こんにちは! もじもじトークの関口浩之です。
気がつくと11月ですね! 月日が流れるのはホント早いものです…。
今回のテーマは10月4日に大阪で開催された「まにまにフェスティバル」(略して、まにフェス)に参加して感じたことを、気のむくままに書いてみます。
気がつくと11月ですね! 月日が流れるのはホント早いものです…。
今回のテーマは10月4日に大阪で開催された「まにまにフェスティバル」(略して、まにフェス)に参加して感じたことを、気のむくままに書いてみます。
あれっ、まにフェスP3開催からまだ一か月しか経ってないのかぁ…。まにフェスP3が終わってから、2〜3か月は経っているような気がするんですけど…。
「月日が流れるのは早いなぁ」と書きましたが、過去の出来事を具体的に思い浮かべると、逆に「月日が流れるのは遅いなぁ」という感覚になります…(笑)不思議ですね!
さて「まにまにフェスティバルって何?」って思う人も多いと思いますので、どんなイベントか説明しますね。
WebやITにかかわる人達が集う、関西エリア最大級のコミュニティイベントです。略して「まにフェス」といいます。
< http://m2college.net/fes3/
>
かぷっとの川合さんが主宰者で「おもしろくってタメになる! 一回で二度おいしい!」をキャッチフレーズに、今年で3回目になりました! おつかれさまでした!!!
トークセッション盛りだくさんで、ブース展示もあり各社工夫凝らして出展しています。コスプレイヤーも毎年、数名参加しており会場を華やかにしています。そんな楽しいセミナー&イベントなのです。
本屋さんの「ジュンク堂」も出店し、WebやIT関連の書籍がずらーっと並んでます。それだけでも僕は参加したくなります。イベントというより、フェスティバルなのです!
●展示会・イベントの形態について
20〜30年前、僕はコンピュータメーカーに勤務していました。当時のイベントと言えば「ビジネスシヨウ」「データショー」「マイコンショウ」「エレクトロニクスショー」が有名でした^_^
あ〜、なつかしい。当時、展示会の会場と言えば、晴海か流通センターでした。新製品を車に積んで、晴海の会場へ搬入していた頃を思い出しました。なぜなら、見本市に合わせて製品開発していたのですが、メカやプログラムの調整が展示会当日朝まで掛かっていたのです…。
いまでは、それら国際見本市は名称を変わり、いろんな形で幕張やビックサイトで開催しています。
そしてセミナーと言えば大塚商会やNECなどが主催するセミナーでした。メーカー主催だから「勉強会にタダで参加していいけど、うちの製品買ってね〜」ビームが漂ってました…w
当時はインターネットで集客することができなかったので(FAXやカプラー通信の時代でしたw)、封書のダイレクトメールで集客するか、営業マンが客先に足を運ぶか、電話でセミナーの案内をしていました。
当時のセミナーは、主催者=スポンサーのパターンがほとんどでしたね。つまり、主催者がメーカーということです。セミナーに参加すると必ず、セールスのDMや電話が掛かってきます。
これは当然なことなのです。メーカーは自分の製品を売るためにセミナーを開催するわけですから…。参加者の中には主催者の製品に興味があって購入したいと思って参加している人もいます。
その人にとっては「興味を持ってるんだから電話ぐらい掛けてこいや」と思う人もいるのです。メーカー主催のセミナーに参加する際は、それを理解した上で申込みしたものです。
ただし、アンケート記入したら、その会社のいろんな部署から電話が掛かってきたり、ゴミのようなEmailがたくさん届くようになるのは、うんざりします…。その会社とはお付き合いしたくなりますね。
当時のイベント・セミナー事情と今とではだいぶ状況が変わりました。毎日のように、全国各地でコミュニティ主催のセミナーやイベントが開催されていますよね。
●まにまにフェスティバルに参加して
2014年10月4日(土)10:30、いつものように、生徒会長の川合さんのオープニングトークから開始です。ちなみに、川合さんは「P1」の時、学ランを着てました。でも、暑くて「P2」からは着るのをあきらめたとのことです。
3Fオープンステージの進行は、川合さんの安定の司会で、つつがなく、10本以上のトークセッションが続いてゆきます。セッションの合間には、楽しいじゃんけんプレゼント大会をテンポよく挟んで、すごくいい感じです!
