crossroads[45]卒業の時/若林健一

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こんにちは、若林です。

今年は久しぶりに海外にも行ってみたい、ということで長らくやってなかった英語を再開しているのですが、友人にこんなアプリ(サービス)があるというのを教えてもらいました。

HiNative
https://hinative.com/ja

自分が習得したい言語のネイティブの人に、「こういう時はなんていえばいいの?」「この文章って変じゃない?」といった質問ができる、言語学習ソーシャルネットワークです。

自分の母国語もしくは得意な言語と、自分が習得したい言語を登録し、質問したり他の国の人の質問に答えたりしながら、外国語のスキルを上げられるというもの。

私も自分の英語学習にと登録したのですが、海外の人の日本語に対する質問に答えるのが楽しくて、答える方ばかりをやってしまっています。

それぞれが自分の知識を出し合って、全体がよくなっていくというのが、オープンソース的で素敵だなと思います。日本の会社が運営しているのですが、あまりやってるという人を見かけないので、もっと広まって欲しいし継続して欲しいと思うサービスなので、知らなかったという方、ぜひお試しください。





●大人にとっての卒業とは

年が明けて受験が始まり、2月に入ってあちらこちらで「サクラサク」の声を聞く時期になりました。「あぁ、あの子はもうそんな年になったのか」と、あらためて年月の速さを感じる時期でもあります。

日ごろ子供たちと接していると、子供たちには日々変化がやってきているなということを感じます。新しい体験に出会い、新しい自分に出会った時が今までの自分からの卒業であり、次のステージへの一歩。

そこに明確な境目はなく、連続的にやってきます。生まれたばかりの赤ん坊をイメージすると分かりやすいのではないでしょうか。昨日まで寝返りのできなかった子がある日突然できるようになり、寝返りできずにもがいていたのは既に過去のものです。

でも、大人になると違います。「卒業」は自分で決めなければなりません。誰も卒業を言い渡してはくれませんし、子供の頃のように自然なステップアップは少なくなっていきます。

いつ、何を、卒業するのかしないのか、全部自分で決めなければならない。年を重ねるごとに、そのことが難しくなっていることを、最近特に感じます。

「いつまでもこれでいいのか」と自問しながらも、日々の忙しさを理由に毎日を過ごしているだけで、いつまでも経っても同じままの自分がいる。

次のステップに進むための努力を、今と分かれるための決断をしなければならない。若い時と同じことを続けていてはいけない。

過去の栄光に浸っていては時代遅れになる。分かってはいるけれど、もっともらしい理由をつけては先延ばしにしてしまっている。

今やっていることの目標を決め、自分を評価して次のステップに進まなければならないとは思いつつも、自分の判断を周りの人はどう思うだろうか? 自己満足に陥ってはいないだろうか? 今の仕事は自分が負うべき役割ではないのだろうか? これをやめてしまうことは、仕事を投げ出してしまうことにはならないだろうか? ということが気になってしまう。

年を重ねるということは、こんなに大変なことなのか、あれこれ悩んでいる自分から卒業したいと思う今日この頃です。

「四十にして惑わず、五十にして天命を知る」といいますが、12月に五十を迎える今年、僕は天命を知ることはできるのだろうか?


【若林健一 / kwaka1208】

http://kwaka1208.net/aboutme/
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