半年ぶりに椅子を新調しました。実は半年前に愛用していた椅子を破棄し、緊急処置として20年ぐらい前に買った木製の椅子を使っていたのです。気に入った椅子が見つからなかったことが主な理由です。
ちなみに、この木製の事務椅子はかなり高かったのと、とても気に入っているのですが、やはり長時間の作業用には向いていません。椅子用の座布団二枚と背もたれを少々調整して利用していました。
・椅子の肘掛けは要らない
肘掛けは邪魔になるだけです。そこで寛ぐことはないので、ひたすら心地よく座れて作業が出来ることが優先だと感じています。もちろん、過去には色々と肘掛け付きの椅子を試していますが、すぐに外してしまいました。まっ、部屋が狭いということもありますけどね。
・レザー仕様は不経済
本皮レザーならいいのですが、作業用の椅子としては無駄に高額で不経済。さりとて合成レザーは紙のように薄くて、すぐに破れてしまいます。かつて修理用のレザーシートを無造作に買い続け、気が付いたらかなりの高額な新しい椅子が購入出来るほどつぎ込んでいたという、笑えない体験をしています。
もちろん、業者に張り替えを依頼することも検討範囲ですが、5万円を越えるような椅子でもない限り意味ないと感じています。
・価格に惑わされない
椅子は価格ではないのです。背もたれがなく膝で固定する椅子など、「これは凄い」と言われてきた色々な椅子を今まで試してきましたが、決定打は基本的にないですね。あるとすれば、実際に座って見て感触を感じることだと思っています。
こうして半年間かけて色々吟味した結果、案外手ごろな価格のいい椅子を発見したというわけです。ただし、毎度のことですが、数週間使ってみないと本当のコトは分からないですね。ちなみに、執筆段階で購入後三週間を経過していますが、大変調子がいいです。
本当は買う前に座り心地を実際に確認する必要があるのですが、リーズナブルな椅子を実際に試す店はほとんどないですし、ここは逆にネットの情報が頼りですね。この椅子も三年保てばいいかな? ぐらいに考えています。そのくらいの割り切りは必要ですね。
さて、一難去ってまた一難です。今度は、換気扇から爆音が出始めて大パニック。サ○ウェ○ブへ修理を依頼すると、パーツがないので出来ないという冷たい対応。ここはかなり悪名高いブラックメーカーだそうです。
仕方がないので、近所の工務店に頼む前に私がチャレンジできるか確認してみると、案外いけそうな感じ。もちろん、この時点では無謀な発想でした。
しかし、勢いは止まらず、島忠、Unidyなどを走り回り、自分で修理してしまいました。なんと、ベアリングの交換だけで問題はスッキリ解決してしまったのです。
もちろん素人考えは禁物なので、ネットで色々と情報収集しました。ベアリングプーラーとベアリングを二つに、ベアリングをはめ込むために必要な補助器具として、塩ビパイプを買って5000円でおつりが来ました(^o^)超ラッキー。
一番高かったモノは、ベアリングを外す専用の工具であるベアリングプーラーの4000円でした。市販品のパーツで直せるのに、メーカーが無理って、ブラック過ぎますね。
ということで、もう一つの換気扇で爆音が発生しても、しっかり修理出来ます。お近くの方へは実費のみで出張しますよ。
しかし、この一連の流れで注目していただきたいのはデジタルです。どこがデジタルなのか? というと、ネットワークでの情報収集ですね。
これをやることにより、共通の問題で悩んでいる人と、その解決方法が意外と簡単に入手できる点です。一昔前であればあり得ない展開が、ネットの活用で可能となるからです。
ところが、このネットの活用が若い人ほど下手だったりします。いや、単に若いという表現が正しいのかは難しい問題ですが、少なくとも関わっている学生の多くはコツが掴めていないようです。検索が下手だと情報は入手できませんからね。
これはもしかすると、ネットのない時代に情報を収集する必要があった人との違いなのかも知れません。便利になる前の状況を体験している人にとって、便利になった世界での上手な振る舞いが、わかっているような気がします。
さてさて、椅子と換気扇の問題が解決したら、優先順位として今度は2013年夏にゲットしたVAIOです。
スペックはVAIO Duo 13 SVD1321A1J Core i7、RAM8GB/SSD256GB。実はSSDの容量が足りなくなってしまい、かなり困っていました。256GBで空きが8GBじゃ洒落になりません。SSD交換や、マシン買い換えとか色々考えたのですが、ふと冷静に考えてみました。
要するに、不要なレジストリ項目や各種Webブラウザーの一時ファイル・クッキー・拡張機能や各種アプリの不要ファイルを削除してしまえば、ある程度の空きが出来るのではないか? と気が付いたわけです。気が付くのが少し遅かった気もしますが……。