< http://m2college.net/fes3/time_table.pdf
>
また、登壇者はセッションのつなぎ時間に、自分でパソコン切り替えや調整したり、その場の空気を読んでアドリブやってみたり、司会者と登壇者との呼吸もぴったりですね〜。
そして、参加者の多くは初参加だと思うのですが、顔をよくみると「P1」「P2」「P3」と毎年参加されている方もいらっしゃいました。ありがたいことです。
そういえば、上の階の4Fホールでは、11:20から有料セミナーが3Fのセッションと平行して走り始めました。そっか、4Fの進行役は、こちらも安定の司会、村岡さんですね!
川合さんが「4Fの進行を放っておいても任せられる村岡さんの存在はありがたい!」と言ってました。川合さんの体はひとつしかないですからね…。事前に打ち合わせするわけでもなく、4Fも、つつがなく盛り上がったようです!
まにフェスP3の来場者は350名ぐらいだったと思います。行楽シーズンでもあり、他のイベントと重なったりで集客が少し心配でしたが、口コミ中心に多くの人が集まり、第3回開催として大成功だったのではないでしょうか!
10月4日(土)の一日で大阪産業創造館に、これだけの人が集まるのは超すごいことだと思います。コアなファンも増えていると感じました。
このイベント、主催者・スタッフ・登壇者・ブース出展者・スポンサー・参加者・本屋さんのジュンク堂・会場提供の産創館が有機的に結びついた素敵なフェスティバルでした。これからも「P4」「P5」…「P10」…と続いていくことを信じています!
そして、まさに、まにまになフェスティバルだと思います。
「まにまに」の語源
[連語]《「に」は格助詞》
1)他人の意志や事態の成り行きに任せて行動するさま。ままに。まにま。
2)ある事柄が、他の事柄の進行とともに行われるさま。…につれて。…とともに。
引用元:「デジタル大辞泉」
●コミュニティイベントの意義
この半年で、全国10か所ぐらい、主要都市のコミュニティイベントにセッションに登壇させていただきました。
コミュニティイベントの主宰者やスタッフは、本業の仕事を持っているケースがほとんどです。イベントの開催は、平日19時から開催するか、土日を利用して開催するケースがほとんどです。ボランティア活動と言ってもいいかもしれません。
有料セミナーの場合でも、入ったお金は会場費で消えてしまいます。また無料セミナーの場合でも、スポンサーが何社か参画して協賛金で会場費をまかなうケースが多いようです。
お金にならないコミュニティイベントが、全国各地で定期的かつ継続的に行われていることは、本当に素晴らしいことだと思います。
僕は、登壇者として参加する場合でも、聴講者として参加する場合でも、都合が付けば必ず懇親会に参加するようにしています。懇親会に参加すると、なぜコミュニティイベントが継続しているのか、理由がよくわかります。みなさんの意見をいくつかピックアップしてみました。
1)その地域の若者のスキルを伸ばしてやりたい
2)同じ志を持つ仲間と切磋琢磨したい
3)その地域のビジネスを活性化したい
4)異業種交流、異文化交流したい
5)発表する場をみんなに提供したい
6)人脈を広げたい
7)懇親会でみんなでわいわいしたい
8)とにかく何か楽しいことをしたい
どれも賛同したくなる項目ですね。とくに、(7)と(8)は大事ですね〜! 「何か楽しいことをしたい」を実現するためには、いろんなことを口に出してみたり、いろんな人の意見を聞いてみたり、激論を交わしてみたり、わいわい騒いでみたり…。そうやっていると、アイデアやビジネスのヒントが生まれてきます。
そんなモティベーションが、コミュニティイベントを熱くしているのだと思います。
毎日が忙しかったりするわけで、志を持って継続的に実施することはかなり難しいことです。でも、続けることが大事です。「継続は力なり」ですね!
