LIFE is 日々一歩(93)[コラム]保険屋さんのひとことで、生活が変わった話
── 森 和恵 ──

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こんにちは。森和恵です。重いコートとさよならして、いよいよ春!職場や学校が変わって、新生活が始まるという方も多い季節ですね。

今回は、保険を入り直すことで新生活を始めたというお話をしたいと思います。





●保険の更新をきっかけに「Vitality」と出会った

2月末に保険の更新日が来ました。若い頃に保険セールスをしていた母の勧めで、小学生から保険に入っており、自分の稼ぎで支払うようになってから、これで二度目の更新です。

「家族に迷惑をかけないよう、備えておくことが大事だよ」と言われて育ったので、母がかけてくれた保険を止めずに続けていました。

更新前に担当の保険屋さんが訪ねて来られて、次回のプランを説明してくれました。

高齢になったこともあり、同じ保険を継続すると金額がかなりアップしてしまうので、いまの保険と同額ぐらいに抑えたいのであれば『Vitality』へ加入してみてはどうか?

というお話でした。

『Vitality』とは、“健康への取り組みによって保険料が変動する”健康増進型の保険商品です。南アフリカのディスカバリー社が世界17カ国で提供するプログラムで、一国一社としか契約をしないルールになっており、日本で独占契約を得た住友生命が昨年の夏にスタートしました。

【住友生命「Vitality」とは】
http://vitality.sumitomolife.co.jp/about/


ユーザーの健康状態や、日々の健康促進活動に応じて加算されたポイントからレベルを算出し、次年度の保険料が決まる仕組みとなっています。健康を維持しようと努力する人は保険料が安くなり、なにも考えずに無防備に過ごしている人は保険料が高くなります。

●健康増進活動とは、何をさせられるのか?

「健康になろうと頑張れば、保険料が安くなる」と聞かされたものの、これまで健康に不安を感じたことがほとんどなく、無防備に過ごしている私には不安がつのりました。

「具体的に何をしたらいいんですか?」と尋ねると、「毎年、健康診断に行っていただいて、毎日少し散歩すれば、プランを利用しない時より15%の割引がされます」との返答がありました。

……健康診断。フリーランスになってからほとんど行ってない。
……毎日散歩。ほぼ、机の前にかじりついて動いてない。

「しないとどうなっちゃうんでしょうか?」と恐る恐る尋ねると、「えっ?健康診断って、毎年行ってないんですか?」と質問が戻ってきてしまいました。

……そっか。会社員なら、毎年の健康診断って義務ですものね。

40才を過ぎて介護保険料を支払うようになってから、健康診断を無料で受けられるチケットが届いています。

届いているのですが、機会がないとついつい後回しになってしまうのと、なにか見つかったらどうしよう? という不安が入り交じり、行かないまま過ごしておりました。

それからしばらく、保険屋さんといろんな方のケースや健康に取り組むことの大切さを話して、半ば説得されて、その日は一旦保留としました。

「保険に入る入らないは別として、もうこの歳になっているのなら健康診断ぐらいは毎年行くべきだし、多少の運動をしなければ生活習慣病を間違いなく引き起こすだろう」と、これからの自分の健康について、真面目に考えるようになりました。

……これは、自分を変えるよい機会かもしれない。そう思って、うーんと1週間悩んで「Vitality」に入ることを決めました。

●「Vitality」に取り組むための準備

健康促進活動のレベルは、ブルー(0ポイント)・ブロンズ(12,000ポイント)・シルバー(20,000ポイント)・ゴールド(24,000ポイント)と定められています。

初年度は全員15%%の保険料割引を受けられますが、2年目以降はブルー(割増2%)・ブロンズ(変動なし)・シルバー(割引+1%)・ゴールド(割引+2%)と加算されていきます。

割引率は、+10%(割増)から-30%(最大割引)の間で変動します。

次の保険の見直しが10年後なので、ある程度ゴールドを維持できれば、割引率は最大30%受けられる仕組みです。30%割引って、大きいですよね。ヤバイ。

ということで、ポイントの獲得方法は大きく分けて4種類あります。

▼オンラインチェック(各年1回)

