子育てSOHOオヤジ量産プロジェクト[117] 子育てリフォームオヤジの苦悩
── 茂田カツノリ ──

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デジタルイメージギャラリー〈2002〉いや〜朝夕はそろそろ涼しくなってまいりましたね〜。

本題に入る前に告知なんだけど、デジクリでも有名な画伯の面々が揃ってご登場されるイベントが、この週末にある。

・ディジタル・イメージ2006
< http://www.digitalimage.org/DI_15th/06_15th.html
>

土曜に始まるが週明け水曜には終わっちゃうので、この週末に行くしかないっすよ。永吉克之さんの絵が見られるんだから、行かなきゃです絶対。


●本題に戻る

僕のデジクリネタは、最近はFileMakerのことが多いし、子育てとかクルマとか、たまに映画の話もあるけど、ホントはもういっこ、「リフォーム」っつう話があったはず。なのでときどき「リフォームはどうなったんだ、書いてないのはどうしてなんだ」という声をいただく。

ということで、それについて白状するのが今回のネタ。

●セルフリフォームは贅沢の極みかも

いまの中古マンションを買ったのが2003年の夏、そして引き渡しがその年末で、そこから必死にリフォーム手配したんだけど、提案されるプランにしても金額にしてもどうしても納得いかなくて、なんとか仮住まいできるようにできたのが2004年の3月。

床や壁の仕上げは自分たちでやることにしたんだけど、そもそもがかなり長時間働き続けねば生きていけない労働集約的自営業にとっては、時間確保が大変だった。

2004年の3月というのが、娘が幼稚園入園するタイムリミットだったんで、もうここで引っ越すしかなかったのだ。息子も公立保育園に入るの決まってたし(公立のくせに月5万以上するのはどういうこっちゃだけど)。

というわけで前置きが長くなったが、要するに仕上げ部分は終わってないのだ。引っ越し後に子供部屋にペンキ塗ったり、台所の天井を仕上げたり、風呂場の脱衣所をウッディなパネルで仕上げたり、仕事場に本棚作ったりはした。

しかし、引っ越してから2年5カ月の間、実はこのくらいしか進んでない。だからウチは、いまだに工事中みたいな状態のママなのだ。

でも僕自身は開き直ってて、まあ家は生き物だからとかサグラダ・ファミリアよか先に完成させてやるとかゆってる。現実逃避だけどね。

つうことで、セルフリフォーム自体はとっても楽しいし勉強になるのだが、そのための時間を確保するっていう部分でいうと、ある種贅沢な話ではある。自営業だと、常に目先の仕事が大量にある状態になっちゃうからね。

●これからの課題整理

ということで、これからやらねばならないことを整理してみる。

▽台所
- 床のコルク張り(抜けてるとこ多し)
- ガス台をもちょっといいのにする(いまは仮設なので)
- 収納をもっと作る(燃えない素材で)

▽風呂
- 脱衣所の壁にウッドパネル貼る(買ったのが反っちゃう前に)
- 脱衣所の扉が動くようにする(コシ入れなくてもいいように)
- 抜けてる天井を作る(素の躯体が見えないように)
- 照明と換気扇のスイッチを固定(いつまでもブラブラさせとかない)
- 棚を作る

▽リビング
- ゴミを片付ける
- TVの置き場を変える
- 天井紙がやぶけてるのを直す
- その他パテ修復多数

▽仕事部屋
- 僕のゴミを片付ける(特に動かないPCとか)
- 床を貼り終える

▽寝室
- 人が入れる隙間を作る(笑)

あ〜あ、書いてるだけで腰が痛くなってきた。楽しいんだけどね。

●これからリフォームしようというひとに

僕がマンション購入した2003年は、渋谷周辺でも多数の中古物件があった。多数あるから売りに出してもすぐには売れず、じっくり値引き交渉をする余地があった。古い物件を買って自分で手を入れて住む、という人はあんまりいないという話を何度も聞いた。

実際、世界の大都市を比較しても、東京都心部の中古マンション価格は異様に安いと感じた。賃貸に出して生み出せるお金を考えれば、ずいぶんお得だと僕は思う。

それが最近聞いたところによると、以前よりも都心部中古マンションがほしいという人が増えてしまい、物件がなかなかない状態になってしまったらしい。そうなると自然と値段も上がり傾向になってしまうのだが、いまならまだ間に合うかもしれない。

でね、中古買ってリフォームするというときだけど、金を積んで業者に丸ごと頼んでっていうのは、いくらラクチンでもやっぱり簡単にはお勧めできない。その結果として安っぽくて固いフローリングや、紙じゃなくてビニール製の壁紙とかを使われちゃうようじゃ、わざわざ中古買う意味がないから。

だからやっぱり、住設や上水道の配管、床や壁などを業者に依頼し、内装については業者頼むにしても、材料はこちらで手配してという形を認めてくれるところを探すべきだと思う。

さらに、自分で棚や壁を作るなら、ひとつ大事なコツがある。それは、木材購入時にサイズにあわせて切断してもらっておくことだ。木を切るのは音もホコリも出るから大変だし、ちゃんと設計しないとあとで足りなくなったりもする。

だから、最初にしっかり採寸・設計し、木を購入するホームセンターで切断までやってもらって、自分は組み立てるだけ、としておくのがいい。

幸いなことに、都内在住であっても豊洲にできたビバホームのおかげで、気楽にホームセンター行けるようになった。この店の存在は大きいのだ。店自体も大きいけど。。

・スーパービバホーム豊洲店
< http://www.vivahome.co.jp/svh/toyosu/
>

ということで、リフォーム頑張ります.....。

▼書籍紹介「FileMaker Pro 大全〜FileMaker Pro 8: THE MISSING MANUAL」
ラトルズより9月2日発売予定・定価3,990円(税込)
あのオライリー社初のFileMaker本「FileMaker 8:The Missing Manual」の翻訳権を、ラトルズ & sevensdoorが獲得し、「FileMaker大全」としてついに発行! FileMaker8.5の新機能についても、本邦初の詳細な解説を追補にてご紹介します。

下記ページにてデジクリ特別先行発売中!
< http://www.rutles.net/books/156dgcr.html
>

▼イベント
「FileMaker Fun Night! AppleStore銀座」
9月16日(土)17:00〜19:00(←5時スタートっすよ、間違えないでね〜)
< http://www.sevensdoor.com/event.html
>
< http://www.apple.com/jp/retail/ginza/week/20060910.html
>
FileMakerユーザのためのマンスリーイベント「FileMaker Fun Night!」。このイベントが始まって早くも一周年を迎えます。今回は最新バージョンの可能性を探るとともに、一周年ならではの様々な企画をご用意しています。2時間たっぷりお楽しみください。

【しげた・かつのり】shigeta@amonita.com
Webコンサルタント/プランナー & FileMakerデータベースデザイナー。
サンフランシスコの寒さを味わってから、どうも東京の暑さが現実のものに思えない41歳3児の父。最近は結構時間を作れるようになったので、みなさん新規案件OK状態っすよ〜、よろしくお願いします。

[有限会社アモニータ(Web制作/プランニング/出版プロデュース)]
< http://www.amonita.com/
>
[有限会社レクレアル(FileMakerソリューション開発)]
< http://www.recrear.jp/
>
[Max_blog —“インターネット拾いモノ”でも執筆中]
< http://www.maxwald.co.jp/
>
[mixi —“永吉克之Fan☆Club”コミュニティ]
< http://mixi.jp/view_community.pl?id=94983
>