいと肝に銘じています。ですから、アップルストア銀座でのセッションはよい刺激になります。
●Motion3で止めの一撃を食らったが
そんなアップルストア銀座でのFlashやMotionネタで、中断(一発芸的な仕事は継続中)していた映像処理に火がついてしまいました。もちろん他でも色々と怪しい事をしていたのですが、特に作品がメディアを騒がせるといった事もなかったので、表向きにはいつもの「変なおじさん」でした。もっとも、ハマると暴発するので「危ないおじさん」かもしれません。
とりわけAppleのMotionは癖になっていますが、Motion3で止めの一撃を食らったという感じですね。しかし、こんなにコストパフォーマンスが高いソフトなのに、Appleはどうして単独販売をやめてしまったのでしょう。確かにFinal Cut Proとの連携は不可欠かも知れませんが、これはこれで単独でも思いっきり使えます。なにより機能の割に低価格だったのが印象的。
●Motion3で止めの一撃を食らったが
そんなアップルストア銀座でのFlashやMotionネタで、中断(一発芸的な仕事は継続中)していた映像処理に火がついてしまいました。もちろん他でも色々と怪しい事をしていたのですが、特に作品がメディアを騒がせるといった事もなかったので、表向きにはいつもの「変なおじさん」でした。もっとも、ハマると暴発するので「危ないおじさん」かもしれません。

