こんにちは。もじもじトークの関口浩之です。
相変わらず、月に2〜3回の頻度で全国各地へ出張していますが、先週の9月2日(土)は大阪でした。そうです。日刊デジクリ・まにまにころころの川合和史さんが主催している、「まにまにフェスティバルP5」というイベントに参加してきました。略して「まにフェスP5」といいます。
http://m2college.net/fes5/
このイベントで、日刊デジクリ編集部の濱村和恵(hammer.mule)さん、そしてメルマガ寄稿者の森和恵さん、若林健一さん、笠井トシヒロさん、深川正英さんにもお会いしました!
そうなんです。日刊デジクリに記事を書いたことある人が、自分を含めて7名も、大阪のとあるイベント会場に集結していたのです。これって、かなり奇跡のようなすごいことだと思いませんか。
もしかして、7人以外の日刊デジクリの寄稿メンバーもいたかもしれませんね。素敵な縁に感謝です。そして、世間って本当に狭いなぁと感じました。
●まにフェスとは?
「まにフェス」は、IT/Web関連の展示やセミナーが中心のイベントですが、業界やテーマはなんでもありなんです。たとえば、今年は長崎県の南島原市そうめん営業課の展示(そうめん無料配布あり)もありました。日本一、おいしいそうめんでした。
例年通り、2フロアでいろんなセッションが平行で進行し、約20社のブース展示もありました。これだけ、業界横断で、わいわい楽しめる企画、他では見当たりません。
セミナーのキーワードを拾うと「Web、IT、インクルーシブデザイン、UX、フォント、AI、VR、DTP、プロレス、ハッカソン、ハンズオンセミナーの受け方・進め方、サーバー、アルゴリズム、プログラミング教育、映像、ウェアラブルデバイス、ドローン、IoT、ゲーム、などなど」という感じで、凄いでしょ。川合さんが以前、書いていたキーワードを拝借しました。
でもね。今の時代、日々の生活の中で、好むと好まざるに関わらず、これらは身近に存在しています。だったら、この機会に学んでしまおう、というノリで、まにフェスに参加すると、とってもお得な学びがあります。
マニフェスP1からP5までの歴史が分かるリンク集を掲載します。
マニフェスP1 2012年4月14日開催
http://m2.cap-ut.co.jp/fes/
マニフェスP2 2013年8月10日開催
http://m2college.net/fes2/
マニフェスP3 2014年10月4日開催
http://m2college.net/fes3/
マニフェスP4 2015年12月4日開催
http://m2college.net/fes4/
マニフェスP5 2017年9月2日開催
http://m2college.net/fes5/
お時間あるときに、じっくり読むと楽しいです。セミナー資料がダウンロードできたり、写真もたくさん掲載されてて、楽しくてお得なWebサイトだと思います。
まにフェスは、学園祭のようなノリのイベントなので、秋の開催が似合います。でも、4月や12月に開催したこともあるんですね。つまり、開催日程も「まにまに(事の成り行きにまかせるさま)」なのです。
毎年決まった時期の開催じゃないのが、「まにまに」のネーミング由来のひとつなんです。
今回のP5開催にあたり、SNS上で「そろそろ、まにフェスやらないのかなぁ」と囁かれるタイミングで、川合さんがFacebook上で「まにフェスやるよ〜」と決意表明がされ、そして気付くと当日がやってきました。
開催当日にいたるまで、多忙な毎日の隙間時間に(夜中とか)、川合さん、企画や調整で相当大変だったと思います。お疲れさまでした。ありがとうございました。
次回の開催はいつなのだろうか? 果たして、P6は開催されるのだろうか? 直感として、P6の開催は、来年12月か再来年4月と推測しています。特に根拠はありません(笑
そうそう。川合さん、今回、久しぶりに学ランを着ました。学園祭のノリなので、生徒会長なのです。そして、川合さんの横には、コスプレイヤーが二人…。はい、セーラー服姿の素敵な女性が二名!
