ども、一年じゅう時差ボケの茂田です。
●金がしっかり稼げてないことについて
僕はずっと特定の会社に属してない。属するにしても自分たちで作った会社だ。という生活をはじめて13年くらいになり、決して食えてないわけではないのだが、成功しているとは言い難い状況が続いている。
もちろん、子供3人育てていて、渋谷に超古いとはえマンション買ってて、クルマも持ってるんだからソコソコだと思われてるかもしれない。でもねえ、そうでもないんすよ。
で、僕は「仕事のクオリティを追究しているから、収入は食えればいい」とかいう考えの人間じゃない。金というのは生きるための糧であり、僕は男だから出産も授乳もできなくてカミさんにやってもらってるんだから、せめて人並み以上には稼ぎたい、と思っている。
しかし、日々の仕事について考えてみると、収益を増やそうという意識がいまだに希薄だなあ、と反省してしまうのだった。
でね、そうなっちゃってる理由について、少し考えてみたのだ。
●金がしっかり稼げてないことについて
僕はずっと特定の会社に属してない。属するにしても自分たちで作った会社だ。という生活をはじめて13年くらいになり、決して食えてないわけではないのだが、成功しているとは言い難い状況が続いている。
もちろん、子供3人育てていて、渋谷に超古いとはえマンション買ってて、クルマも持ってるんだからソコソコだと思われてるかもしれない。でもねえ、そうでもないんすよ。
で、僕は「仕事のクオリティを追究しているから、収入は食えればいい」とかいう考えの人間じゃない。金というのは生きるための糧であり、僕は男だから出産も授乳もできなくてカミさんにやってもらってるんだから、せめて人並み以上には稼ぎたい、と思っている。
しかし、日々の仕事について考えてみると、収益を増やそうという意識がいまだに希薄だなあ、と反省してしまうのだった。
でね、そうなっちゃってる理由について、少し考えてみたのだ。
●「営業をしなくても仕事が来る」はダメだ
クリエイターや開発系の仕事をしている人からよく聞くセリフとして「僕は営業しなくても仕事が来てるんです」というものがある。実力があって、クオリティの高い仕事をしていれば、こちらからお仕事くださいと動かなくても大丈夫なんだ、というわけだ。
僕自身も、営業活動と呼べることはほとんどやったことなくて、自社サイトも会社案内パンフもさほど真剣には作ってない。常に知り合いの紹介で、お客様のほうから「この仕事やってほしい」と依頼されたものだけで、この10年以上仕事してきた。
しかしね、最近になってようやく、この状況はイケナイんだってことに気づいた。
お客様のほうから「これやってください」といってきてくれるのは、とってもありがたい。しかし、そういうふうに流れてくる仕事というのは、他の人が積極的には取りにいかないような、何らかの事情が含まれているものの率が高くはないだろうか。
低予算、短納期、お客さんの要望が決まってない、仕切役不在などで宙に浮いちゃってる仕事が、行き場を失って僕のトコに流れ込んで来てるんじゃと、最近思ったりする。
これはつまり、来る仕事を待ってても食ってはいけるとしても、そのままじゃいけないということ。どういう仕事を受けたいかを自分でちゃんと意識し、そういう仕事が取れるような活動をするべきなんだろう。
●安い仕事も高い仕事も手間は同じ
世の中には、同じ労力の仕事でも、高いものもあれば安いものもある。そして、安いから一部手が抜けるかというとそうではなく、基本的に手間は変わらない。いや、安い仕事のほうがお客さん側の仕切りが甘くて、むしろ手がかかってしまうことのほうが多いかもしれない。
なにより、お客様からの要望以上のものを返すような仕事をしたいもの。安い仕事だと、「このお金じゃここまでしかできないな」と自分でブレーキをかけてしまうこともあるが、それじゃ自分も進歩しない。かといってただ働きしちゃダメだから、やっぱりしっかりとお金をいただける仕事を選ぶべきだろう。
ものづくり系の仕事をしているひとは、お金では動かない。でも「いい仕事をする」ということはもちろんとっても大切だけれど、それをしっかり収益に結びつけるところまで到達せねば、意味がないというものだ。
僕自身、何度か仕事が追いつかなくて、お仕事依頼サイト「さぶみっとJAPAN」に告知をしたことがある。あのサイトを見てると、もう信じられないくらいの低価格で仕事を受けちゃってる人が多くて、目を覆わんばかりの状況だ。僕自身も仕事を安く受けちゃってると思うのだが、その上を、いや下を行ってる。
というわけで、高い仕事をちゃんと受けねばならなくて、そのために営業が必要なのだ。営業活動は仕事を受けるためじゃなくて、仕事の受注単価を上げるためにあるのだ。
もちろん営業といっても、髪を七三に分けてコナカのスーツ着て飛び込み営業する、という意味では全然ない。しっかりとした会社案内を紙とWebとで作って、配布できるところに配布し、また自分がいっしょに働きたいと思える相手に送る、ということが大事だろう。
会社案内には、自分たちに何ができて、同業他社とはどう違うか、そしてどういう実績があるかの3つのポイントを明確に記載しよう。
と、ここまで書いてきたら、自分がこういうこと全然やってないことを自覚。ああ、日々の仕事に追われてちゃダメの見本だな、僕は。反省。
【しげた・かつのり】shigeta@amonita.com
FileMakerデータベースデザイナーで、Webコンサルタントで、3児の父。
先週「弟子募集」と書いたら若干のレスポンスをいただいたけど、まだ正式な応募はない。たぶん早いモノ勝ちなので、よろしくねっ。
・【イベント宣伝】
まるまる1日FileMaker〜「FileMaker Day」開催〜
