グラフィック薄氷大魔王[401]「Dropboxの容量が1TBに!」他、小ネタ集/吉井 宏

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●Dropboxの容量が1TBに!

うわああ! Dropboxの容量が1TBに増えてる〜〜。今まで容量70%使用で来たのが一気に7%使用になった!


Dropboxの容量が1TBあっても、現状ではどのマシンの仕事用フォルダ自体、最大限でも200GBくらいしか使えない〜。メインマシンのSSDが1TBでも他マシンが500GBだし。

あ、選択的同期すりゃいいんだ。別ボリュームやフォルダのエイリアスを入れておくと、それも一緒に同期してくれる機能があったらいいのになあ。(シンボリックリンクって方法があるのを濱村さんの後記で思い出した!)

今、1TBをどう使おうか思案中。なにしろ、100GBの容量に何を入れて何を入れないかルールを作って割と厳格に適用してきたのだ。容量が10倍に増えちゃうなんて、ほとんど底なし沼みたいなもの。

iTunesやiPhotoのライブラリや過去の仕事フォルダなど、同期させたいものはたくさんある。この機会に中身を整理してコンパクトバージョンのライブラリを作って同期させよう!

ってことで、iTunesの中身を整理しはじめたけど、コンパクトバージョンと全部入りバージョンと二つあるのは煩雑。やはり外付けHDDに置くほうが便利そうだ。……どうやって使うかまだまだ悩みそう。

●夏休みの宿題

「宿題代行業」というものが流行ってるらしいw 親は子供の成績キャリアに変な「傷」がつかないように必死なんだろうけど、たぶん彼らもわかってるはずだが、バカバカしすぎる。

中学一年くらいまで、夏休みの宿題を全部ちゃんとやって提出しないと「たいへんなことになる!」って思い込んでて、二学期の第一週くらいまでに必死でやって提出してた。けど、提出しなくても別に大したことになるわけじゃないと感づき始め、次第に出さなくなった……はは。

そりゃ、ちゃんと提出するほうがいいに決まってる。出さない分、何かの点が引かれてたんだろう。でもそれって取り返しのつかない怖ろしいことってほどじゃないしw 教師だっていつまでも「夏休みの宿題出せ出せ」ってめんどくさかっただろうな。

夏休みも冬休みも宿題以外にワークブックみたいのがあって、毎日やらないとけっこうな分量。夏休みの最初の数日で三分の一くらいをやってしまい、「これだけやっておけば余裕!」って、そのまま放っておくのはお約束。たいてい最終の数日でやるハメに。天気欄は一か月分の新聞から調べて書いたことある。

春休みは宿題がなくて大好きだったなあ。

●自由研究

小学四年まで自由研究も超真面目にやって出してた。五年生以後に自由研究があったかどうか記憶なし。

一年生のときは家にいたウサギに子ウサギが生まれたので、その観察日誌。ほとんど母のディレクションによるもの。すげ〜イヤだった。なのに学校で賞もらって、体育館でみんなの前で「研究発表」させられた。

二年生は「貝の研究」。研究っても、海岸に行ったり魚屋に頼んで魚市場に落ちてるやつとか集めてもらって、大きな箱で立派な標本セットを三つくらい作った。これはおもしろかった。今も貝の名前とか言える。これも賞もらったと思う。

三年はアリの観察。最初やはり母のディレクションで観察セットを自作。ガラス屋で切ってもらってガラスを1センチくらい空間あけて二枚重ねて木の台にとりつけて土とアリを入れた。本当に巣を作ったので毎日その変化をスケッチ。

ところが途中でアリは見えなくなり、巣の中に白いカビが生えてきて、だんだん巣を埋め尽くしていく。それを淡々と毎日スケッチするというシュールなことになってた。最終的にどうなったか忘れた。

四年生のときは、母にかわって父がディレクションした「内燃機関の研究」ww 父が船のエンジンとかの専門家だったので。ラジコン用エンジンを買ってもらって分解して内部構造図を書いたり、回したりした。どうまとめてどんな評価だったか記憶なし。それが後にUコン飛行機に繋がっていくわけで、僕的には有益だったけどね。

それにしても、他の子が何の自由研究をしてたのかまったく覚えてないなあ……。

●和風の復活?

若い世代に「日本の良さ、伝統工芸の良さ」が再発見され始めてるらしい。日本の文化が普通に実用として身のまわりにあった世代は、今で言うところの「和風」って当たり前すぎて特に興味を向ける対象じゃなかったはず。

江戸時代の庶民の文化は当人たちにとっては普通すぎる。浮世絵は包装紙に使うほどありふれたもので、いわば量産のポスター。それをヨーロッパの人が見て「スゲー!」ってなったとしても、日本人にとっては「え? なんで?」と思って当たり前。

その日本文化を取り入れたヨーロッパが新しい文化の流れを作ったジャポニスムは、日本がすごいんじゃなくヨーロッパがすごかった。それを日本人は勘違いしちゃいけないと思う。

で、今の日本の若い子たちは、当時のヨーロッパの人たちと同じ視点に立ち始めてるってことだよね。つまり、和風自体がすでに遠い国のエキゾチックな文化にまで遠のいてしまったという……。

●「シンドバッドの冒険」の主題歌

YouTubeに上がってる、昔のアニメ「シンドバッドの冒険」の主題歌は記憶とちがう! という件を以前この連載に書きましたが、六年ぶりに解決。リンクの動画の44秒くらいからの歌! これだこれ! やはり日本独自の歌があったんだ。

YouTube < >

ところで、「腰痛のとき締めるコルセットのことをマジックベルトと呼ぶのはこの世代共通だと思う」とツイートしたら、「それは知らないw」て。え? 言うよね?

【吉井 宏/イラストレーター】
HP < http://www.yoshii.com >
Blog < http://yoshii-blog.blogspot.com/ >

海外の二つの展覧会から声がかかったのに、実家制作に行く時間を取れない! ということで、織田隆治さんに立体作品制作をお願いしてます。やっぱ専門家!信じられないようなスピードでどんどん出来ていくのにびっくり。

織田さんの作業の写真を見ているうちに、自分でも作りたい衝動を抑えきれなくなり、もう一点お願いするはずだった展覧会用作品の制作に取りかかってる最中。

やっぱ大変だわw もう十日も作業してるのに、ちっとも進まない〜。(実家制作に行けないのになんで作れるの? については、ほとんどの工程を溶剤臭無しで作れる方法を見つけたのです。また後日書きます)

・rinkakインタビュー記事
『キャラクターは、ギリギリの要素で見せたい』吉井宏さん
< https://www.rinkak.com/creatorsvoice/hiroshiyoshii >
・ハイウェイ島の大冒険 < http://kids.e-nexco.co.jp >
・INTER-CULTUREさんの3Dプリント作品販売
< http://inter-culture.jp/Buy/products/list.php?category_id=63 >