
●ハワイの禁煙報道について
アメリカでは、ニューヨーク州やカリフォルニア州などで以前より厳しい禁煙条例があり、レストランなどは原則として全席禁煙。受動喫煙の犠牲者が多いことや、お店で働く人の体を守ることを考えれば当然の流れだ。
日本では、分煙意識のないレストランに入ってしまって不快な思いをすること多いし、酒を飲む店では服がクサクサになってハラ立つ。そうしたことが防げる禁煙条例はとてもありがたいと思うのだが、どういうわけだがこうしたニュースを報道するときは「愛煙家も肩身が狭くなりました」という論調ばっかり。
主婦などが多く見ていると思われるフジテレビの夕方ニュースですら、ひたすら「愛煙家は大変」「お客が減りそうで心配」などという話だけ取り上げていた。喫煙率がアメリカの倍という日本でも、率でいえば男が半分強、女性は2割ちょいなんだから、非喫煙者のほうが多数派。なのにこうした論調に偏るのは、なぜなんだろうか。
と考えながらニュース見てたら、CMに切り替わっていきなりJTのロゴ登場。なんだ、そういうことか。ああわかりやすい。
・禁煙指導研究会のWebサイト〜日本と世界の喫煙率〜
< http://www.nosmoking.jp/introduction/base.html
>
●タバコ吸うのはいいが吐かないでいただきたい
僕自身、20代には喫煙していたこともあった。そのころ、人生がうまくいかないことを社会のせいにするヘタレ精神の持ち主だった僕は(いまも変わらないか……)、日本社会になじむためにパチンコとかスキーとか合コンとかを楽しめれば、もうちょっと自分の居場所ができるのか、などということを考えてた。
で、その延長でどういうわけだが、好きでもないタバコを吸ってみてたのだ。なんとなく、長いものに巻かれたかったのかもしれない。
でも、喫煙者になってみると口の中はキチャナイ感じするし、ノドはいつもヘンだし、服も部屋も臭くなるし壁は汚れるしで、やっぱり嫌になってあっという間に吸うのをやめた。ニコチンの中毒性は実感したし、吸いたくなる気持ちはわかるのだが、吸いたくない気持ちがそれに勝ったようだ。
そして嫌煙という立場になってみると、ただレストランで食事をしたり、友達と酒飲んだり、FileMakerのオフ会に参加したいだけなのに、タバコの煙にさらされざるを得ない状況が、実に腹立たしく感じる。
タバコの煙は毒だ。毒を自分で吸って寿命を縮めるのは自由だから、僕は何も文句は言わない。しかしその煙を僕のほうに向けるのは、僕に危害を加えようという行動に他ならない。テキサス州知事からもうちょっと出世した人の論理を借りれば、自分の身を守るための先制攻撃として殴りかかってもいいことになるじゃないか。
毒をかけられたら怒るというのは、まったくもって当たり前のことだと思うのだが、どうなんだろうか。
●タバコに思うこといろいろ
タバコの煙が充満するお店にいれば気分が悪くなるが、それ以上に受動喫煙による被害は大きい。そういうところで仕事している人の身にもなってみろ、という気がする。
あと、料理人でタバコを吸う人は、信用できない。味覚狂わないわけ? と聞きたくなる。
喫煙の害を長期的にみると、肺癌とか心臓病とかいろいろある。健康などの長期的なものへの気遣いより、短期的な欲求のほうが勝ってしまうのは、教養のある人間の思考とは言えない。
ただ、それを言ってると僕のように運動不足解消しなきゃならないのわかりきってるのに何もしてなかったり、いま僕が滞在してる国の方々のように体に悪いとわかっていながら脂肪を増やし続けるのも同類かな、とは思うけど(ううむ、ちゃんと運動しなきゃ)。
ま、結婚したりで自分だけの人生でなくなったら、相手のためにも体を大事にするのは当然だとも思うが。それよりもごく短期的に、煙がクサくて気持ち悪くはないのかとも思う。
うちの子供たちがどういう人生を送ろうが、それは彼らが決めること。ただし、喫煙者にだけは絶対になってほしくない。その意識をちゃんと伝えられるかどうかは、僕にとってはかなり重大な事象だといまから意識している。
よく、子供ができたからベランダでタバコ吸うというひとがいるのだが、非喫煙者からすると、どこで吸ってこようが服はクサイです。恋人が喫煙者だったら、キスするとクサくないですか? とも聞きたくなる。
そういえば、先日オープンした新ショッピングモール「ららぽーと豊洲」は、喫煙コーナーがしっかりガラス戸で囲われていた。これは素晴らしい、できればず〜っと、そこから出てこないでいただきたいものだ。
あ〜、タバコの悪口だったら、いくらでも出てくるなあ。
●イベント「FileMaker Fun Night! AppleStore銀座」
11月04日(土)18:00〜19:30(←土曜夕方6時スタートねっ)
< http://www.sevensdoor.com/event.html
>
FileMaker ユーザのためのマンスリーイベント「FileMaker Fun Night!」。
今回は「リレーションがなくっちゃ始まらない」と題して、FileMaker7以降大きく変わったテーブル構造とリレーションを取り上げます。
●書籍ご案内
「FileMaker Pro大全」
< http://www.rutles.net/books/156.html
>
Geoff Coffey & Susan
Prosser=共著/小山香織=訳/茂田カツノリ・蜷川晋・今泉みゆき・竹内康二=共訳・技術監修/定価:3,990円(本体3,800円+税5%)
【しげた・かつのり】shigeta@amonita.com
Webコンサルタント/プランナー & FileMakerデータベースデザイナー。
先週日曜の「FileMaker Fun Night!」開催時はすでにサンフランシスコに入っていたのだが、どうしても参加したいのでSkype for Mac 2.0βのビデオチャットで乱入。結構ウケてうれしかった。西海岸の17時が日本の朝9時なので、このタイミングで自宅とSkypeつないで、子供に「いってらっしゃい」を言うのが日課になっていたりする。
