●塗装作業の動画撮影
みなさん、誰も彼もが、制作作業の動画をSNSにアップしてる。なんか「最近は動画でないと見てくれないから」という風潮らしい。
立体制作の作業写真はたくさん撮ってきたけど、初めて動画で撮ってみた。iPhoneを台にテープ留め。緊張しつつ撮影開始したら、モードが間違ってタイムラプスになってたり、作業個所が画面から外れてたり、ピンボケしてたり、むずかしい。
結局、タイムラプス主体になったけど、Premiereで再生速度を調整したところや、ピンボケ失敗部分も混在。
突然思いついたもんだから、機材の用意もなし。検索したら、スマホを三脚にとりつけるアタッチメントって売ってるのね。百均にもスマホ用三脚的なものがあるらしい。
あと、作業中の手と顔の間にスマホがあるためやりにくいし、ハズキルーペも使えず。全編撮るというより、ポイントで撮ってつなぐ感じになった。ピントを固定したり、アスペクト比を変更できる撮影アプリがあるそうなので、次回使ってみよう。
●仕上げのトップコートスプレー吹き
完成!
トップコート仕上げがあまりにツルッツル。背面の写真もあるんだけど、部屋が丸写りなのでボツにしたくらいのw
最終工程のトップコート吹きについて、いつも思うこと。
一週間とか10日とか時間をかけて作業をしてきた最後の最後、仕上がりを左右する最も重要な工程が「缶スプレー」っていう、不安定で運任せのツール(ここ一年ほどはクレオスの水性プレミアムトップコートを使ってる)。
最低でも4〜5回くらい噴霧と乾燥を繰り返さないとツルッツルにならないんだけど、吹き付けてる時間に比例して、ホコリがついたり、大きな飛沫が飛んだり、垂れたりする危険も増大する。
「あと一回吹けばもっとツルツルになる」と「あと一回って時に失敗したら全部台なし」のせめぎ合い。実際、最後と思って吹いてるときに、虫が飛んできてべったりくっついたりすることが何度もあった orz
今回でいうと、夕方までかかって5〜6回吹いてもう完成かなと思ったら、お尻の下あたりがザラザラのまま残ってた。しかたないので翌朝にまた2回ほど吹いたんだけど、吹きすぎてしまい垂れ下がる始末。
垂れ下がってきたトップコートを紙にくっつけて除去、なんとかセーフだったけど、ヒヤヒヤもの(相当垂れてても、完全乾燥してしまえばほぼ平らになるはずだけど、トロ〜リと垂れてるのを見ると冷静ではいられないw)。
筆塗りできるトップコートやニスなどいろいろ試してるんだけど、どれもイマイチ。ルアー制作に使うエポキシかウレタンが良さそうだけど、溶かしてしまう可能性もあるし。
ずいぶん以前に試した家具用などの一液ウレタンニスは、試し塗りを爪で引っ掻いて傷つくからダメと即決してたけど、どうも完全硬化に数週間かかかる場合があるそうで、また試すつもり。
●作業時間かかりすぎ
今回は「いっぺんに何個も作らず、一個だけ作る。削りやすいという触れ込みのPLAフィラメント使用と合わせ、ちゃっちゃと作業が進むスピード感が出るんじゃないか?」がテーマだった。終わってみると、「一個だとムダにじっくりていねいに作業してしまって、スピード感は出ない」だったw
複数同時進行で、ちょっと焦りながら取っ替え引っ替え作業だと、作業がちょっと雑になるけど、仕上がりにはぜんぜん影響なかったりする。6個同時進行はしんどかったけど、3個くらいが適当かもね。
出力用に3Dデータを整えるところから数えて11日かかってる。フルパワーでかかりきりじゃなく、どちらかというと片手間に一日に長くて5〜6時間くらいしか費やしてないけど、11日って、かかりすぎ! 塗装がラクなものを選んだのに。1個ならせめて2〜3日で完成させたいなあ。
【吉井 宏/イラストレーター】
http://www.yoshii.com
http://yoshii-blog.blogspot.com/
U-NEXT、ふと検索したら「ツイン・ピークス」の配信が始まってる! どこも配信してなかったから、DVDボックス買ったのに(まだ見てないw)。あと、まさかと思って確認したら、やはりU-NEXTで「刑事コロンボ」の配信が始まってる〜! 同じくどこも配信してなかったから、以下略 orz
○吉井宏デザインのスワロフスキー
・十二支(丑年)OX
https://bit.ly/37gbNEN