電子ペットのファービーが、2012バージョンとなってこの秋にまた復活するという嬉しいニュース。私は日本で初代ファービーが発売された1999年当時、なぜだか心奪われてしまいデパートに朝から並んだ。
あまりに長く並んで待ったせいで、オープン間際に登場したファービーの着ぐるみ人形がバケモノに見えて仕方がなかった(笑)。疲れていたのと、朝のワイドショーのテレビカメラに映らないようにするので必死だったのだ。今でもその時に買ったファービーは残っている。
その後はおしゃべり機能のついたバージョン2が発売されたけれど、私は興味を持てずに買わなかったので、すっかりファービーとは疎遠になってしまっていた。しかし、今回のバージョンアップはかなりの時代の変化を感じさせるものとなっていて、興味津々なのだ。
あまりに長く並んで待ったせいで、オープン間際に登場したファービーの着ぐるみ人形がバケモノに見えて仕方がなかった(笑)。疲れていたのと、朝のワイドショーのテレビカメラに映らないようにするので必死だったのだ。今でもその時に買ったファービーは残っている。
その後はおしゃべり機能のついたバージョン2が発売されたけれど、私は興味を持てずに買わなかったので、すっかりファービーとは疎遠になってしまっていた。しかし、今回のバージョンアップはかなりの時代の変化を感じさせるものとなっていて、興味津々なのだ。
●最新型ファービー2012
最新型のファービーはずいぶんとハイテクで、目はLEDでアニメーションし、iPadを使ってごはんをあげたりなどの操作ができるらしい。
・Furby 2.0: It's Baaack!
< http://abcnews.go.com/Technology/video/furby-20-baaack-16743710
>
ファービーの話す言葉は以前からヘンテコでわかりづらいのを、冊子で調べたりしていたけれど、iPadアプリでリアルタイムに翻訳もできるようだ。体にセンサーがあったり、複数のファービーを近づけてコミュニケーションを取るのは以前のファービーにもあった機能だ。
より細かいセンサーとアクションになって、以前のいかにも「おもちゃ」的な雰囲気とは変わって、ちょっと高級な感じになっている。しかしながら、猫と鳥を合わせたようなずんぐりとしたスタイルは変わらず、とってもかわいいと思う。価格は60ドルになる予定。日本ではいくらだろう。
●ファービーの亜種
初代が発売された当時は、正規品の他にも多くのニセモノのファービーが出現したほどだった。私もそんなヤツらを亜種と呼んでは集めてかわいがっていた。正規品と違って見た目も変だし、インプットされている言葉も、何を言い出すかわからない未知のロボットなのでとてもおもしろかったのだ。
名前も堂々と違い、見た目もだいぶ違い、機能はまったく劣っていた。愛好家たちの集まるWEBサイトでは、突然暴走して訳のわからない言葉を連呼したエピソードなどで盛り上がっていた。
私は普段は正義感が強くて、キャラクターのニセモノなんて許されるわけがない! と思っていたタイプだ。なのにファービーの亜種だけは、どうしてもひっそりと逃がして生き延びさせてやりたい気持ちになった。正規品と間違って買うレベルを超えた、バッタもんクラスのヤツらに限ってだけれど。
亜種たちはきっとバーっと作られた初回生産分だけが散らばって、どこかで誰かを楽しませたり、暴走したりして動かなくなっていったと思われる。しかし、家にあるファービーのホンモノやニセモノ個体たちの電源ボタンは、今は押したくない気もする。もう動かないとハッキリしてしまうのが嫌なのだ。
●スマートペット
・バンダイ スマートペット
< http://p-bandai.jp/contents/smartpet/
>
新しいファービーの発売まで待つとして、今は「スマートペット」がいる。顔にiPhoneをはめこむことができる、体がロボットの犬だ。予約していたのに何らかの事情で発売が2か月遅れになった。
やっと送られてきたのに、接続してからもなかなか思うようには動かなかったけれど、ようやく電源を入れる順番を覚えたので普通に遊べるようになった。このへんはマニュアルが悪いのか、私が悪いのかは謎である。
・うちのスマートペット
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犬の目鼻口のデザインは何パターンかあって選べるし、撮影した顔なども入れることができるみたいだ。この顔の部分になっている顔型の枠は、犬のボディから外してiPhoneケースとしても使える。
普通の硬いプラスチックなので、まったく高級感はないし、耳のでっぱりが邪魔だけれど、スマートペットのアプリを起動した時は犬の顔ととても合っていてかわいいので許す。ただ、このアプリは電子ペットにつきものの、ごはんをあげたりがちょっと大変。性格がマメじゃないとだめだ。
iPhoneのスマートペットのアプリを起動してごはんをあげたりすると、犬ロボットは体を動かしたりしてはしゃぐ。前進して来たり、くしゃみをしたり、アクションも多いのでかわいい。音量を最大にする指示があることから、iPhoneアプリから出る音をロボットのボディが認識して、アクションを起こさせているようだ。
カメラを使って手の動きを認識させる操作もあるけれど、成功率が低いのであまりやる気がしない。体もけっこう重くて、アクションする時に椅子やフローリングでゴトゴトいう。
アプリにはミニゲームがふたつ付いていた。今後もアイテムが増えたりするらしい。しかしながら、電車の中でもこの犬の顔型ケースでiPhoneを持ち歩いている人には、未だ出会わないのがちょっとさみしい。
【武田瑛夢/たけだえいむ】eimu@eimu.com
装飾アートの総本山WEBサイト"デコラティブマウンテン"
< http://www.eimu.com/
>
水なすの漬け物にハマっている。袋入りのがおいしかったので、水なすを買って来ては同じような味付けで漬けている。漬け物用の鉄を入れるだけではどうも良い色にならないので、市販品の漬け汁を少し足してごまかす。十分きれいでおいしい。