LIFE is 日々一歩(34)[アニメ]2016年夏のおすすめアニメ!
── 森 和恵 ──

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こんにちは! 今週末には7月に突入ですね。夏がすぐそこまで来てますね。いまは梅雨入りしているようですが、まだ雨降りにあたっていなくて実感がわきません。今週はよく降るらしいので、梅雨のラストスパートに期待したいところです。

さてさて。今回は、夏期の新番組スタート目前ということで、アニメ新番組を紹介します。

毎年、夏はあまり期待できないなぁ……と思っていましたが、今年は小粒でよさそうな作品が目白押しで楽しみです。今期もGIGAZINEさんの記事『2016年春季開始の新作アニメ一覧』を参考にさせていただきました。
http://gigazine.net/news/20160604-anime-2016summer/




●2016年春アニメの私的ベスト3から

第29回「2016年春のおすすめアニメ!」では、
https://bn.dgcr.com/archives/20160404140100.html


・僕のヒーローアカデミア【勇気をもらえるジャンプ作品】
・文豪ストレイドッグス【待ってました!大本命】
・ジョーカー・ゲーム【重厚なアニメがどこまで食い込むか?】

と、期待の高いアニメをピックアップした予想をご紹介しましたが、視聴後のベスト3はこのようになりました。

1)僕のヒーローアカデミア
http://heroaca.com/


ボンズなので……という理由で、視聴した作品ですが、「ジャンプ」らしくて単純に面白かったです。主人公が成長していく話は、見ていて心に響きます。

ヒーローものですが、これから育ってゆく学園ものでもあり、タイバニほど世界観が気張ってなくて、気楽に構えることができたのもよかったです。

「エッチのないウイングマン」というポップな印象でノリが懐かしかったです。13話で終わるのかなと思っていたら、2期決定なんですね。よかった。


2)シンドバッドの冒険
http://www.project-magi.com/sinbad/


シンドバットの魅力をふんだんに紹介しているアニメです。原作コミックを読んでいますが、原作よりもピカピカ光ってる感じがします。

カッコイイ! カッコイイ!(小野Dと櫻井さんのコンビが、違った角度でみれるのもいい)

あと、原作も含めての感想ですが、シンドバットがどうやってに王さまに成長していくか? がリアルに描かれているのがとても好きです。

「偉人」であったという綺麗なところばかりではなく、考えが幼くて失敗したり、自分の行動に葛藤したり……など、視聴者が「ザラリ」と砂をかんで冷めてしまうような、人間くさい部分もきちんと描かれています。この泥臭さは、ジャンプとサンデーの作風の違いかなと感じています。

3)文豪ストレイドックス
http://bungo-stray-dogs.jp/


前からファンで、原作コミックスも読んでました。原作の世界観を忠実に(わかりやすく特徴ををピックアップして)映像化するところは、さすがボンズです。血界戦線のときもそうでしたし、本当に安心してみることができました。

また、映像化されたことで原作とは違うとらえ方もできたのも楽しかったです。アニメを見た後、特に芥川龍之介の株が上がりました。敵キャラなんですが、声が切なくて。原作で絵を見ていただけでは感じられなかった部分ですね。

分割2クール(10月からスタート)らしいので、続きも期待しています。欲をいえば「原作とは違う、アニメならではの何か光る部分」も魅せてもらえるともっと好きになれそうです。

以上、ベスト3でした。

今期は原作付きの作品ばかりが目立ったので、次期はオリジナルでいい作品に出会いたいなと思います。オリジナルで、度肝を抜かすようなものに出会いたいですね(おそ松さん以来、そういう裏切られたおどろきがなくて)。

●2016年夏アニメは、これを見る!

さて、いよいよ夏からスタートするアニメの紹介です。ホントにたくさんあるので、迷いました。

◎日曜5時枠のふたつ

MBS(TBS)さんの日曜5時枠では、二つの作品が放映されます。どちらも2期もので、続きが待ち望まれていた作品です。1クール放映するには原作が追いついていないという状況のなか、このような形で放映してくれるのはうれしいですね。

○アルスラーン戦記 風塵乱舞
http://arslan.jp/2/


小説アルスラーン戦記の長いお話の中で、第6巻にあたるお話です。次の7巻では第一部が完結するのですが、その厳しい決戦に望む前のお話です。追放されたアルスラーンが父親と戦うために、力をつけ成長していく過程を描きます。

今回のアニメは、原作コミックスを“ハガレン”の荒川弘さんが担当されていますが、その原作もだいたい同じところを進んでいます。これから佳境という一歩手前の雰囲気を楽しみたいと思います。

○七つの大罪 聖戦の予兆(しるし)
http://www.7-taizai.net/


8月末から4週連続で放映される予定で、スペシャルという扱いになっています。原作者の鈴木央さんが書き下ろす完全新作です。

第一期のリオネス王国奪還から、次の戦い(第二部・魔神族編)に進むまでのつかの間の日々を描くと予想されています。PVにある「メリオダスとバンの約束って?」という台詞がヒントになりそうですね。

ひさしぶりなので、オールスターの顔見せを楽しみにしています。

◎91days(ナインティワンデイズ)
http://91days.family/


マフィアを題材にした重厚な男たちの物語。デュラララ!!の「朱夏」さんが制作です。シリーズ構成が「ジョーカー・ゲーム」の岸本卓さんです。

PVを見ましたが、美術も音楽もキャラも重厚で見応えがありそうです。きれい系男子がいなくて、おっさん(褒め言葉)がメインというのも好感が持てます。世界観とストーリーがしっくりあえば、毎週楽しみな作品になりそうです。

◎Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀
http://www.thunderboltfantasy.com/


台湾で親しまれている『布袋劇』を使った新ジャンル「武侠ファンタジー人形劇」の作品です。日台合同映像企画になっています。まずは黙ってPVの映像をみてください。

初見で思ったことが、「ひょっこりひょうたん島(人形劇)×BASARA」でした。人形劇なのに、なにこの映像カッコイイやん!と思っちゃったのです。

虚淵玄×グッドスマイルカンパニー×T.M.Revolutionときたら、なんだろう……見とかないとだめな気がする、ワクワク感があふれてきてしまいました。

「えっ? アニメちゃうやん!」という突っ込みはなしの方向でお願いします。PVの映像を見て「キャー!!」となっちゃったんでしょうがないのです。T.M.Revolutionの曲にまやかされてるかもしれないけど。

自分の中でしっくりくるかどうか? 博打要素もあるチョイスでした。

という感じで、夏アニメ期待ベスト3でした。細かいものをあげるとまだまだあるのですが、なんとか3つにしぼった感じです。当たり外れもあると思うので、気になる作品はまず3話までみて判断してもよいかもですね。楽しみです。

さてさて次回は、Bootstrapネタに戻る予定です。そろそろ、レイアウト回りの話をしようかな。ではでは、また!(^^)


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