テレビでは気味悪い赤い猿のCMが連日放送されている。ストライドというガムに新しい味が出たという。日光東照宮の三猿「見ザル聞かザル言わザル」がモチーフなのはすぐにわかるけれど、何を意味しているのかはわからない。
なんとも言えない不気味な音楽と共に「埋蔵金1000万円を探せ。早いもの勝ち。」と出る。(あぁきっと、何かの懸賞クイズだろうなー。前にも別の企画のクイズに取り組んで無駄に時間を使って考えちゃったっけ)と思う。
こういうキャンペーン文句をPCで検索したら負けな気がする。なのにやっぱり検索してしまった。うかつだったのか?
・ストライド メガミステリー2 1000万円埋蔵金伝説
< http://www.stride-gum.com/index.html
>
そして結局ハマってしまったのである。謎解きを始めて最初の試練を突破した。しかしクイズの奥が深いようで、ただ一人がもらえるという賞金の1000万円への道のりは遠い。本当にもらえる人は現れるのだろうか。
なんとも言えない不気味な音楽と共に「埋蔵金1000万円を探せ。早いもの勝ち。」と出る。(あぁきっと、何かの懸賞クイズだろうなー。前にも別の企画のクイズに取り組んで無駄に時間を使って考えちゃったっけ)と思う。
こういうキャンペーン文句をPCで検索したら負けな気がする。なのにやっぱり検索してしまった。うかつだったのか?
・ストライド メガミステリー2 1000万円埋蔵金伝説
< http://www.stride-gum.com/index.html
>
そして結局ハマってしまったのである。謎解きを始めて最初の試練を突破した。しかしクイズの奥が深いようで、ただ一人がもらえるという賞金の1000万円への道のりは遠い。本当にもらえる人は現れるのだろうか。
●ネットを駆使して謎に挑む
現在、次の試練に取り組み中だ。このクイズイベントはストライド メガミステリー2公式のFaceBookやTwitterのページに次々ヒントが更新される。当然2chにも関連スレが立ち、ある事ない事が書かれてクイズ参加者は翻弄されている。
しかし、皆の検索能力というか、ネットを掘り出す能力の高さには本当に驚いてしまう。結局、早々と誰かが最終のクイズ正解者用送信フォームをみつけて2chに画像をアップしてしまった。
正しい解法ですべての解答を導き出さないと、正解者とは認めないルールがあるのに。テストで途中の式が合っていないと答えと認めない! と怒られたあの頃のようでなつかしい。1月23日にスタートしたこのクイズ、決着がつくのはいつになるだろう。
問題はいくつものまじめなヒントと引っかけ(?)のヒントなどで、想像を膨らませながら解いていくしかない。これがかなりの難問だ。そして、ネット上のいろいろな手段を用いないといけないらしい。
手段といっても、ネットにつながっていれば誰でも無料で使えるものに限られるだろうけれど。今まで使わなかったネット上の機能を使ってみているので、ちょっと新しい発見があって楽しい。
これはクイズなので、今回のこの記事にも、謎解きの詳細が書けないというのがもどかしい。キーワードに関連する答えの候補は、いくつも頭の中に湧き出てはいるけれど、それを人に言うことはできない。間違っていたら恥ずかしいほど壮大なことや、自分しか気づかないであろう身近なことまで、次々と思いついてしまう。
そして、これが不思議なほどに、ヒントとして提供されているキーワードとぴったりと関連してしまうのだ! クイズを解きながら出て来る自分の的外れな思いつきが、次々とキーワードに当てはまるというドキドキを経験した。
でも、結局そのほとんどが間違っていた......ガッカリだ。クイズにトライしている人のコメントを読むと、笑ってしまうようなものが多いけれど、真剣に考えた側からすればかなり核心に近づいたと思っているのだろう。
●なぜ持論は正しく見えるのか
思えば歴史的にもまだ解明されていないことって、数多くの研究者がそれぞれの持論を大まじめに唱えている。例えば邪馬台国のあった場所など。研究者によって意見が分かれるのはそれぞれの専門が違うので、発想の入り口が異なるのが理由かもしれない。自分のみつけた事柄は、宝物のように大事にしてしまいがちだからだ。
既に歴史的にも明らかな証拠と認められているものが、自分がたった一人でみつけた発見と密接に関連していると思えてならなくなる。本来なら単独でも価値ある物的証拠をみつけるのが発見のはずなのに、まずは正しいと認められているものとの結びつきを発見したくなる。
そしてそもそも謎というものは、ストレートではなく捻ってあるのがクセモノ。カナ変換や反対の言葉、旧暦に直す、並べ替えなどをやっていればどこかしら合ってしまうものなのだ。きっと数字や方角や年号がぴったり合うと、私と同じようにドキドキとしたときめきに満ちあふれるのだろう。
結局は「自分が正しいという証拠探し」をしていたら、真に隠れているものをみつけることはできない。突き止める目標は一つであるはずだけれど、様々な説が残り続けるのはそれぞれに引っ込みのつかなくなった事情がありそうだ。
私の今のところの結論は、自分がみつけたものを客観視する能力こそみつけるべきものだということ。考えすぎると、どんなものでも本物に見えてくる不思議に立ち向かいつつ、冷めた頭を持たないといけない。現段階で正解者が出ているかはわからないけれど、興味のある方はぜひその不思議を体験してほしい(私は関係者ではございません)。
【武田瑛夢/たけだえいむ】eimu@eimu.com
装飾アートの総本山WEBサイト"デコラティブマウンテン"
< http://www.eimu.com/
>
最近タイ料理がおもしろい。タケノコやフクロダケの缶詰を使って、グリーン、イエロー、レッドのカレーを気分で変えて作っている。カレーペーストを使えば簡単だし、鶏肉や海老以外の材料に保存がきくものが多いのが良い。タイの香ばしい香りのジャスミンライスや、タイ米の餅米もおいしい。取り寄せたジュース類は失敗が多く、微妙な味。甘くて謎な風味でトローンとしている。