3月28日(水)12:00〜19:00 AppleStore銀座
SevensdoorとAppleStore銀座とのコラボレーション「FileMaker Day」が開催されます。Intel Macにも対応したFileMaker Pro 8.5の充実した機能ご紹介や、さまざまな先進的ユーザ事例をご紹介します。
画像資料のWeb公開や電子カルテシステム等、役立つ実例紹介の他、「MacFan」誌で開催中のFileMakerコンテストの審査員を交えたトークセッションなど、盛りだくさんの内容でお送りします。
茂田もこの日はずっと銀座にいるので、遊びにきてください。
・AppleStore銀座の告知
< http://www.apple.com/jp/retail/ginza/week/20070325.html
>
[有限会社レクレアル(FileMakerソリューション開発)]
< http://www.recrear.jp/
>
クリエイターや開発系の仕事をしている人からよく聞くセリフとして「僕は営業しなくても仕事が来てるんです」というものがある。実力があって、クオリティの高い仕事をしていれば、こちらからお仕事くださいと動かなくても大丈夫なんだ、というわけだ。
僕自身も、営業活動と呼べることはほとんどやったことなくて、自社サイトも会社案内パンフもさほど真剣には作ってない。常に知り合いの紹介で、お客様のほうから「この仕事やってほしい」と依頼されたものだけで、この10年以上仕事してきた。
しかしね、最近になってようやく、この状況はイケナイんだってことに気づいた。
お客様のほうから「これやってください」といってきてくれるのは、とってもありがたい。しかし、そういうふうに流れてくる仕事というのは、他の人が積極的には取りにいかないような、何らかの事情が含まれているものの率が高くはないだろうか。
低予算、短納期、お客さんの要望が決まってない、仕切役不在などで宙に浮いちゃってる仕事が、行き場を失って僕のトコに流れ込んで来てるんじゃと、最近思ったりする。
これはつまり、来る仕事を待ってても食ってはいけるとしても、そのままじゃいけないということ。どういう仕事を受けたいかを自分でちゃんと意識し、そういう仕事が取れるような活動をするべきなんだろう。
●安い仕事も高い仕事も手間は同じ
世の中には、同じ労力の仕事でも、高いものもあれば安いものもある。そして、安いから一部手が抜けるかというとそうではなく、基本的に手間は変わらない。いや、安い仕事のほうがお客さん側の仕切りが甘くて、むしろ手がかかってしまうことのほうが多いかもしれない。
なにより、お客様からの要望以上のものを返すような仕事をしたいもの。安い仕事だと、「このお金じゃここまでしかできないな」と自分でブレーキをかけてしまうこともあるが、それじゃ自分も進歩しない。かといってただ働きしちゃダメだから、やっぱりしっかりとお金をいただける仕事を選ぶべきだろう。
ものづくり系の仕事をしているひとは、お金では動かない。でも「いい仕事をする」ということはもちろんとっても大切だけれど、それをしっかり収益に結びつけるところまで到達せねば、意味がないというものだ。
僕自身、何度か仕事が追いつかなくて、お仕事依頼サイト「さぶみっとJAPAN」に告知をしたことがある。あのサイトを見てると、もう信じられないくらいの低価格で仕事を受けちゃってる人が多くて、目を覆わんばかりの状況だ。僕自身も仕事を安く受けちゃってると思うのだが、その上を、いや下を行ってる。
というわけで、高い仕事をちゃんと受けねばならなくて、そのために営業が必要なのだ。営業活動は仕事を受けるためじゃなくて、仕事の受注単価を上げるためにあるのだ。
もちろん営業といっても、髪を七三に分けてコナカのスーツ着て飛び込み営業する、という意味では全然ない。しっかりとした会社案内を紙とWebとで作って、配布できるところに配布し、また自分がいっしょに働きたいと思える相手に送る、ということが大事だろう。
会社案内には、自分たちに何ができて、同業他社とはどう違うか、そしてどういう実績があるかの3つのポイントを明確に記載しよう。
と、ここまで書いてきたら、自分がこういうこと全然やってないことを自覚。ああ、日々の仕事に追われてちゃダメの見本だな、僕は。反省。
【しげた・かつのり】shigeta@amonita.com
FileMakerデータベースデザイナーで、Webコンサルタントで、3児の父。
先週「弟子募集」と書いたら若干のレスポンスをいただいたけど、まだ正式な応募はない。たぶん早いモノ勝ちなので、よろしくねっ。
・【イベント宣伝】
まるまる1日FileMaker〜「FileMaker Day」開催〜
3月28日(水)12:00〜19:00 AppleStore銀座
SevensdoorとAppleStore銀座とのコラボレーション「FileMaker Day」が開催されます。Intel Macにも対応したFileMaker Pro 8.5の充実した機能ご紹介や、さまざまな先進的ユーザ事例をご紹介します。
画像資料のWeb公開や電子カルテシステム等、役立つ実例紹介の他、「MacFan」誌で開催中のFileMakerコンテストの審査員を交えたトークセッションなど、盛りだくさんの内容でお送りします。
茂田もこの日はずっと銀座にいるので、遊びにきてください。
・AppleStore銀座の告知
< http://www.apple.com/jp/retail/ginza/week/20070325.html
>
[有限会社レクレアル(FileMakerソリューション開発)]
< http://www.recrear.jp/
>