今回はかなり宣伝めいた話でアレなのだが、来週に僕が仲間と行うFileMakerの一日イベント「FileMaker Day」の案内をさせていただく。
●毎月イベントをやってきて
イベントを主催しているのは、セブンズドアという組織。これはFileMakerによるデータベース開発を仕事にしている四名が、ある状況を打破したいという思いにかられて集まったものだ。
その状況というのは、FileMakerでの開発手法についての情報が、あまりに少ないことだ。特にバージョン6と7との差はすごく大きく、データベース開発の根本から変化してしまったとさえいえる。
バージョン7になって大きく進化したことで、より利用範囲の拡大が可能になり、事実アメリカでは関連製品も開発会社も増え、年一回開催されるデベロッパー・カンファレンスも年を追うごとに参加者が増えている。
しかし日本の状況はお寒い限り。かなり多くの人が、FileMakerというソフトはコンシューマー向けだと考えている。これは、特にバージョン7以降においては明らかに間違った捉え方なのだが、それが打破しきれていない。
情報という点でも、たとえば書籍やDVDは多数出ていて、良質なものもあるけれど、大ウソばかりのものも存在してしまっている。
●毎月イベントをやってきて
イベントを主催しているのは、セブンズドアという組織。これはFileMakerによるデータベース開発を仕事にしている四名が、ある状況を打破したいという思いにかられて集まったものだ。
その状況というのは、FileMakerでの開発手法についての情報が、あまりに少ないことだ。特にバージョン6と7との差はすごく大きく、データベース開発の根本から変化してしまったとさえいえる。
バージョン7になって大きく進化したことで、より利用範囲の拡大が可能になり、事実アメリカでは関連製品も開発会社も増え、年一回開催されるデベロッパー・カンファレンスも年を追うごとに参加者が増えている。
しかし日本の状況はお寒い限り。かなり多くの人が、FileMakerというソフトはコンシューマー向けだと考えている。これは、特にバージョン7以降においては明らかに間違った捉え方なのだが、それが打破しきれていない。
情報という点でも、たとえば書籍やDVDは多数出ていて、良質なものもあるけれど、大ウソばかりのものも存在してしまっている。
●開発者サポートが足りない!
さらにいうと、FileMakerの真の価値を知った人でさえも、ちゃんとしたプロ向き用途として使おうとすると、情報の少なさや、サードパーティ製ツールの日本語化率の低さ、あるいはいざ開発の人出が不足したときに追加供給がとても困難である点などで、やむなく採用をあきらめている、という話すら聞く。
ま、僕らはこうした需給バランスが崩れている状況を活かすべくこの仕事をしているという面はある。
実際、FileMaker認定デベロッパー資格所持者はとても少なく、原稿執筆時点で日本にたった17名。そのうち5名をわがレクレアルが占めていて、日本一なのだ。
小さな会社をやるにあたっては、限定されたジャンルでもいいから日本一になるというのが大事ということは、どの経営の本にも書いてある。
これが実現したのは大きいのだが、やっぱりもうちょっとFileMakerの市場全体が広がってくれないと困るな、とも思っている。
とかなんとかいう考えでセブンズドアという活動をしている。いまのところメインの活動はふたつあって、ひとつはフェニックスを拠点とするジェリー・ロビンさんという人たちがやってるすばらしいトレーニング「ステアウェイ・トゥ・セブン」の日本語版開催、もうひとつがアップルストア銀座での毎月イベント「FileMaker Fun Night!」だ。
●イベントに来てほしいのだ
「FileMaker Fun Night!」は毎月だいたい第一土曜日の18時から、アップルストア銀座の3階シアターを借りきって行なっているのだが、これが最近は毎回満席の大盛況。ここでの定期イベントの中でも特に集客が良いものとして評価していただいている。
で、これを20回以上やってきたことをご評価いただいて、3月28日の昼間に、まる一日使ってのイベントをぜひ、とアップルストア側からご依頼いただいたのだ。
