こんにちは! 森和恵です。突然ですが、やらかしてしまいました。またもや夏バテです。一週間スケジュールが狂ってしまって涙です。本格的な夏もまだ来てないのに……トホホ。
舌の先に“ねつのはな”、もとい、口内炎を作ってしまい、まともに話せない日々をなんとか乗り越えました。話すのがとにかく苦痛でたまらず、パッチタイプの治療薬を買ってきてひたすら貼ってました。
小さいサイズでしっかりと密着してくれたのが、大正製薬の「口内炎パッチ大正A」でした。非ステロイドなので、口の中でも安心して使えてオススメです。
https://www.catalog-taisho.com/01951.php
ということで、しゃべれないと動画配信もままならず、YouTubeチャンネルの新シーズンもストップしたままで、情けない気持ちでいっぱいです。せめて資料集めだけでも進めようと思い、今回は集めた資料の中から、裏話的なことをまとめてみました。
●WordPressとはなにか?
「ウェブサイトを作ろう!」とすると「ワードプレス入れとく? どうする?」という話にすぐもってゆかれる、あの『WordPress(ワードプレス)』のお話です。
WordPressは、オープンソースというルールで有志のメンバーによって開発され、誰でもが自由に利用できるアプリケーションです。
https://ja.wordpress.org/
では、それはいったい何をするものか? というと、ウェブサイトのページを管理するためにあります。コンテンツ管理システム(CMS)と呼ばれることもあります。
調査会社によると、世界にあるウェブサイトの34%ほどにWordPressが組み込まれているそうです。
https://w3techs.com/technologies/overview/content_management/all
WordPressを組み込むと、ブラウザから手軽にアクセスしウェブサイトを更新することができるので、記事の管理が非常に楽になるのですが、システムを組み込んだ後から根本を変えようと思うと、時間も労力もかかります。
安全に組み込むためには、WordPressの専門知識を広く深く知らなくてはなりません。
例えると、消費税が上がったり、仕組みが変わると変更しなくてはいけないレジのような感じです(ちょうどいま、2019年10月の増税に向けて、お店とシステム屋さんは対応に追われてますよね……きっと)。
●WordPressの現在
WordPressは、バージョン5へと今年の初めに大型アップデートしました。バージョン4にアップデートしたのが2014年でしたので、5年ぶりの出来事です。
待望のブロックエディター機能が追加になり、記事を書くときにパーツごとにドラッグ&ドロップで並べ替えたりできるようになりました。
https://ja.wordpress.org/2018/12/07/wordpress-5-0-bebo/
「専門知識がなくても、記事を自由なレイアウトで書く」ことができるツールへと進化しだしたのです。
ですが、これまでに培われたシステム構築のテクニックがそのまま使えなくなり、WordPressの専門家の人たちも、バージョン5対応に追われているのが現状です。
WordPressでは、『テーマ』と呼ばれるデザインテンプレートが必要なのですが、WordPressテーマを有料で販売している方々は、いち早く対応しているようです。
▼公式テーマ Nishiki を WordPress 5.0 に対応
https://support.animagate.com/v1-0-36/
▼WordPressテーマ Snow Monkey の Gutenberg 対応
https://snow-monkey.2inc.org/2018/09/04/snow-moneky-gutenberg/
▼SANGOでGutenbergエディタを使う方法と注意点
https://saruwakakun.com/sango/gutenberg-introduction
●おすすめのWordPress本
今年の初めにバージョンアップしてから、本屋さんの専門書の棚にWordPress5.0対応の参考書がずらりと並んでいます。
いくつか読んでみたものから、オススメの本を2冊紹介しますね。
▼WordPressのやさしい教科書。
https://books.mdn.co.jp/books/3219203002/
『やさしい教科書』は、これからWordPressを始めたい方にぜひ読んでもらいたい入門書です。ツールの使い方だけではなく、WordPressを商用利用するときに知っておいて欲しい背景や、セキュリティ対策・データ管理のことまで、基礎がみっちりと詰まっています。
ここに書かれている内容が理解できないのであれば、WordPressの利用を始めるべきではないというぐらい、必須知識がまとめられています。
▼WordPress標準デザイン講座 20LESSONS【第2版】
https://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798156514
WordPressで作るウェブサイトのデザインや構造をカスタマイズするためには、テーマやプラグインの知識が必要になります。
カスタマイズは外注の制作会社に任せるという場合は不要な知識ですが、この本の内容が一通りできるようになれば、外注業者任せにせず、いろいろと意見を出したりすることもできるようになるはずです。
●あのサイトはWordPressを使ってる?
よくある質問に「このホームページはWordPress使っているのか?」というのがあります。例えば、ライバル企業のウェブサイトを調べたり、外注任せにしている自社のウェブサイトを調べることもあります。
今回、改めてWordPressを調べていて知ったサイトなのですが、「IsItWP」と「ワードプレスのテーマ検索」は、調べたいウェブサイトのURLを入れると、そのサイトがWordPressを使っているかどうか? どんなテーマやプラグインを使っているのか? を調べてくれます。
▼IsItWP - ワードプレス技術検索ツール
https://www.isitwp.com/
▼ワードプレスのテーマ検索
https://whatwpthemeisthat.com/
●新シーズン「WordPress再入門」の内容
YouTubeチャンネルの新シーズン「WordPress再入門」。なんとか近日中にスタートしたいと思います(涙)
・WordPressインストールとセッティング
後から困らないように、最初がいろいろ肝心です。具体的な手順を見てもらうために、実際にインストールしているところを録画します。レンタルサーバーは、個人サイトでも運営できる価格帯で、自分がオススメするところをチョイスしました。
・ブロックエディター(Gutenberg)を中心に管理画面の使い方
・テーマの作り方入門とプラグインの選び方
という4つの構成で、毎回90分ずつ授業を進めていこうかと思っております。
なんとか7月中にはスタートしたいと思っておりますので、引き続き、チャンネル登録お待ちしています。
https://www.youtube.com/r360studio
ということで、今回はここまで。
動画授業の準備をするときに余談となるお話がでてきたら、またこちらの話題にも取り上げますね。不定期連載テーマとして、細々続けていきます。
ではまた、次回お目にかかりましょう!
(^^)
【森和恵 r360studio ウェブ系インストラクター】
mail:r360studio@gmail.com
サイト:http://r360studio.com/