こんにちは。もじもじトークの関口浩之です。
西暦2020年は、二度目の東京オリンピックが開催される年です。デジクリ読者の中で、1964年の東京オリンピックを観に行った、またはテレビでリアルに観たことがある人、どのくらいいるかな……。たぶん、生まれていない人のほうが多いでしょうね。
●1964年の東京オリンピックの頃
東京オリンピックが開催された年は、僕、生まれていました。4歳でしたが、微かな記憶があるのです。人間の脳が思い出せる最初の記憶は、平均4歳という話を聞いたことあるので、東京オリンピックを覚えていてもおかしくないですね。
高校卒業するまで、生まれ故郷の群馬に住んでいて、4歳の時は囲炉裏(いろり)のある茅葺き屋根の家で暮らしていました。広間には四本の脚が付いた白黒テレビがあって、家族みんなでオリンピックを観ていた記憶があるのです。
テレビで放映された競技映像の記憶はないけど、日本が東京オリンピックで盛り上がっている光景と、囲炉裏のある実家の様子がセットで記憶されているのです。
僕の4歳の時に目に映っていた風景と、当時の白黒テレビなどの写真を掲載してみましょう。
http://bit.ly/mojimojitalk121
●今年の抱負とか
ここ10年ぐらい、気合いを入れて「今年の抱負は……です」という宣言はしていません(笑)
「健康な一年でありますように」が最優先と思っているからです。自分と家族と、そして、みなさんの健康がなければ、充実した毎日は存在しませんので。
ここ10年で、父と母を天国に見送り(80歳は越えていました)、そして3年前に大好きな兄が病気で亡くなり、2年前に義理の父が他界しました。
そんなこともあり、「健康が大事だよね」が、毎年の抱負になりました。
●生まれて初めてのMRI検査
今年6月で還暦60歳を迎えますが、幸いにして、今まで、入院したこともなければ、大きな病気や怪我もしたことがなかったのです。
ですが、ここ数年、人間ドックの結果をみると、いろんな値が少しずつ怪しい数値になってきました。生活習慣病というやつです。
とはいえ、どっかが痛くなるとかではないし、生活に支障はまったく出てないし、あまり深刻に捉えてなかったのです。
そして、ここ5年ぐらいは、とにかく忙しくて、1年経つのがあっという間でした。社会人生活35年やって来ましたが、還暦を迎える直前が、人生で一番忙しくなるとは思っていませんでした。
25年前の、Yahoo! JAPANの立ち上げプロジェクト時も相当忙しかったのですが、仕事の経験値が上がるにつれて、仕事の処理効率が年々アップしているので、ここ5年間は、仕事の質も量もピークだったと思います。そして、35歳と60歳では体力は異なるでしょうし。
昨年11月に人間ドックを受けました。そして、12月上旬に検査結果の封筒が送付されました。
でも、封筒が分厚いのです。1cmぐらいの厚みがあり、箱のようなものが入っている感じでした。
そうです。「精密検査を受けてください」の紹介状入りでした。最近は検査映像が入っているCDが、同梱されているのですね。箱の形をした封筒の中身を見てないので、想像ですが。
30年以上の付き合いがあるかかりつけのお医者さんへ、それを持って診察を受けにいきました。昨年の人間ドックの検査結果も見せていたので、「昨年、すでにアウトだったし、1年放置したから、こうなったんだぞ」と怒られました。
MRI設備のある病院を紹介してもらい、数日後に検査を受けました。MRI検査は初めてだし、造影剤を使った検査も初めてでした。
MRI装置に乗ってから点滴をしました。「えっ、これが造影剤?」と思ったのですが、そうではなかったです。数分たって、「では、造影剤を点滴しますね。体が熱くなるかもしれせんよ」と言われました。
点滴の袋を造影剤に付け替えて、20秒ぐらいすると、身体中が熱くなりました。そうか、数十秒で、身体中の血管を一周するわけですね。
技師の先生に「脳を含めて造影剤が行き渡ったのですか?」と質問してところ、「はい、そうですよ」との回答でした。そっか、腹部のMRIを撮るからといって、その個所だけに造影剤を流すことはできませんね。変な質問をしてしまいました。
MRI検査は20分ぐらいで終了し、待合室で30分ぐらい待ったら、映像が入ったCDと、検査所見が入っていると思われる封筒を受け取りました。
そして、その足で、掛かり付けのお医者さんで行きました。結果として、経過観察の可能性が高いけど、大学病院に紹介状を書いてもらい、2月に精密検査を受けることになりました。
どんなに忙しくても、ある程度の年齢になったら、無理やりでも定期的な検査とメンテナンスが大事だなぁと痛感した年越しでした。
●抱負というか、現在、進行形のこと
健康診断の結果をもらった翌日から、気合いの「禁煙」と「食生活のレコーディング(記録)」を開始しました。掛かりつけのお医者さんを訪問する前に、自分で決断しました。
実行開始してから、今日で43日目ですが、その二つは、現在も進行形です。何度も、くじけそうになりましたが、頑張っています(笑)
ついでに、今年2020年の元旦から20年日記を開始しました。メモ書きレベルですが、「継続は力なり」ですから、その日、気になったこととかを、自分だけのSNSみたいな軽いノリで開始しました。
今年は、「禁煙」と「レコーディングダイエット(それほど太ってないけど…)」と「20年日記」を、コツコツと地道に続けていきたいと思っております。
次回は、文字ネタをお送りする予定です。二週間後にお会いましょう。
【せきぐち・ひろゆき】sekiguchi115@gmail.com
関口浩之(フォントおじさん)
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1960年生まれ。群馬県桐生市出身。1980年代に日本語DTPシステムやプリンタの製品企画に従事した後、1995年にソフトバンク技研(現 ソフトバンク・テクノロジー)へ入社。Yahoo! JAPANの立ち上げなど、この20年間、数々の新規
業プロジェクトに従事。
現在、フォントメーカー13社と業務提携したWebフォントサービス「FONTPLUS」のエバンジェリストとして、日本全国を飛び回っている。
日刊デジタルクリエイターズ、マイナビ IT Search+、Web担当者Forum、Schoo等のオンラインメディアや各種雑誌にて、文字やフォントの寄稿や講演に多数出演。CSS Niteベスト・セッション2017にて「ベスト10セッション」「ベスト・キャラ」を受賞。2018年も「ベスト10セッション」を受賞。フォントとデザインをテーマとした「FONTPLUS DAYセミナー」を主宰。趣味は天体写真とオーディオとテニス。
フォントおじさんが誕生するまで
https://html5experts.jp/shumpei-shiraishi/24207/
Webフォントってなに? 遅くないの? SEOにはどうなの?
「フォントおじさん」こと関口さんに聞いた。
https://webtan.impress.co.jp/e/2019/04/04/32138/