はぐれDEATH[34]はぐれは光合成で生きている/藤原ヨウコウ

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お日さまが大好きである。正確には日光。東照宮ではありません、念のため。

特に春から初秋にかけてのお日さまは最高で、もうほとんど光合成で生きているのではないかと思うぐらいである。

お日さまが出る頃に目が覚めるという、アホな生活習慣もある。今の時期(6月初旬)なんかは4時前に目が覚めるが、12月となると6時前後になる。

日の出の時間に完全にコントロールされているというのは、生物としてはごく自然だとは思うが、社会生活を送る上ではそれなりのデメリットもある。まぁ、それなりに摺り合わせて支障は出ないようにしていますが。

気温ももちろんかなり影響があるのだが(しつこいようだが、寒いのはめちゃめちゃ苦手だ)、今年は2月から朝稽古をしていたので、やっぱり日の出とともに起きることができた。例年は寒くてお布団から出れなかった、というのが実態のようだが。

日差しが強くなればなるほど元気になるので、じゃんじゃん日向ぼっこもする。「紫外線の弊害」など完全に無視である。もちろん、どんどん日焼けもする。と言うか日焼けは必須である。

アトピー性皮膚炎を、大学入学時からおねえちゃんが生まれるまで患っていたのだが、おねえちゃんを初めて海に連れて行ってから、あれよあれよという間に治ってしまい、今では完治している。

理由はよく分からないのだが、どうも海水と日光がイイ方に転がったみたいである。





瀬戸内海で育ったので、海水浴は毎年のように行っていた。京都に来て海水浴に行く機会がなくなった。福山と違って、気軽に海水浴に行けるような土地柄ではないのだ。

福山に居る時は海が本当に身近だった。笠岡まで脚を伸ばせば、沖の島に行く船もじゃんじゃん出ていたし(今は知らん)、船に乗るのも大好きなので二度美味しい。島まで渡れば海の水はもちろん綺麗である。

そういう生活習慣が京都に来て崩れたのが、ボクのアトピー性皮膚炎の原因ではないかと思っているのだが、あくまでもボク個人の事例なので真似はしないで下さい。日光も海水も症状を悪化させるケースがあるので。

それ以来、毎年おねえちゃんを連れて海水浴に行くのが年中行事になった。小学校6年生まではずっと行っていた。

気の毒なのは付き合わされる奥さんで、全身紫外線対策でのぞまないと酷い目に遭う。奥さんの家は皆さん肌の色が白く肌理が細かいのだ。義兄さんなんか本当にキレイな白い肌をしている。

もっともおねえちゃんが水泳部を卒業(?)してから事態は急展開を見せるのだが。おねえちゃんもやっぱり奥さんの家の皮膚だったのが、高校に入って判明したのだ。

中学までは水泳部なので、学校のプール(露天)でオンシーズンは毎日泳いでいて真っ黒だったのだが、高校に入って茶道部に移籍した上、基本インドア派なので、日光を浴びる機会が極端に減り、地の肌の性質が露呈したのだ。

おねえちゃん曰く「すぐに赤くなんねん。中学の時はプールの水で冷やしながら焼けてたから、こんなんにならへんかったんやろうなぁ」だそうだ。

正直これには頭を抱えた。何しろ紫外線対策などしたことがないので、何をどうすればいいのかさっぱり分からないのである。もう奥さん頼りだ。

ボクの場合は、春になるとサンオイルを塗って日焼けを促進させている。ちなみにぼーず頭は、黒光りにシャープなハイライトが命なのである(笑)

そもそもボク自身は、過度な紫外線カット信仰に甚だ懐疑的だ。

なんか前にも書いた気がするが、メラニン色素というのは細胞核のDNAを損壊する太陽からの紫外線から、毛や皮膚を吸収するためにある。元々メラニン色素が少ないと思われる白人種ならともかく、オールマイティな黄色人種である。

そもそも太陽光そのもは、人類が生まれる前から存在するのだ(大気を構成する物質の量や比率にもよるとは思うが)。太陽光ありきで進化してきたのに、ここにきて「紫外線(太陽光)は健康に良くない」というのは、あまりに不思議過ぎる。

メラニン色素の沈着によるシミやソバカスの害が喧伝されているが、一方的に日光の害ばかりをあげつらうのは如何なものかと思う。

だいたい、日光がなければ植物の光合成は起きないわけで、「野菜を食べましょう」という効能は、日光抜きには語れないはずなのだ。もちろん抜け道はありますが。

人の皮膚だって、日光を浴びることでビタミンDを作る作用もあるそうなのだ。

ビタミンDには骨の成育に必要なカルシウムの体内吸収を高めるとともに、免疫作用を向上させるなど、病気の予防効果があることも知られているそうな(ボクは知らなかった)。

紫外線だけを槍玉にあげるのも、正直卑劣な気がする。一般的に言われる太陽光を構成するのは、多くの光線や放射線などである。詳しいことはいつも通り自分で調べて下さい。

太陽光は大気でガンマ線を遮断し、成層圏のオゾン層で有害な紫外線は90%以上がカットされる。おそらくオゾンホール問題を過大にしたのが、アンチ紫外線信仰の由来のような気がする。

