糖質制限を始めてから迎える最初の冬なので、喉の調子がこのまま順調にいくといいなと思っている。糖質制限によって咳き込むことがほぼなくなり、喉飴もシロップもハチミツも買い足しなく済んでいる。
日常生活においてすごい変化だ。しかし、冬は鍋が美味しいし新米やお餅の季節だし、ケーキに焼き芋にと糖質の魔の手が玄関先まで押し寄せてきている。たった今も楽天のセールで買ったおうどんが届いたところだ。
●天敵の糖質
私の場合、あくまでも喉のためと、ウェイトコントロール目的の軽めの糖質制限なので厳格さはない。一回の食事の糖質量を考えているけれど、それは主食的なでんぷん質の糖質のグラム管理程度だ。20g〜40gに抑えられると良いと思っている。
最近のおからやファイバーを使ったパンなどは、糖質が5g程度のものもあって驚く。味はそれなりだけれど、昔のダイエットフードとは違う完成度のものがたくさんある。それぞれの低糖質専門店では、主食を気に入ってもらえば商売的に持続性があるので開発をがんばっているみたいだ。
日常生活においてすごい変化だ。しかし、冬は鍋が美味しいし新米やお餅の季節だし、ケーキに焼き芋にと糖質の魔の手が玄関先まで押し寄せてきている。たった今も楽天のセールで買ったおうどんが届いたところだ。
●天敵の糖質
私の場合、あくまでも喉のためと、ウェイトコントロール目的の軽めの糖質制限なので厳格さはない。一回の食事の糖質量を考えているけれど、それは主食的なでんぷん質の糖質のグラム管理程度だ。20g〜40gに抑えられると良いと思っている。
最近のおからやファイバーを使ったパンなどは、糖質が5g程度のものもあって驚く。味はそれなりだけれど、昔のダイエットフードとは違う完成度のものがたくさんある。それぞれの低糖質専門店では、主食を気に入ってもらえば商売的に持続性があるので開発をがんばっているみたいだ。
●大豆の隙間に美味しさをみつける
でもたまにボッソボソの大豆のおそばとか、うんざりするような後味の人工甘味料チョコレートを買ってしまって、真顔で食べていることもある。真顔でボソボソとそれらを食べていると、旦那さんが興味を持つので味見させてこの苦悩をわかってもらったりする。「これなら充分食べれる食べれる」とか言うくせに、その後一切口にしない。
普通のものを知っていると違いがはっきりしてしまうので、いっそ糖質制限食だけにすればそこに美味しさをみつけられるようになるのだと思う。実際に数日間は制限食を食べていると、だいぶそこに美味しさを発見できるようになる。
調味料や片栗粉に代わる粉類も買いそろえたけれど、旦那さんの分と二種類の食事を作るのは大変なので、そこはあきらめた。旦那さんとおかずは同じで、主食やソースを変える程度のゆるさが私には続きやすいみたいだ。
カロリー計算のダイエットと違って、お肉が食べられるのが有り難いし、大好きな玉子やチーズも大活躍する。しかしタンパク質中心の食事はコストがかかりがちだ。菓子パンのように手軽に買えてすぐに食べられるものも少ない。
何かしらの調理が必要なので、いかに糖質中心の食事が便利なものか思い知らされる。ボリュームがあってお腹にたまって、そんなに高くないものは糖質以外で探すのは難しい。あるとしたら「豆腐」である。
●豆腐は味方
昔からある優れた高タンパク食品の「豆腐」はやっぱりすごい。まず美味しい。すっごくまずい豆腐になかなか出会わないように、とりあえず美味しいのが当たり前のものと言える。
そしてバリエーションの多さも素晴らしい。大きめのスーパーの豆腐売り場には各地の高級豆腐がある。油揚げやがんもどきなどもたくさんあるし、高くても豆腐製品の常識の範囲内だ。
低糖おから食品は開発費が高いせいか、ちょこっと取り寄せると4000円〜5000円程度はかかってしまう。豆腐屋さんで売っているおからはあんなに安いのにね。もっと街の豆腐屋さんの価値を認めたらいいのにと思う。
致命的なことに、うちの近所の商店街には豆腐屋さんがない。ずいぶんと前に消えてしまった。朝から冷たい水に手をつっこんで、美味しいお豆腐や豆腐製品を作って並べてというあのフレッシュな感じのお店はお隣の駅にしかない。
うちの街が豆腐屋さんを支えられなかったのだろうけれど、大学の最寄り駅なので学生が多いということもある。確かに豆腐屋で毎日わざわざ豆腐を買う学生は少ないだろうなと思う。
豆腐の素晴らしさのもう一つの点は、飽きないことだ。私は特に絹ごし豆腐のツルンプリン感が大好きで、毎日食べても飽きない。なめこのお味噌汁に入れたり、麻婆豆腐にしたり肉豆腐にしたり。野菜と一緒に湯豆腐にしたり、揚げ出し豆腐にしたり。
この前、私は揚げ出し豆腐のきのこのみぞれ餡かけ、旦那さんには豆腐を揚げ餅に変えて糖質を補った。この揚げ餅のきのこ餡かけはズルイぐらいに美味しくて悔しかった。
味見をしたら意味がないのだけれど、ちょっと食べてしまったのだ。旦那さんは糖質を食べても全然太らないのがさらに悔しい。しかも私の横で遠慮なくお餅5コとか食べるのだ。
糖質制限を続ければ糖質は欲しくなくなるという人がいる。きっとまじめでスキルが高い人だ。私もけっこうまじめな方だと思っていたけれど、まだまだ糖質が好きだ。
たぶん、真横で美味しそうに糖質を食べる旦那さんがいるのと、糖質制限食と糖質料理の両方を私が作っているからだと思う。糖質制限のスパゲティと普通のスパゲティを茹でて、自分で作った魚介のトマトソースを両方にかける。
見た目はほぼ一緒だけれど、その美味しさの違いに愕然とする。5kgまとめて買ってる普通の麺なのに、高額な糖質制限麺のはるか上の旨さなのは、もう確かめないことにしよう。
クリスマスに年末年始にと、これからも魅力いっぱいの糖質たちのパレードが始まる。肉、蟹、豆腐、野菜を味方につけて乗り切ろう。もうお分かりのように、私は糖質が好きな以上に食べることが大好きなので、食への関心と戦いはずっと続くのである。
【武田瑛夢/たけだえいむ】eimu@eimu.com
装飾アートの総本山WEBサイト"デコラティブマウンテン"
< http://www.eimu.com/
>
今年の漢字は「税」だったけれど、私が予想した「嘘」は3位だったようだ。あまりネガティブな漢字は選ばれにくいのかもしれない。消費税については、税込み表示なのか税抜き表示なのかは重要なので、あのカッコ書きにまず目が行くようになったと思う。確かに「税」という字をすごくよく見たな。