それでは、「まにフェスP5」の素敵な様子を捉えた写真を5枚、アップしました。こちらです。じゃーん!
https://goo.gl/YUnCtY
毎回、200〜300名が来場する大規模イベントですが、会場はいつも「大阪産業創造館」という、大阪の堺筋本町駅から徒歩5分のところにあるきれいな施設で行われています。写真で掲載しましたが、心地よい空間なのです。
●まにフェス皆勤賞
僕は「FONTPLUS」という日本語Webフォントサービスをやっている「ソフトバンク・テクノロジー」という会社の立場で、5年前の初回P1から、今回P5まで、毎回参加しています。
ブース出展とセミナー登壇で毎回、東京から参加している皆勤賞はFONTPLUSだけなんです。というか、東京から「まにフェス」にブース出展している企業は少ないです。
過去5回、僕が登壇したセミナータイトルの一覧を紹介させてください。タイトルの変遷をみただけでも、日本語Webフォントの変遷が感じられますね。なんか、感慨深い……
まにフェスP1(第一回)
ウェブフォントの魅力とこれから 〜ウェブ制作現場にくるか!? 日本語ウェブフォントの実際〜
まにフェスP2(第二回)
日本語ウェブフォントの現在と未来 〜FONTPLUS、新時代へ。 シュンシュン表示、凄いかも〜
まにフェスP3(第三回)
日本語Webフォントの過去・現在・未来 〜昨年シュンシュン速くなった日本語Webフォント、今年どう進化したの?〜
まにフェスP4(第四回)
Web制作現場に根付いてきた日本語Webフォントの最新事情(3F)
デザインの力でブランディングを成功に導く(4F)
まにフェスP5(第五回)
勝手にWebフォントアワード! 〜日本語Webフォント時代がついにきた〜(3F)
「知らない世界」のままじゃダメでしょ、フォントの世界(4F)
●まにフェスP5の総評
5回目というと、企画や集客において、中だるみしがちな時期ですが、今回の「まにフェスP5」、総合的にすごく良かったと思います。
まにフェスは、「参加できるときに誰もがふらっと気兼ねなく参加できる場所」なんだと再認識しました。予定が被ってしまい、毎年参加できる人は少ないと思います。
なので「何年かぶりに会えて良かった!」という会話を、会場でよく耳にしました。
何年かぶりに再会すると、仕事内容も変わってたり、会社も変わってたり、個人的な環境も変わってたりすること、よくありますよね。
いろんなことがあったとしても、「ここに戻って来たら、ほっとする」空間なんだと思いました。そんなスペースを提供してくれる「まにフェス」、スッゲー素敵やん。
まにフェスのキャッチコピーである「楽しくてタメになる。一回で二度おいしい」、そのものです。「まったりなのに、がっつり学べる」って最高です。
初参加の人が「なんかゆるいんだけど、中味が濃いし学びがたくさんあった」と喜んでいたのが、とても印象的でした。
今回、特にいいなぁーと感じたことは「主催者・出展者・出演者・協賛者、そして参加者全員が、まにフェスを自主的に運営している感がすごくあった」という点なんです。
「参加者全員が運営?」と思うかもしれませんが、参加者全員がプロデューサーになれるイベントって、まにフェス以外ではなかなかないと思います。やぁー、生徒会長の川合和史(コロちゃん)さん、ありがとう。
そして、ご来場いただいたみなさん、スタッフのみなさん、出演者のみなさん、たくさんの素敵な出会いに感謝感謝!
【せきぐち・ひろゆき】sekiguchi115@gmail.com
Webフォント エバンジェリスト
http://fontplus.jp/
1960年生まれ。群馬県桐生市出身。電子機器メーカーにて日本語DTPシステムやプリンタ、プロッタの仕事に10年間従事した後、1995年にインターネット関連企業へ転じる。1996年、大手インターネット検索サービスの立ち上げプロジェクトのコンテンツプロデューサを担当。
その後、ECサイトのシステム構築やコンサルタント、インターネット決済事業の立ち上げプロジェクトなどに従事。現在は、日本語Webフォントサービス「FONTPLUS(フォントプラス)」の普及のため、日本全国を飛び回っている。