ということでツール使ったら、なんと空きが一気に170GBになりました。空き過ぎぐらいですが、それほどガリガリ使っていなかったのに不思議で仕方がありません。
でも、幾つかのツールをインストールしては消すということを、繰り返していたことがいけなかったのかもしれません。基本的な用途は3DツールにVisual StudioとOfficeですので、これでまだまだ現役でいけます。
次はいよいよメインマシンですが、私のEarly 2011のMacBook Proもそろそろ危ないわけで、一気に2台ということになりそうです。
あのMacProは既に眼中にないので、iMacとMacBook Proかな? と曖昧に考えていましたが、Windowsのデスクトップをメインとし、ノートはMacBook Proに決まりそうです。
今使っているMacBook Proも予備として残すことと、色々なシーンを想定してやむなくMacBook Proという感じです。デスクトップがWindows予定なので、ノートはMacという感じかな。
しかし、魅力が薄いです……最近のAppleマシンラインナップ。「帯に短し襷に長し」という状態のラインナップにしか見えません。もしかすると、近い将来AppleはPC販売から手を引くのではないか? と疑いたくなるほどです。
具体的な不満は、ノートの場合、メモリーの上限が16GBのマシンの選択肢が少ない。デスクトップの場合は拡張性が弱いです。
この2点は、私としてはかなり苦しいです。そして何より、最近のMac OSXの不安定さは本当に怖いです。相変わらず我が家のすべてのMacでDVDプレイヤーは使えなくなっていますし、AppStoreで購入したのに使えなくなってしまうツールが出るなど、信頼性は崩壊寸前。
■今月のお気に入りミュージックと映画
----------------------------------------------------------------------
[I've Never Been to Me]by Charlene in 1982(U.S.A)
邦題「愛はかげろうのように」。CMでも使われるなど、誰もが知っている名曲ですね。ちなみにこの曲は彼女の1976年のアルバム「Everything Must Change」に収録されたものが最初のようです。
その後、何度もアルバムに収録していますし、多くのアーティストがカバーしていますので、後から聞いた方はどれがオリジナルか分からないかもしれませんね。偶然、何かに導かれたようにネットで見つかる名曲って、鳥肌が立つほど嬉しく、そして驚きです。
Charlene - I've Never Been To Me(1977/1982)
----------------------------------------------------------------------
[No Escape]by John Erick Dowdle in 2015(U.S.A)
邦題「クーデター」。支援事業のために妻子を連れて赴任した東南アジアの某国で、突如発生したクーデターに巻き込まれ、外国人達が次々に暴徒によって処刑されていく中、国外脱出ができるか……。
一介のサラリーマンでしかない普通の主人公と家族の逃避行はリアルで、下手なサスペンス映画より怖いです。なにより、クーデターの原因を知った時のショックは本当に大きいです。そしてラストは、考えさせられるシーンでした。世界は数年で価値観が変わってしまっていることを痛感。
『クーデター』予告編
【海津ヨシノリ】グラフィックデザイナー/イラストレーター/写真家/怪しいお菓子研究家
yoshinori@kaizu.com
http://www.kaizu.com
http://kaizu-blog.blogspot.com
https://www.facebook.com/yoshinori.kaizu
facebookで繋がった世界の人達で、アジアの人達とはどの程度繋がっているかを調べてみました。ソート順で、インド、インドネシア、ヴェトナム、シンガポール、タイ、バングラデシュ、フィリピン、マレーシア、台湾、香港の10カ国(国際的に地域と言われている所も国としてカウントしています)でした。
このうち実際に行ったことがあるのは、シンガポール、マレーシア、香港の3カ国。教え子が頑張っている台湾、ヴェトナム、インドネシアには是非とも行ってみたいです。
●3月の画像処理セッションは3月17日(木)の予定です。
〜Illustratorの復習【応用力が付く3D処理】〜
Illustratorに組み込まれている3D機能の特性を理解し、可能性と活用方法を整理いたします。
講演内容
・線指定の活用
・マッピングの可能性
・ビットマップ画像の取り組み
・書き出しの活用
参加は無料ですが、申し込みが必要です。
https://www.borndigital.co.jp/seminar/4205.html