ちなみに、可視光線や赤外線も大気圏中の反射、散乱、吸収などによって平均4割が減衰して地上に達すると言われている。

太陽光は地球において生物の営みや気候などに多大な影響を与えている。人間だって恩恵に預かっているのだ。

バレンタインのチョコレートのように過度な紫外線カット信仰は、化粧品会社のイメージ戦略ではないかとボクが疑うのも無理あるまい。

ところが、奥さんやおねえちゃんのように、強い日差しのせいで皮膚に異変が起きるとなると話は別である。悲しいかなボクは、日光の恩恵しか受けていないような人なので、どう対処していいものなのか見当もつかない。

変な日焼け防止のクリームみたいなものの方が、皮膚にはよほど負担が大きいような気がするからだ。かと言って、無碍に日光浴を推奨する気にもならない。個人差はあるからなぁ。

これがおねえちゃんとなるともう一大パニックで、ただでさえどうかと思うぐらいおねえちゃんを過保護なボクは、気が狂いそうになるのだ。

どや、めっちゃアホやろう、呵々♪

このへん、猫のももちは実にお気楽だ(笑)。じっさい春になると嬉々としてお外に遊びに行くし、それでももちがの身体がどうこうなっているとは到底思えない。

ももちと奥さん・おねえちゃんを比較するコト自体大間違いなのだが、ボク的にはみんな家族なので何となく比較してしまう。

日焼けというのは一種のヤケドである。ボクのように元々日焼けに強い皮膚ならともかく、弱い人にとっては苦痛以外のなにものでもあるまい。普通のヤケドの痛みはさすがのボクも知っているので、想像するのは極めて容易である。

ヤケドの治療は冷やすこと、空気に触れさせないことが一番である。今でも使われているのかどうか知らないが、ヤケドした部位に油を塗って空気に触れさせないという方法は昔からある。

最近ではサランラップで保護するという手もあるようだ。単純に酸化を防ぐためだと思うのだが、この辺は専門知識がないのでよく分からん。

お日さまの話に戻す。洗濯物やお布団も、お日さまで干すのが大好きである。室内干しなど、冬場のどうしようもない時ぐらいしかしない。干してお日さまの匂いをつけるのだ。このお日さまの匂いが大好物ときている。

特にお布団につくお日さまの匂いはめちゃめちゃ大好きで、干した日に寝る時はシヤワセな気分になれる。実に分かりやすい人である。

あ、お日さまの匂いを持って帰ってくるももちの匂いも大好きです♪ 毛もふわふわになっててものすごく気持ちいい。もっともこれは春と秋限定だが(笑)

なんだか、うちでお日さまの恩恵をうけてるのはボクとももちだけみたいやなぁ……まぁええか。

最近なにかの記事で、「視力にもいい」とかいうのを読んだのだが、確認はしていないのでよく分からん。おそらく山や身近な植物の緑色との相関関係だとは思うが。

とにかくお日さまが出ていないと、それだけでテンションが下がるのだ。曇りならまだ救いがあるが、雨となるともうさっぱりダメである。ボクとしては直射日光が重要なのだ。

朝のお散歩でも晴れの日はめちゃめちゃ機嫌が良い。朝の日光を浴びながら、宇治川派流に沿って歩くのは実に気持ちいい。

もちろん朝に限らず、それぞれの時間や季節の日光の変化も状態も好きだ。毎日なにがしかの変化があるので飽きることはない。なかなか安上がりな人だ。

東日本大震災の後、一時期太陽光発電が脚光を浴びたが、あれは減価償却が出来るかどうかかなり怪しいと当時思っていたら、案の定、設備投資で負債を抱えてしまった上に、売電もイマイチでしんどいおもいをしている人が少なくないらしい。とにかく、マスコミやメーカーの言うことは一度疑うべきである。

これでお日さまが悪者にされたら、こっちとしては迷惑この上ないのだが(あり得ない話だけど)、発電だけに限れば日本の場合、地熱発電という大技があるではないか。

何しろ火山列島である。マントルの上に住んでいるようなもんで、これを利用しない手はないと思うのだが、どうも大規模な商業発電となるとあまり例を聞かない。やっぱり、設備投資と減価償却や管理・メンテナンス費が掛かりすぎるのだろうか? この辺は今後の技術開発に期待したい。

ちょっと脇に逸れるが、原子力発電の総コストはちょっと信じがたい程かかる。廃炉まで含めれば、もうアホみたいな値段である。純粋にコスト面からみても、原子力発電所をこれ以上増やすのは得策とは到底思えない。

「もんじゅ」なんか役にも立たないし。どうしても核を使いたいなら、核融合システムを生み出す方がよほどマシだと思う。高速増殖炉よりは全然まっとうな気がする。いつ実用的な核融合炉ができるかは知らん。ちなみに既存の原子力発電は核分裂。

そもそも、太陽光以上のエネルギーを必要とする方がどうかしているのだ。地球上の人間以外の生物で、こんなにアホなエネルギーを消費する種など存在しないだろう。

もっとも、ボクもこうしてPCで作文を書いているので、他人様のことをどうこういう資格などないのだが、自然の摂理からするとやはり異常だとしか思えないのである。

とにかくお日さまは偉大なのだ、呵々♪


【フジワラヨウコウ/森山由海/藤原ヨウコウ】
YowKow Fujiwara/yoShimi moriyama
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http://blog.livedoor.jp/yowkow_yoshimi/

最近、本業で口に糊できないエカキ。これでエカキと言ってイイのか正直不安になってきている気の弱いぼーず。お仕事させてください…m(_ _)m