[有限会社アモニータ(Web制作/プランニング/出版プロデュース)]
< http://www.amonita.com/
>
[有限会社レクレアル(FileMakerソリューション開発)]
< http://www.recrear.jp/
>
[Max_blog —“インターネット拾いモノ”でも執筆中]
< http://www.maxwald.co.jp/
>
[mixi —“永吉克之Fan☆Club”コミュニティ]
< http://mixi.jp/view_community.pl?id=94983
>
僕自身、20代には喫煙していたこともあった。そのころ、人生がうまくいかないことを社会のせいにするヘタレ精神の持ち主だった僕は(いまも変わらないか……)、日本社会になじむためにパチンコとかスキーとか合コンとかを楽しめれば、もうちょっと自分の居場所ができるのか、などということを考えてた。
で、その延長でどういうわけだが、好きでもないタバコを吸ってみてたのだ。なんとなく、長いものに巻かれたかったのかもしれない。
でも、喫煙者になってみると口の中はキチャナイ感じするし、ノドはいつもヘンだし、服も部屋も臭くなるし壁は汚れるしで、やっぱり嫌になってあっという間に吸うのをやめた。ニコチンの中毒性は実感したし、吸いたくなる気持ちはわかるのだが、吸いたくない気持ちがそれに勝ったようだ。
そして嫌煙という立場になってみると、ただレストランで食事をしたり、友達と酒飲んだり、FileMakerのオフ会に参加したいだけなのに、タバコの煙にさらされざるを得ない状況が、実に腹立たしく感じる。
タバコの煙は毒だ。毒を自分で吸って寿命を縮めるのは自由だから、僕は何も文句は言わない。しかしその煙を僕のほうに向けるのは、僕に危害を加えようという行動に他ならない。テキサス州知事からもうちょっと出世した人の論理を借りれば、自分の身を守るための先制攻撃として殴りかかってもいいことになるじゃないか。
毒をかけられたら怒るというのは、まったくもって当たり前のことだと思うのだが、どうなんだろうか。
●タバコに思うこといろいろ
タバコの煙が充満するお店にいれば気分が悪くなるが、それ以上に受動喫煙による被害は大きい。そういうところで仕事している人の身にもなってみろ、という気がする。
あと、料理人でタバコを吸う人は、信用できない。味覚狂わないわけ? と聞きたくなる。
喫煙の害を長期的にみると、肺癌とか心臓病とかいろいろある。健康などの長期的なものへの気遣いより、短期的な欲求のほうが勝ってしまうのは、教養のある人間の思考とは言えない。
ただ、それを言ってると僕のように運動不足解消しなきゃならないのわかりきってるのに何もしてなかったり、いま僕が滞在してる国の方々のように体に悪いとわかっていながら脂肪を増やし続けるのも同類かな、とは思うけど(ううむ、ちゃんと運動しなきゃ)。
ま、結婚したりで自分だけの人生でなくなったら、相手のためにも体を大事にするのは当然だとも思うが。それよりもごく短期的に、煙がクサくて気持ち悪くはないのかとも思う。
うちの子供たちがどういう人生を送ろうが、それは彼らが決めること。ただし、喫煙者にだけは絶対になってほしくない。その意識をちゃんと伝えられるかどうかは、僕にとってはかなり重大な事象だといまから意識している。
よく、子供ができたからベランダでタバコ吸うというひとがいるのだが、非喫煙者からすると、どこで吸ってこようが服はクサイです。恋人が喫煙者だったら、キスするとクサくないですか? とも聞きたくなる。
そういえば、先日オープンした新ショッピングモール「ららぽーと豊洲」は、喫煙コーナーがしっかりガラス戸で囲われていた。これは素晴らしい、できればず〜っと、そこから出てこないでいただきたいものだ。
あ〜、タバコの悪口だったら、いくらでも出てくるなあ。
●イベント「FileMaker Fun Night! AppleStore銀座」
11月04日(土)18:00〜19:30(←土曜夕方6時スタートねっ)
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FileMaker ユーザのためのマンスリーイベント「FileMaker Fun Night!」。
今回は「リレーションがなくっちゃ始まらない」と題して、FileMaker7以降大きく変わったテーブル構造とリレーションを取り上げます。
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「FileMaker Pro大全」
< http://www.rutles.net/books/156.html
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Geoff Coffey & Susan
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【しげた・かつのり】shigeta@amonita.com
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先週日曜の「FileMaker Fun Night!」開催時はすでにサンフランシスコに入っていたのだが、どうしても参加したいのでSkype for Mac 2.0βのビデオチャットで乱入。結構ウケてうれしかった。西海岸の17時が日本の朝9時なので、このタイミングで自宅とSkypeつないで、子供に「いってらっしゃい」を言うのが日課になっていたりする。
[有限会社アモニータ(Web制作/プランニング/出版プロデュース)]
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[有限会社レクレアル(FileMakerソリューション開発)]
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