複雑なことが出来るかわりに、インターフェイスがグチャグチャだったりしたら意味ないですからね。特にモーショングラフィックスは動画と静止画の中間のような、新しい世界なので、是非とも単体での販売を再開してもらいたいと切望しています。あるいは、Final Cut Express HDにサブセット版をバンドルして欲しいです。なんて書いていますが、7月以降の使用頻度は圧倒的にWindowsなのです。そんなわけで現在は三刀流(Vista、XP、MacOSX)免許怪伝(正しくは「免許皆伝」ですが、これは意図的誤変換)状態です。
●Motionのアイコンが地球ゴマなのはどうして?
ところで、Motionのアイコンが地球ゴマ(ちきゅうごま)だということが随分気になっていました。地球ゴマは、フランスの物理学者レオン・フーコー(Jean Bernard Leon Foucault /Leonのeはアキュート・アクセント[´]付き/Sep.18, 1819 - Feb.11, 1868)が発明(正確にはシステムの命名であり、原理の発明は彼の後)した、ジャイロスコープの原理を基にした純国産のオモチャだからです。
男の子だったら誰もが一度は買っているはず。USでもポピュラーだということなのでしょうね。調べて見ると、名古屋で大正10年(1921年)に創業した株式会社タイガー商会がその年にリリースし、6年後の昭和2年(1927年)にはアメリカに輸出され、世界的に広まったそうです。とんでもない昔からあったのですね。
最盛期は昭和30年代から40年代(1960〜1970年代)で、かなりのバチものが横行したようです。私が買った(正確には弟が買った)ものは株式会社タイガー商会という名称が面白く記憶に残っていましたので、恐らく本物だったと思いますが、自信はまったくないです。なお、本物は職人の手による手仕事で現在も製造されているそうです。
●iLife'08、iWork'08は、パワーアップしすぎ〜
とにかく、ささやかな仕事とは別に、私は私なりの変な使い方を研究中で、ある程度定期的にMotionネタをApple Store Ginzaで行う予定です。もっとも映像処理には音響も不可欠なので、苦手なこの分野はなんとかGarageBandとSoundtrack Proで克服といった感じです。最近は真剣に小型のキーボード(鍵盤だけの電子ピアノもどき)が欲しくなっています。そして、Final Cut Pro6も交え、画像処理した素材を怪しく動かすのもなんだか贅沢な遊びみたいですが、モノづくりって、本人が楽しいと感じないと、リズムに乗れないですからね。
あっ、GarageBandで思い出しましたが、iLife'08、iWork'08は、パワーアップしすぎぐらいの大盤振る舞いですね。GarageBandは更にマニアックになっていますし、iMovieはヤバイくらいに簡単。そんな中、特にiWork'08から加わったNumbers'08は流石だと感じました。普通(大多数)のユーザーはこれで十分。余計な機能は百害あって一利なし。ただし、Microsoft Office 2008 for Macが年明け早々にリリースされると発表になったので、Word欲しさに一番安いファミリー&アカデミックは買ってしまうでしょう。アップデート出来る事を祈りつつ。
なにせWordは、好き嫌いに関わらずデファクトスタンダードですから。もっとも私はMacintosh版のWordしか世の中に存在していなかった頃(漢字TALKが出る前)に、SweetJAMで日本語化し、かなり使い倒していましたので、基本的に嫌いではないです。最近は仕事の元データがコレで、かなり苛められていますが……。
で、話を戻すと、iWork'08のKeynoteは色々なシーンでかなり使い込んでいますので、新機能の「アクションビルド」「インスタントアルファ」「スマートビルド」は既に癖になりつつあります。どうしてメインがMacintosh環境なのかと質問されたら、「Keynoteがあるから」と即答するでしょう。それほど気に入っていますし、重宝しています。でも、この原稿の草稿はWindows Vista上のMS-Office Word 2007で書いています。
●大容量のハードディスクを買う必要が
しかし、今回は少し誉めすぎてしまったかも知れませんね。買うのはLeopardが出てから(既にリリースされましたね)でも良かったのですが、やはり我慢できませんでした。もちろん気になっている点も有ります。例えばiPhotoはデータを溜めるとハードディスクを圧迫します。空き容量不足で、Final Cut Studio2をフルインストール出来ずにデータを整理していて、iPhotoのオリジナルデータフォルダが30GBもハードディスクを圧迫していることを知り、かなり仰天してしまいました。データ数6000カット程です。今回のバージョンで取り込みファイルを選別できるようになりましたが、やっぱりLeopardを入手したら容量の大きいハードディスクを買う必要がありそうですね。
ところで今思い出したのですが、地理的に一番近いアップルストア渋谷店に私は一度も出かけたことがありません。別に避けているわけではないのですが、かなり妙な現実です。何度もあっち方面には出かけているのですが、思い出そうとしても視野に入った記憶がないのです。これって都市伝説になるかな?都市伝説と言えば、マイクロソフトストア銀座とかあったら面白いのに。真面目に協力しちゃいますよ。なぜかWindowsがらみで、グラフィックに関わるセッションの話をあまり聞かないので、逆に不気味なのです。
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今月のお気に入りミュージック
"Till There Was You" by The Beatles in 1963, Original by Meredith Willson in 1957
"やりきれない気持ち" by キャロル in 1973
"時間よ止まれ" by 矢沢永吉 in 1978
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◇来月(11月12日19時より)のアップルストア銀座のセッション
Made on a Macとして画像処理セッション『海津ヨシノリの画像処理テクニック講座Vol.16』IllustratorとPhotoshopによるパズル遊び』 IllustratorをベースにPhotoshopも組み合わせ、ユニークな幾何学模様などの作り方を整理してみます。単純な図形も、ほんの少しの工夫でユニークなグラフィックイメージに生まれ変わります。難しいことを考えずに、まずは四角形や円からデザインを始めて見ましょう。Motionなどにも活用出来ます。予約不要・参加無料。
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【海津ヨシノリ】グラフィックデザイナー/イラストレーター
大学で随分前から気になっていた授業のひとつに、「人間関係と芸術」という参加型またはグループワークによる講義があります。担当の先生とは雑談を交わせる仲。なにより、私の授業時間とは重なっていない幸運に導かれ、聴講させていただくことにしました。過去には、かつての恩師の授業を聴講したことはありましたが、そうではないケースとしては初めての経験です。
ところが、聴講するよりも参加したほうが面白いので、是非という言葉に甘え、グループ分けされた学生達に紛れ込み、当日の授業内容であるスクイグル法により、クレヨンで絵を描くという時間を過ごしました。一部の学生が私の授業を履修していたのでかなり「何がどうなっているのか?」状態でしたが、話し込むうちにフランクな関係になり、ほとんど私は「この空間」が気に入ってしまいました。
一方的に話すだけ、あるいは質問してくる生徒に対して個別に対応するだけでは、一方通行でしかないように感じていました。もちろん、そんなスタイルを否定しているわけではありません。しかし、相互に本来のコミュニケーションが成立した上で、「その先」について何かをお互いに求め合うといった雰囲気は大切だと、改めて痛感したというわけです。あまりにも当たり前のことなのですが、ついつい日々の流れの中で麻痺してしまい見落としてしまうことです。
そんなわけで、年度末までこの授業に参加することにしました。本当は他にも色々と聴講したい面白い授業が山のようにあるのですが、諸般の事情で今季は断念で残念〜。何かチャンスがあれば、美術系以外の大学の専門外の講義を覗いて見たいものです。
yoshinori@kaizu.com
< http://www.kaizu.com/
>
< http://kaizu-blog.blogspot.com/
>
< http://efgra.blogspot.com/
>
< http://web.mac.com/kaizu/
>