▼まにフェスP3
FONTPLUSフォローアップページ
< http://goo.gl/km5K97
>
【せきぐち・ひろゆき】sekiguchi115@gmail.com
Webフォント エバンジェリスト
< http://fontplus.jp/
>
1960年生まれ。群馬県桐生市出身。電子機器メーカーにて日本語DTPシステムやプリンタ、プロッタの仕事に10年間従事した後、1995年にインターネット関連企業へ転じる。1996年、大手インターネット検索サービスの立ち上げプロジェクトのコンテンツプロデューサを担当。
その後、ECサイトのシステム構築やコンサルタント、インターネット決済事業の立ち上げプロジェクトなどに従事。現在は、日本語Webフォントサービス「FONTPLUS(フォントプラス)」の普及のため、日本全国を飛び回っている。
小さい頃から電子機器やオーディオの組み立て(真空管やトランジスタの時代から)や天体観測などが大好き。パソコンは漢字トークやMS-DOS、パソコン通信の時代から勤しむ。家電オタク。テニスフリーク。
「月日が流れるのは早いなぁ」と書きましたが、過去の出来事を具体的に思い浮かべると、逆に「月日が流れるのは遅いなぁ」という感覚になります…(笑)不思議ですね!
さて「まにまにフェスティバルって何?」って思う人も多いと思いますので、どんなイベントか説明しますね。
WebやITにかかわる人達が集う、関西エリア最大級のコミュニティイベントです。略して「まにフェス」といいます。
< http://m2college.net/fes3/
>
かぷっとの川合さんが主宰者で「おもしろくってタメになる! 一回で二度おいしい!」をキャッチフレーズに、今年で3回目になりました! おつかれさまでした!!!
トークセッション盛りだくさんで、ブース展示もあり各社工夫凝らして出展しています。コスプレイヤーも毎年、数名参加しており会場を華やかにしています。そんな楽しいセミナー&イベントなのです。
本屋さんの「ジュンク堂」も出店し、WebやIT関連の書籍がずらーっと並んでます。それだけでも僕は参加したくなります。イベントというより、フェスティバルなのです!
●展示会・イベントの形態について
20〜30年前、僕はコンピュータメーカーに勤務していました。当時のイベントと言えば「ビジネスシヨウ」「データショー」「マイコンショウ」「エレクトロニクスショー」が有名でした^_^
あ〜、なつかしい。当時、展示会の会場と言えば、晴海か流通センターでした。新製品を車に積んで、晴海の会場へ搬入していた頃を思い出しました。なぜなら、見本市に合わせて製品開発していたのですが、メカやプログラムの調整が展示会当日朝まで掛かっていたのです…。
いまでは、それら国際見本市は名称を変わり、いろんな形で幕張やビックサイトで開催しています。
そしてセミナーと言えば大塚商会やNECなどが主催するセミナーでした。メーカー主催だから「勉強会にタダで参加していいけど、うちの製品買ってね〜」ビームが漂ってました…w
当時はインターネットで集客することができなかったので(FAXやカプラー通信の時代でしたw)、封書のダイレクトメールで集客するか、営業マンが客先に足を運ぶか、電話でセミナーの案内をしていました。
当時のセミナーは、主催者=スポンサーのパターンがほとんどでしたね。つまり、主催者がメーカーということです。セミナーに参加すると必ず、セールスのDMや電話が掛かってきます。
これは当然なことなのです。メーカーは自分の製品を売るためにセミナーを開催するわけですから…。参加者の中には主催者の製品に興味があって購入したいと思って参加している人もいます。
その人にとっては「興味を持ってるんだから電話ぐらい掛けてこいや」と思う人もいるのです。メーカー主催のセミナーに参加する際は、それを理解した上で申込みしたものです。
ただし、アンケート記入したら、その会社のいろんな部署から電話が掛かってきたり、ゴミのようなEmailがたくさん届くようになるのは、うんざりします…。その会社とはお付き合いしたくなりますね。
当時のイベント・セミナー事情と今とではだいぶ状況が変わりました。毎日のように、全国各地でコミュニティ主催のセミナーやイベントが開催されていますよね。
●まにまにフェスティバルに参加して
2014年10月4日(土)10:30、いつものように、生徒会長の川合さんのオープニングトークから開始です。ちなみに、川合さんは「P1」の時、学ランを着てました。でも、暑くて「P2」からは着るのをあきらめたとのことです。
3Fオープンステージの進行は、川合さんの安定の司会で、つつがなく、10本以上のトークセッションが続いてゆきます。セッションの合間には、楽しいじゃんけんプレゼント大会をテンポよく挟んで、すごくいい感じです!
