◆極寒だった里帰り
1月の中旬、やっと綱島に戻ってきました。
世の中は再び緊急事態宣言が出され、両親も帰ることを心配していたが、生まれ故郷の尋常でない寒さに根負けして、一か月健診が終わった頃合いを見計らっていざ横浜へ。
道中、中央自動車道でマイナス8度の地域を通過し、横浜に着いた時には夜にもかかわらず外気温は3度ほどだった。やはり、やはり…こちらはだいぶ暖かい。
この里帰り中に思い出したことがあった。それは、子供の頃。あまりに冬が寒すぎて、私は絶対に将来はここよりも南の方に住むのだと心に決めていたこと。
今年の冬で16年ぶりに地元での冬を体験し、改めて心に誓った。
1月の中旬、やっと綱島に戻ってきました。
世の中は再び緊急事態宣言が出され、両親も帰ることを心配していたが、生まれ故郷の尋常でない寒さに根負けして、一か月健診が終わった頃合いを見計らっていざ横浜へ。
道中、中央自動車道でマイナス8度の地域を通過し、横浜に着いた時には夜にもかかわらず外気温は3度ほどだった。やはり、やはり…こちらはだいぶ暖かい。
この里帰り中に思い出したことがあった。それは、子供の頃。あまりに冬が寒すぎて、私は絶対に将来はここよりも南の方に住むのだと心に決めていたこと。
今年の冬で16年ぶりに地元での冬を体験し、改めて心に誓った。
◆浦島太郎気分
たった4か月の間、綱島を離れただけなのに街は所々マイナーチェンジをしていた。
まず駅前に、新しく香港料理の店が出来ていた。インスタ映えしそうなレトロでポップな外観で、店内にはネオン看板を想起させる装飾が施されているらしい。
屋台料理風なのか、家庭料理風なのか…外観だけで想像を膨らませている。子供がもう少し大きくなったら、絶対行ってみたい店ができた。
その他にも、街中に唐揚げの専門店が出来ていたり、タピオカ屋が台湾スイーツも始めていたり。もう少し外出が出来るようになったら、またそれらの新しいお店を開拓したい。
そして家への道を歩いていると、住宅と住宅の間がぽっかりと空き地になっている所がある。綱島には現在、こういう所がちょこちょことある。
以前ここには、何かが建っていたのに思い出せない。毎日のように目にしていた風景なのに、記憶からすっかり抜け落ちている。
綱島は今、新駅が出来るのに合わせて、街が生まれ変わろうとしている。古い家は取り壊され、新しい建物ができる。まさにスクラップ&ビルドが目の前で起きている。
知らぬ間に変わる街の風景に、少し寂しい気持ちと、新しいものへのワクワクした気持ちが混ざり合い、増えた家族との新しい生活への気持ちとも重なって、この街がますますかけがえのない場所になってゆく。
【みなみ まいこ】
漫画家
nghtbee.oct1@gmail.com
https://twitter.com/maiko_oct1
私の漫画作品を投稿しているサイト
https://daysneo.com/author/373maiko/
同人誌の販売も行っています
https://yorunohachi.booth.pm