●Motionのアイコンが地球ゴマなのはどうして?

男の子だったら誰もが一度は買っているはず。USでもポピュラーだということなのでしょうね。調べて見ると、名古屋で大正10年(1921年)に創業した株式会社タイガー商会がその年にリリースし、6年後の昭和2年(1927年)にはアメリカに輸出され、世界的に広まったそうです。とんでもない昔からあったのですね。
最盛期は昭和30年代から40年代(1960〜1970年代)で、かなりのバチものが横行したようです。私が買った(正確には弟が買った)ものは株式会社タイガー商会という名称が面白く記憶に残っていましたので、恐らく本物だったと思いますが、自信はまったくないです。なお、本物は職人の手による手仕事で現在も製造されているそうです。
●iLife'08、iWork'08は、パワーアップしすぎ〜
とにかく、ささやかな仕事とは別に、私は私なりの変な使い方を研究中で、ある程度定期的にMotionネタをApple Store Ginzaで行う予定です。もっとも映像処理には音響も不可欠なので、苦手なこの分野はなんとかGarageBandとSoundtrack Proで克服といった感じです。最近は真剣に小型のキーボード(鍵盤だけの電子ピアノもどき)が欲しくなっています。そして、Final Cut Pro6も交え、画像処理した素材を怪しく動かすのもなんだか贅沢な遊びみたいですが、モノづくりって、本人が楽しいと感じないと、リズムに乗れないですからね。

なにせWordは、好き嫌いに関わらずデファクトスタンダードですから。もっとも私はMacintosh版のWordしか世の中に存在していなかった頃(漢字TALKが出る前)に、SweetJAMで日本語化し、かなり使い倒していましたので、基本的に嫌いではないです。最近は仕事の元データがコレで、かなり苛められていますが……。
で、話を戻すと、iWork'08のKeynoteは色々なシーンでかなり使い込んでいますので、新機能の「アクションビルド」「インスタントアルファ」「スマートビルド」は既に癖になりつつあります。どうしてメインがMacintosh環境なのかと質問されたら、「Keynoteがあるから」と即答するでしょう。それほど気に入っていますし、重宝しています。でも、この原稿の草稿はWindows Vista上のMS-Office Word 2007で書いています。
●大容量のハードディスクを買う必要が