FileMakerの話するなら、もうネタは大量にあってというセブンズドアの四人だから、もちろんふたつ返事で引き受けた、というわけだ。
ただ、いつもは土曜日だったんだけど、今回は水曜の昼間。来てくれる人の層が異なるだけに、お客さん来てくれるかどうかがちょっと心配なのだ。だからみなさん、FileMakerのこと関係なくても、にぎやかしだけでもいいから来てほしいっす。お子様連れ大歓迎。
詳しい内容は下記ページに掲載しているから、とにかくちょっとでもいいからお越しいただけるとうれしいです。ていうか、来てくださいよお願いしますよおお。
・セブンズドア
< http://www.sevensdoor.com/
>
【しげた・かつのり】
職業は、一応起業家。成功してないけど。趣味は子育て。いま3人だけど、もっとほしいな。
あ、ちなみにセブンズドアはあくまで開発者有志が集まった団体であり、ファイルメーカー社とは関係ない。今回のイベントも誰からもギャラ出るわけでなく、チラシ印刷とかお手伝い人員の人件費とか、全部自腹である。金ないんだけどね。
・有限会社レクレアル
< http://www.recrear.jp/
>
さらにいうと、FileMakerの真の価値を知った人でさえも、ちゃんとしたプロ向き用途として使おうとすると、情報の少なさや、サードパーティ製ツールの日本語化率の低さ、あるいはいざ開発の人出が不足したときに追加供給がとても困難である点などで、やむなく採用をあきらめている、という話すら聞く。
ま、僕らはこうした需給バランスが崩れている状況を活かすべくこの仕事をしているという面はある。
実際、FileMaker認定デベロッパー資格所持者はとても少なく、原稿執筆時点で日本にたった17名。そのうち5名をわがレクレアルが占めていて、日本一なのだ。
小さな会社をやるにあたっては、限定されたジャンルでもいいから日本一になるというのが大事ということは、どの経営の本にも書いてある。
これが実現したのは大きいのだが、やっぱりもうちょっとFileMakerの市場全体が広がってくれないと困るな、とも思っている。
とかなんとかいう考えでセブンズドアという活動をしている。いまのところメインの活動はふたつあって、ひとつはフェニックスを拠点とするジェリー・ロビンさんという人たちがやってるすばらしいトレーニング「ステアウェイ・トゥ・セブン」の日本語版開催、もうひとつがアップルストア銀座での毎月イベント「FileMaker Fun Night!」だ。
●イベントに来てほしいのだ
「FileMaker Fun Night!」は毎月だいたい第一土曜日の18時から、アップルストア銀座の3階シアターを借りきって行なっているのだが、これが最近は毎回満席の大盛況。ここでの定期イベントの中でも特に集客が良いものとして評価していただいている。
で、これを20回以上やってきたことをご評価いただいて、3月28日の昼間に、まる一日使ってのイベントをぜひ、とアップルストア側からご依頼いただいたのだ。
FileMakerの話するなら、もうネタは大量にあってというセブンズドアの四人だから、もちろんふたつ返事で引き受けた、というわけだ。
ただ、いつもは土曜日だったんだけど、今回は水曜の昼間。来てくれる人の層が異なるだけに、お客さん来てくれるかどうかがちょっと心配なのだ。だからみなさん、FileMakerのこと関係なくても、にぎやかしだけでもいいから来てほしいっす。お子様連れ大歓迎。
詳しい内容は下記ページに掲載しているから、とにかくちょっとでもいいからお越しいただけるとうれしいです。ていうか、来てくださいよお願いしますよおお。
・セブンズドア
< http://www.sevensdoor.com/
>
【しげた・かつのり】
職業は、一応起業家。成功してないけど。趣味は子育て。いま3人だけど、もっとほしいな。
あ、ちなみにセブンズドアはあくまで開発者有志が集まった団体であり、ファイルメーカー社とは関係ない。今回のイベントも誰からもギャラ出るわけでなく、チラシ印刷とかお手伝い人員の人件費とか、全部自腹である。金ないんだけどね。
・有限会社レクレアル
< http://www.recrear.jp/
>