LIFE is 日々一歩(14)[Web]PHPを学ぼう(1)〜DreamweaverとXAMPPで開発環境を準備するの巻〜
── 森 和恵 ──

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こんにちは。森和恵です。明日は七夕ですね。どうやら雨模様のようで残念ですが、空の上は晴れていますので、きっと織姫と彦星の逢瀬はかなうことでしょう。

地上から天の川が拝めない代わりに、こんなお菓子はどうでしょう? 夏期限定の七夕の天の川をモチーフにした羊羹です。実は私、これを既に取り寄せていて、明日食べるのを楽しみにしているところです。

【七條甘春堂 天の川】
< http://7jyo-kansyundo.shop-pro.jp/?pid=31532411
>

さて、いよいよ今回から、PHPを学んで行きたいと思います。第一回目は、PHPの開発環境を準備するというお話をします。




サーバーサイドスクリプト言語であるPHPは、そのファイルをWebサーバー側にアップロードしないと動作の確認ができません。

何の工夫もなく開発をする場合は、手元で作成したPHPファイルをWebサーバーにアップロードし、そのURLをブラウザで確認して……という、とんでもなくメンドクサイことを毎回行う必要があります(この方法なら、テキストエディタとレンタルサーバーがあればOKです)。

が、今回私がオススメしたいのは、Dreamweaver+XAMPPというソフトを使って楽ちん開発環境を作る方法です。

このやり方なら、Dreamweaver内でのライブビューを使って、ほとんどの動作チェックを行うことができます。テキストエディタ・FTPソフト・ブラウザーを何度も往復する手間を考えれば、劇的に楽になるのではと思います。

文章だけで詳細をお伝えするのがむずかしかったので、動画を録画しちゃいました☆現在、デジクリ読者さんに限定公開しています。(一般公開は2週間後の予定)

【Dreamweaver CC 2015 とXAMPPでPHP開発環境を準備する】
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導入の流れとポイントだけを箇条書きで書き起こしておきますね。動画は20分ぐらいあるので、お時間許すときにじっくり見てみてくださいませ。

●Dreamweaver CC 2015 とXAMPPでPHP開発環境を準備する手順

1)XAMPPをインストールする

PHPの実行には、Webサーバーが必要です。ここでは、ローカルにWebサーバーをインストールします。ローカルで動くWEBサーバーソフトにXAMPがあります。

XAMPの公式サイト(↓)から、EXEファイルをダウンロードします。WindowsとMacintosh用の両方があります。
< https://www.apachefriends.org/jp/index.html
>

ダウンロードしたファイルをダブルクリックしてインストールを進めます。インストール時の注意が二つ。

一つは、「Question:It Seems you have an antivirus running.〜」というダイアログが表示されますが、ウイルス対策ソフトとバッティングしてインストールが阻害されるかも? という注意なだけなので無視して「Yes」をクリックしてください。

二つめは、「Warning:Important! Because an activated User Account Control〜」というダイアログが表示されますが、ソフトをインストールするときの実行権限についての警告で、こちらも特に問題はでないので無視して「OK」をクリックしてください。

インストールが終わったら表示される、XAMPP Control Panelで、「Apache・MySQL・FilleZilla」の[Start]をクリックして動かします。

[FilleZilla]の[Admin]からFTPアカウントのためにユーザー登録を行います。加えて、アップロード先フォルダの「C:\XAMPP\htdocs」フォルダの中にアップロードフォルダを作成します。

2)Dreamweaverで、サイト設定(テストサーバー設定)をする

Dreamweaverでサイト設定をします。新規でサイトを登録する場合は[サイト]-[新規サイト]を実行します。

[サーバー]設定では、FTPアドレスに「localhost」を指定し、その後は[FilleZilla]に登録したユーザー情報を指定します。加えて、ルートディレクトリに「htdocsフォルダ内に作成したアップロードフォルダ」を指定します。登録後、[リモート]サーバーとして設定されます。

登録したサーバー設定を複製し、同じサーバーを[テスト]サーバーとしても設定します。

3)Dreamweaverで、PHPファイルを実行する

DreamweaverでPHPファイルを開き、[ライブ]ビューを実行すると、PHPファイルがテストサーバーに指定したWebサーバーにアップロードされ、Dreamweaver内でそのままプログラムが実行されてプレビューされます。

おおざっぱに流れだけ設定するとこんな感じです。

ちょっとした設定のコツや応用などは、動画の方でじっくりお話していますので、一度ご覧になってみてくださいね。

さて次回は、20日(海の日)に登場します。今日出てきたPHPプログラムの解説をします。それまでに、開発環境を整えておいてくださいませ☆ではでは、また!(^^)


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