ところで今思い出したのですが、地理的に一番近いアップルストア渋谷店に私は一度も出かけたことがありません。別に避けているわけではないのですが、かなり妙な現実です。何度もあっち方面には出かけているのですが、思い出そうとしても視野に入った記憶がないのです。これって都市伝説になるかな?都市伝説と言えば、マイクロソフトストア銀座とかあったら面白いのに。真面目に協力しちゃいますよ。なぜかWindowsがらみで、グラフィックに関わるセッションの話をあまり聞かないので、逆に不気味なのです。
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"Till There Was You" by The Beatles in 1963, Original by Meredith Willson in 1957
"やりきれない気持ち" by キャロル in 1973
"時間よ止まれ" by 矢沢永吉 in 1978
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◇来月(11月12日19時より)のアップルストア銀座のセッション
Made on a Macとして画像処理セッション『海津ヨシノリの画像処理テクニック講座Vol.16』IllustratorとPhotoshopによるパズル遊び』 IllustratorをベースにPhotoshopも組み合わせ、ユニークな幾何学模様などの作り方を整理してみます。単純な図形も、ほんの少しの工夫でユニークなグラフィックイメージに生まれ変わります。難しいことを考えずに、まずは四角形や円からデザインを始めて見ましょう。Motionなどにも活用出来ます。予約不要・参加無料。
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【海津ヨシノリ】グラフィックデザイナー/イラストレーター
大学で随分前から気になっていた授業のひとつに、「人間関係と芸術」という参加型またはグループワークによる講義があります。担当の先生とは雑談を交わせる仲。なにより、私の授業時間とは重なっていない幸運に導かれ、聴講させていただくことにしました。過去には、かつての恩師の授業を聴講したことはありましたが、そうではないケースとしては初めての経験です。
ところが、聴講するよりも参加したほうが面白いので、是非という言葉に甘え、グループ分けされた学生達に紛れ込み、当日の授業内容であるスクイグル法により、クレヨンで絵を描くという時間を過ごしました。一部の学生が私の授業を履修していたのでかなり「何がどうなっているのか?」状態でしたが、話し込むうちにフランクな関係になり、ほとんど私は「この空間」が気に入ってしまいました。
一方的に話すだけ、あるいは質問してくる生徒に対して個別に対応するだけでは、一方通行でしかないように感じていました。もちろん、そんなスタイルを否定しているわけではありません。しかし、相互に本来のコミュニケーションが成立した上で、「その先」について何かをお互いに求め合うといった雰囲気は大切だと、改めて痛感したというわけです。あまりにも当たり前のことなのですが、ついつい日々の流れの中で麻痺してしまい見落としてしまうことです。
そんなわけで、年度末までこの授業に参加することにしました。本当は他にも色々と聴講したい面白い授業が山のようにあるのですが、諸般の事情で今季は断念で残念〜。何かチャンスがあれば、美術系以外の大学の専門外の講義を覗いて見たいものです。
yoshinori@kaizu.com
< http://www.kaizu.com/
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< http://kaizu-blog.blogspot.com/
>
< http://efgra.blogspot.com/
>
< http://web.mac.com/kaizu/
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- iWork '08
- アップルコンピュータ 2007-08-08
- おすすめ平均
officeに比べると…
キラー・アプリ『Numbers』
Apple純正の、DTP+プレゼンテーションソフトと思っていたのが…覆されました!
いやぁ楽しい
満を持して,Numbers!

- MacOS X v10.5 Leopard
- アップルコンピュータ 2007-10-26
- おすすめ平均
ハードウェアとOSの協奏曲
実用性の高いOS登場
PowerPCユーザーは必須なのでは
使いやすさ、利便性が増したOSX

- With the Beatles
- The Beatles
- Capitol 1990-10-25
- おすすめ平均
ビートルズの初期を代表するアルバム
実は一番好きかも
魅力満点
地味だけど最高
モノクロのロックンロール
- 曲名リスト
- It Won't Be Long
- All I've Got to Do
- All My Loving
- Don't Bother Me
- Little Child
- Till There Was You
- Please Mr. Postman
- Roll over Beethoven
- Hold Me Tight
- You've Really Got a Hold on Me
- I Wanna Be Your Man
- Devil in Her Heart
- Not a Second Time
- Money (That's What I Want)
by G-Tools , 2007/10/31