会員向けのポータルサイトで、オンラインで質問に答えてチェックします。回答の結果によっての罰則規定はなく、無条件にポイントが付きます。

チェック項目は、「Vitality総合チェック(慎重・体重・BMI・血圧などを申告)」「Vitality食生活チェック」「たばこチェック」「こころのチェック」の4つ。ただ単に質問に答えるだけで、3000ポイントをゲットできます。

▼Vitality健康診断(年1回)

医療機関で健康診断を受け、画像で結果を提出してポイントをゲットします。既定の数字をクリアしていれば、さらに上乗せポイントが付きます。

▼予防(期間に応じて1回)

各種がん検診や予防接種を受け、画像で実施結果を提出してポイントをゲットします。たとえば、大腸がん検診なら1年に1回、胃がん検診なら2年に1回の実施ができます。

▼運動(日々)

歩数・心拍数に応じて、毎日最大60ポイント、たた、既定のスポーツイベントに参加したりすることで応じたポイントをゲットできます。

例えば、50才の人なら、日に12,000歩くか、平均心拍数119を維持した運動を30分すれば、60ポイントを獲得できます。

【健康増進メニュー】
http://vitality.sumitomolife.co.jp/about/program/


レベルアップを狙うためは、日々の運動が欠かせません。

・スマートフォン(会員ポータルにアクセスする専用プログラムのインストールと歩数や心拍数などを送るためのアプリのインストール)

・Vitality対応のウェアラブル端末(Bluetoothでスマートフォンに心拍数を送るため)

が必要となってきます。

歩数は対応アプリを入れればスマートフォンだけでも計測できるのですが、日常生活で歩く歩数も余さずカウントしたいとなると、始終スマートフォンを持って行動しなくてはならないので、始終手首に着けておける腕時計のようなウェアラブル端末を使うのが現実的だと思います。

ウェアラブル端末は、会員ポータルから割引価格で購入することができます。

【各種割引等の特典(リワード)】
http://vitality.sumitomolife.co.jp/reward/benefits/#top


会員ポータルに入れるようになって、早速、Garminのvivosmart4というウエアラブル端末を購入しました。

【vivosmart 4 Merlot RoseGold】
https://www.garmin.co.jp/products/intosports/vivosmart-4-merlot-r/


始終、腕に装着しなくてはならないものなので、実際に販売店に出向いて手に取ってみたり、仕様を比較したり、ネットの口コミを見たりして決めました。

vivosmart4にした理由は、Garminが住友生命と直接提携している会社だということと、軽さ、細さ(始終腕に着けてて邪魔じゃない)、値段の安さが決めてでした。

もっと多機能なものもありましたが、心拍・歩数・Bluetooth・充電・防水・時計・アラームと必要最低限の機能は揃ってて、あまり専門的な運動をする予定のない私にちょうどよいと思います。

Vitality特典で買ったら、市場価格より5,000円ぐらい安く買えちゃいました。注文から到着までに2〜3日はかかり、いまはまだ届いていないので、とりあえずはスマートフォンを持ち歩いて歩数を計測しています。

初日に12,000歩いてみましたが、90分ぐらい時間がかかりました。雨の日だと外へでかけるのもおっくうになるので、このまま続けるのはやっぱりつらいかなと思いました。

ウエアラブル端末があれば心拍が計測できるので、自宅のエアロバイクを使って毎日30分の運動を続けていこうと思っています。

Vitalityのことを調べている途中、ブログを見つけて知ったのですが、2年目の保険料は最初の半年を経過したところで判定されるそうです。

【Vitality】2年目から保険料を安くしたいなら1年目の最初の半年間はとにかく運動をする
https://curobuchi.com/vitality-1year-motion/


ゴールド目指して頑張ろう! と思います。ついでに、痩せてくれるとうれしいな。

“健康に気をつける”という新しい生活をスタートして、気分が新鮮なうちに頑張って、習慣化させないと続かないだろうし、頑張るしかないなーという思いです。

あ。健康診断は、年度末駆け込みで来来週に行ってきます。ドキドキです。

というわけで、今回は保険を入り直したのをきっかけに、健康を考えてみたというお話でした。3か月経ったぐらいで、途中経過をお伝えしたいなぁと思ています。

ではまた、次回お目にかかりましょう!
(^^)

【 森和恵 r360studio ウェブ系インストラクター 】
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