< http://m2college.net/fes3/time_table.pdf
>
また、登壇者はセッションのつなぎ時間に、自分でパソコン切り替えや調整したり、その場の空気を読んでアドリブやってみたり、司会者と登壇者との呼吸もぴったりですね〜。
そして、参加者の多くは初参加だと思うのですが、顔をよくみると「P1」「P2」「P3」と毎年参加されている方もいらっしゃいました。ありがたいことです。
そういえば、上の階の4Fホールでは、11:20から有料セミナーが3Fのセッションと平行して走り始めました。そっか、4Fの進行役は、こちらも安定の司会、村岡さんですね!
川合さんが「4Fの進行を放っておいても任せられる村岡さんの存在はありがたい!」と言ってました。川合さんの体はひとつしかないですからね…。事前に打ち合わせするわけでもなく、4Fも、つつがなく盛り上がったようです!
まにフェスP3の来場者は350名ぐらいだったと思います。行楽シーズンでもあり、他のイベントと重なったりで集客が少し心配でしたが、口コミ中心に多くの人が集まり、第3回開催として大成功だったのではないでしょうか!
10月4日(土)の一日で大阪産業創造館に、これだけの人が集まるのは超すごいことだと思います。コアなファンも増えていると感じました。
このイベント、主催者・スタッフ・登壇者・ブース出展者・スポンサー・参加者・本屋さんのジュンク堂・会場提供の産創館が有機的に結びついた素敵なフェスティバルでした。これからも「P4」「P5」…「P10」…と続いていくことを信じています!
そして、まさに、まにまになフェスティバルだと思います。
「まにまに」の語源
[連語]《「に」は格助詞》
1)他人の意志や事態の成り行きに任せて行動するさま。ままに。まにま。
2)ある事柄が、他の事柄の進行とともに行われるさま。…につれて。…とともに。
引用元:「デジタル大辞泉」
●コミュニティイベントの意義
この半年で、全国10か所ぐらい、主要都市のコミュニティイベントにセッションに登壇させていただきました。
コミュニティイベントの主宰者やスタッフは、本業の仕事を持っているケースがほとんどです。イベントの開催は、平日19時から開催するか、土日を利用して開催するケースがほとんどです。ボランティア活動と言ってもいいかもしれません。
有料セミナーの場合でも、入ったお金は会場費で消えてしまいます。また無料セミナーの場合でも、スポンサーが何社か参画して協賛金で会場費をまかなうケースが多いようです。
お金にならないコミュニティイベントが、全国各地で定期的かつ継続的に行われていることは、本当に素晴らしいことだと思います。
僕は、登壇者として参加する場合でも、聴講者として参加する場合でも、都合が付けば必ず懇親会に参加するようにしています。懇親会に参加すると、なぜコミュニティイベントが継続しているのか、理由がよくわかります。みなさんの意見をいくつかピックアップしてみました。
1)その地域の若者のスキルを伸ばしてやりたい
2)同じ志を持つ仲間と切磋琢磨したい
3)その地域のビジネスを活性化したい
4)異業種交流、異文化交流したい
5)発表する場をみんなに提供したい
6)人脈を広げたい
7)懇親会でみんなでわいわいしたい
8)とにかく何か楽しいことをしたい
どれも賛同したくなる項目ですね。とくに、(7)と(8)は大事ですね〜! 「何か楽しいことをしたい」を実現するためには、いろんなことを口に出してみたり、いろんな人の意見を聞いてみたり、激論を交わしてみたり、わいわい騒いでみたり…。そうやっていると、アイデアやビジネスのヒントが生まれてきます。
そんなモティベーションが、コミュニティイベントを熱くしているのだと思います。
毎日が忙しかったりするわけで、志を持って継続的に実施することはかなり難しいことです。でも、続けることが大事です。「継続は力なり」ですね!
▼まにフェスP3
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1960年生まれ。群馬県桐生市出身。電子機器メーカーにて日本語DTPシステムやプリンタ、プロッタの仕事に10年間従事した後、1995年にインターネット関連企業へ転じる。1996年、大手インターネット検索サービスの立ち上げプロジェクトのコンテンツプロデューサを担当。
その後、ECサイトのシステム構築やコンサルタント、インターネット決済事業の立ち上げプロジェクトなどに従事。現在は、日本語Webフォントサービス「FONTPLUS(フォントプラス)」の普及のため、日本全国を飛び回っている。
小さい頃から電子機器やオーディオの組み立て(真空管やトランジスタの時代から)や天体観測などが大好き。パソコンは漢字トークやMS-DOS、パソコン通信の時代から勤しむ。家電オタク。テニスフリーク。