装飾山イバラ道[144]iPhone6と紙袋マン
── 武田瑛夢 ──

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iPhone6 Plusは、ケースを買い画面フィルムも買って、だいぶ使い慣れてきた。画面フィルムは角の丸みを避けるために一回り小さい。逆にこの余裕のおかげでズレが気にならない気もする(貼る時少しズレた)。

売り場にはいろいろな種類の画面保護フィルムが売っているけれど、ブルーライトをカットするタイプのマット調を買った。見え方のシャープさが弱まるので目には良いかもしれないけれど、ちょっとボヤっとしてしまった。クリアな見え方を生かしたいなら、ツヤタイプを選ぶべきだったかもしれない。


そして、やはりだんなさんが iPhone6を買った。もうちょっと時間があくかと思っていたけれど、見に行ったと思ってた日には既に予約をしてたみたい(笑)。

色はスペースグレイで渋くてなかなか持ち心地もいい。むしろ完成度はこちらの方が高いような気がする。厚みと重さ、大きさのバランスが絶妙だ。まだカメラの性能等は比べていないけれど、普段持ちにはこれはかなり良さそう。

同じ画像を開くとこんな感じだ。
・iPhone6 Plus(左)とiPhone6(右)
< http://eimu.com/dgcol/ipho66 >

iPhone6が黒バックで見えにくくなってしまったけれど、大きさの比較はこれくらいの違いがある。

私のケースは画面に被せがついた手帳タイプをめくっている状態。長財布ほどは大きくないので、バッグにも入れやすい。表紙の被せに音が聞こえるように穴があるタイプも多かったのも迷った点だ。

電話する時に革に顔がつくことになるので、穴がなくて良かったと思う。だんなさんは iPhone6のボディだけを覆う薄いタイプのジャケット。胸ポケットに入れるので充分な感じだ。

●スパイダーマンのランニング・アクションゲーム

携帯が新しくなると何か新しいゲームを入れたくなる。最近iPhone6 Plusで遊んでいるゲームは「スパイダーマン・アンリミテッド」だ。基本的に障害物をよけながらどんどん前に進むランニング・アクション系のゲームで、ジャンプしたり滑ったり敵をキックして進む。

そこにスパイダーマンらしく、糸にぶら下がってスイングするアクション(ウェブスイング)も加わるので、操作に慣れて来るととても楽しい。

・スパイダーマン・アンリミテッド
< http://www.gameloft.com/spiderman-unlimited/
>

ウェブスイングしながら障害物をよけてアイテムをゲットしたり、ビルの間を飛ぶ感覚がすごく爽快なのだ。以前からランニング・アクション系のゲームは好きだったので、今鍛錬しているところだ。

iPadでも同じゲームをプレイしてみたら、やはりiPadの方が画面が大きいので進行方向の先が見やすくてスコアも高い。瞬時に障害物の種類を判別しなければいけないので、視界に入る情報が多い方がやりやすいみたいだ。ただ指の動かし方も大振りになるので、疲れてしまう欠点もある。

ゲームを失敗した時にコンティニューのために使うリフィルが無くなってしまうと、有料で買うか、ゲーム内のミッションをクリアして報酬としてゲットするしかない。報酬を得るためにはとてもうまくなる必要があって、これがなかなか厳しい。

アメコミっぽい画面もハデな感じで好みが分かれそうだけれど、マンガのセリフを読むのに飽きたらスキップすることもできる。いろいろな種類のスパイダーマンのキャラクターを集めていって、戦闘力を上げながら戦うことができるという工夫もある。

スパイダーマンは元々衣装が手作りのキャラだけれど、かなりかっこいいスパイダーマンやリュックを背負っているもの、戦いすぎてすり切れた状態のスパイダーマンもいる。

いちばんヒドいのが紙袋をかぶっただけの安そうな男(ボンバスティックバッグマン)で、私のiPadの中では今このスパイダーマンが一番レベルが高くなってしまっている。

これはスパイダーマンの種類? と言っていいのだろうか。かっこいいのが来ることを祈って、貴重なリフィルを使って呼び寄せた時にコイツだったのが残念だ(笑)。

ランダムにやってくるので自分では選べないのだ。でもしょうがないので大事に鍛錬しよう。この紙袋マンは原作にも登場するらしい。「BOMBASTIC BAG MAN」で画像検索してみよう。
●上達するほどハマる

iPhone6 Plusでは、以前から入れているアプリで動作が悪いものも何点かあるし、そもそもサポートをやめてしまっているゲームは、動けば使えるぐらいの気持ちで使っている。

ウォーリーを探すゲームもiPhone6 Plusの大きな画面だと探しやすいのだけれど、たぶんこれをやると固まるという動作はしないようにして使っている。

ウォーリー系は元々の絵がすごくよく描けていて、絵を見ているだけでも楽しいので少々の動作の悪さは許せる。みつけるのが早くなるのも楽しいし、ワザとみつけにくくなっている巧妙さをみつけるのも楽しい。

ハマるゲームの特徴は、やはり上達欲もあると思う。私には飴の色を揃えるCandy Clushはどんなにがんばっても技よりも運が勝るゲームのように思えた。

先を読んで自分で入れ替え方を考えても、揃えられるものには限りがあって、たまたま運良く色が揃う時の方が勝ってしまうのだ。それを「運ゲー」と言うらしいけれど、運の良さを楽しむものとしてはそれで良いとも言える。

そして、運よく進んでも回数に限りがあって窮地に追いやられた時に、なんとか先を読んで見事クリアできた時の達成感は運を生かせた感じがする。せっかくの運を生かすも殺すも最後はあなた次第という、やっぱり上達の道が開かれているゲームなのである。

●昔返りして欲しい

iPadも新しいタイプが発表されて、今はいろいろな画面の大きさがあるし、使うアプリやゲームにベストなサイズを自分で選べる時代になった。私のは古いものなので重たいのが欠点だけれど、雑誌を読むにはやはり大きいサイズのものが見やすい。

私はタブレットは今まであった紙の誌面のサイズのバリエーションに種類も広がり、薄く軽くなっていったら面白いと思う。新聞、雑誌、小説、漫画を今は同じサイズのタブレットで読んでいるけれど、もう一回今まであったサイズのままの誌面の厚みや形に戻って、それぞれの画面が動いているような感じに昔返りして欲しいのだ。

例えば、漫画タブレットは表紙のデザインが毎週変わるし、広告欄は動いているとか。画面が表裏見開き最低でも4画面必要だけれど、表側にあるから表紙という従来の形を生かせる。

柔らかさとかどんな画面の材質なのかは未知だけれどなんだかできそう。どうせ安くなるのだから、画面の数なんてどうにでもなるんじゃないかな。

【武田瑛夢/たけだえいむ】eimu@eimu.com
装飾アートの総本山WEBサイト"デコラティブマウンテン"
< http://www.eimu.com/
>

部屋を片付けているとシュレッダーごみがたくさん出る。紙はシュレッダーにかけると増えるので、すごくたくさん処理したような達成感がある。でも実際の枚数はそうでもないので、なかなか処理物件が減らない。