装飾山イバラ道[123]熱帯夜に試すクール寝具/武田瑛夢

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あまりにも暑いので、できるだけ日中は出かけたくないものだけれど、そうもいかない日は水筒やペットボトルを持ち歩いて常に水分補給をしている。学校の日には一日に飲む水分量をだいたい決めておいて、飲み切らないと持ち帰りの荷物が重くて気がつく仕組みだ。

学校で教えていると、興奮や緊張で水分をいつもより必要としているはず。しかし人を前にしていると、自分のことは後回しになって喉の渇きなんて気にがつかなくなりがちだ。

つい自分の渇きに気がつかない、というのはお年寄りに多いという。お年寄りは暑さそものを感じにくくなるというし、そもそも我慢強さもあるので、できるだけ周りが気をつけてあげるのがいい。

うちの母のために熱中症計を買った。危険温度域になるとブザーで知らせてくれるというもの。使ってみるとたまに鳴る程度で調子が良いらしいけれど、もっと過酷な熱さになったら、熱中症計の音が煩わしくなったりしないか心配だ。




●理想の冷たいマットを探す

寝苦しさ対策はクーラーだと身体に悪そうなので、最初の数時間でタイマーセットして消すことが多い。クーラーを止めた後は、寝具の冷たいマット系が便利そうなのでいくつか試してきた。

満足のいくものがあればそれで良いはずなのに、冷たい敷きパッドやマットはけっこうがっかりするものもあって、毎年のように買い替えちゃう人も多いみたいだ。

残念ながら私もそうだ(笑)。今まで竹シーツ、ジェルマット、水マットなどを試してきたけれど、今年は「塩マット」なるものを買ってみた。

それぞれのマットに良さがあるけれど、欠点もあった。とりあえず今まで試した三種類の冷たいマット系の簡易レビューを書いておく。

1)竹シーツ 3〜4センチほどの竹のピースがヒモで繋がれて、一枚のマット状になっている。上に寝ると竹の感触はひんやりとして冷たく、ゴザなどに共通する自然の良さがある。しかし、たためるけれど重く、シーツをかぶせて敷いても、竹のささくれたカスが足に刺さって痛いことがあった。

2)ジェルマット 一時期は大ブームになったジェルマットだけれど、確かに寝始めは冷たくて気持ちがよい。しかし、熱帯夜の明け方には背中が灼熱地獄で目が覚めるという思いを何度かした(笑)。吸った熱がたまってしまうタイプは、ただの布団よりも熱くなってしまうことがある。

3)水マット 水枕が大きくなったようなもので、厚手ビニール袋のようなものに自分で水を入れて栓をするタイプ。重くなるのでバスタオルサイズぐらいのサイズを買った。

これはとても快適で、2〜3年は夏になると引っ張り出して使っていた。熱くなった水も自然と対流しているみたいだ。寝返りをうつと水がチャポンというのも、不思議でおもしろかった。まだ使えそうだけれど、さすがに経年劣化してきているもよう。

そして今年の塩マット。これは見た目はジェルマットととてもよく似ていて、ちょっと厚くて重めだ。塩系の何かの結晶成分が液体化する時に熱を奪うらしく、従来の水分だけのジェルとは違うしくみだという。今のところ、朝になっても冷たさは持続していて快適だ。

私のでテストしたところ、だんなさんも気に入ってもう一枚買った。欠点は素材がビニールプールみたいな匂いがすること、塩が中で塊になるケースがあるらしい点(お湯につければ溶けるらしい)。

全身を冷やしたくないので、上半身だけのハーフサイズしたけれど4Kgの重さがある。夏本番を迎えて、塩マットのままいくか、水マットを復活させるかはまだ決めていない。

冷たさや手入れのしやすさは好みも大きいので試すしかないし、一晩いや一夏寝てみないと本当のところはわからないものだ。

こう何種類も冷たいマットを試しているなんて、自分はなんて我慢弱いのかと思ったり。そういえば、私は寒がりなので、冬にはあっためグッズを探している。夏でも長い着圧靴下を履いたりしているので、決して過度の暑がりということはない。

最近あれだけ好きだったサウナや岩盤浴になかなか行けていないので、発汗機能が衰えて温度調節がヘタになっているのかもしれない。自然の温度でもっと我慢すればいいだけじゃないのかとも思う。まぁ、ただの新しいもの好きなので便利グッズを試したいだけってのが正解かな。
【武田瑛夢/たけだえいむ】eimu@eimu.com
装飾アートの総本山WEBサイト"デコラティブマウンテン"
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アイスの「ピノ」の中に一個だけ星形のピノが入っていた。これは幸せのピノとか願いのピノと呼ばれているらしく、けっこう頻繁に出るらしい。ピノ工場では作る手間が増えそうなこんなことでも、ちょっと嬉しいし、みんな写真に撮って記事にするのでメリットも大きいのかな。