第37回「時間管理、スケジュール表」の補足&続きです。
< https://bn.dgcr.com/archives/20060118000000.html
>
いわゆる時間割表示のカレンダーは時間に追い立てられるようで苦手。なので今までテキストエディタ(最近はOMNI Outliner)で予定表を作っていた。Mac標準のiCalを使いこなしたいとは思っていたものの、5年間ずっと中途半端にしか使ってなかった。
iCalは.Macのカレンダーと同期でき、ネットに接続さえ出来ればどこのマシンからでも参照できるけど、今まで個別のカテゴリごとにしかWeb表示できないと思っていた。先日、カテゴリを「カレンダーグループ」にまとめるとWebでも全部入りで見れることを知った(常識?)。
ついでにToDoリストの使い方もようやく理解。Command-Kを押してToDoを追加し、予定時間を入力。すると、自動的に時間順で管理され、今やるべきことがはっきりする。つまり、今やっていること以外のことはすっかり忘れちゃってかまわないのだ…ということが、先日ようやく理解できた。なるほど、iCalってめちゃくちゃ便利だ。
< https://bn.dgcr.com/archives/20060118000000.html
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いわゆる時間割表示のカレンダーは時間に追い立てられるようで苦手。なので今までテキストエディタ(最近はOMNI Outliner)で予定表を作っていた。Mac標準のiCalを使いこなしたいとは思っていたものの、5年間ずっと中途半端にしか使ってなかった。
iCalは.Macのカレンダーと同期でき、ネットに接続さえ出来ればどこのマシンからでも参照できるけど、今まで個別のカテゴリごとにしかWeb表示できないと思っていた。先日、カテゴリを「カレンダーグループ」にまとめるとWebでも全部入りで見れることを知った(常識?)。
ついでにToDoリストの使い方もようやく理解。Command-Kを押してToDoを追加し、予定時間を入力。すると、自動的に時間順で管理され、今やるべきことがはっきりする。つまり、今やっていること以外のことはすっかり忘れちゃってかまわないのだ…ということが、先日ようやく理解できた。なるほど、iCalってめちゃくちゃ便利だ。
iPod内蔵のカレンダーとも自動的に同期される(携帯電話とも同期できるけど見にくいし一部文字化けする)し、外出先のPCからでも見れる。もちろん、GoogleカレンダーのほうがWeb2.0的には徹底してるけど、普段使うのは自分のMacがほとんどなので、とりあえずオーケー。
ところで、第37回で書いた「1時間毎に強制的に仕事を切り替えていくつも同時進行し、集中力の濃い部分だけを使う」方法。今年の最初にしばらくやってみた時点では続かなかった。というのも、効果絶大なのは確かなのだが、やはりチャカチャカ目まぐるしくてしんどいのだ。しばらく忘れていたけど、最近iCalをちゃんと使うようになって、この方法を"柔軟に運用"してみたら、けっこううまくいく。
1時間単位の仕事切り替えを原則に、びっしり詰めず、間に15〜30分のインターバルを置く(実質1時間半切り替え)。すると、チャカチャカ感がずいぶん軽減する。そして、ずれ込んだ分をあせって取り戻そうとせずに、スケジュールの方をどんどん後ろにずらしちゃう。結果的には最初の計画の半分〜三分の二くらいしか進まないけど、普通にダラダラ仕事するよりはるかにマシ。それでいいんじゃないかなと。
この方法でポイントとなるのが、「とにかく取りかかっちゃう」こと。たった1時間でも無理矢理に仕事に取りかかってしまうことで、普通なら後回しになるような面倒な仕事の取っ掛かりができる。「あの仕事、まだ手つかずだな〜」という圧迫感をなくせる。まあ、以前書いたように、多数の同時進行なので「いつまでも終わらない感」はあるのだが。
そうそう、GoogleカレンダーにiCalデータをインポートすると全部文字化けしてしまう問題は、日本語版Google Calenderの正式オープンで修正された。メインのカレンダーの削除もできるようになったので、放置してあった文字化けカレンダーを削除し、新しいカレンダーにiCalデータを読み込んでみた。ぜんぜん大丈夫。これでGoogle Calenderにいつでも乗り替え可能ってわけでiCalを安心して使える。
【吉井 宏/イラストレーター】hiroshi@yoshii.com
Apple信者と呼ばれてもしかたないけど、ハードウェアとしてのMacをかなり信頼している。今まで使ってきたWindowsマシンは8台だけど、4台を修理に出したことがある(うち、2台は2度修理、Dellは出張修理なのでマシだが)。一方、19台を使ってきたMacはどれも故障したことがない(数度のHDD交換とシネマディスプレイの修理を除き)。Windowsマシンと同等の信頼度になるには、将来購入するMacが19台も故障しなければならないのだ。そりゃあ信頼するでしょ普通。
ところで、前回に続いて続編シリーズになってますが、いろんな状況がどんどん変化してる上に僕自身もどんどん考えが変わるので、書きっぱなしだと間違った結論のまましまい込んでるようで気持ち悪い。また続編書きます。
HP < http://www.yoshii.com
>
Blog < http://yoshii-blog.blogspot.com/
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ところで、第37回で書いた「1時間毎に強制的に仕事を切り替えていくつも同時進行し、集中力の濃い部分だけを使う」方法。今年の最初にしばらくやってみた時点では続かなかった。というのも、効果絶大なのは確かなのだが、やはりチャカチャカ目まぐるしくてしんどいのだ。しばらく忘れていたけど、最近iCalをちゃんと使うようになって、この方法を"柔軟に運用"してみたら、けっこううまくいく。
1時間単位の仕事切り替えを原則に、びっしり詰めず、間に15〜30分のインターバルを置く(実質1時間半切り替え)。すると、チャカチャカ感がずいぶん軽減する。そして、ずれ込んだ分をあせって取り戻そうとせずに、スケジュールの方をどんどん後ろにずらしちゃう。結果的には最初の計画の半分〜三分の二くらいしか進まないけど、普通にダラダラ仕事するよりはるかにマシ。それでいいんじゃないかなと。
この方法でポイントとなるのが、「とにかく取りかかっちゃう」こと。たった1時間でも無理矢理に仕事に取りかかってしまうことで、普通なら後回しになるような面倒な仕事の取っ掛かりができる。「あの仕事、まだ手つかずだな〜」という圧迫感をなくせる。まあ、以前書いたように、多数の同時進行なので「いつまでも終わらない感」はあるのだが。
そうそう、GoogleカレンダーにiCalデータをインポートすると全部文字化けしてしまう問題は、日本語版Google Calenderの正式オープンで修正された。メインのカレンダーの削除もできるようになったので、放置してあった文字化けカレンダーを削除し、新しいカレンダーにiCalデータを読み込んでみた。ぜんぜん大丈夫。これでGoogle Calenderにいつでも乗り替え可能ってわけでiCalを安心して使える。
【吉井 宏/イラストレーター】hiroshi@yoshii.com
Apple信者と呼ばれてもしかたないけど、ハードウェアとしてのMacをかなり信頼している。今まで使ってきたWindowsマシンは8台だけど、4台を修理に出したことがある(うち、2台は2度修理、Dellは出張修理なのでマシだが)。一方、19台を使ってきたMacはどれも故障したことがない(数度のHDD交換とシネマディスプレイの修理を除き)。Windowsマシンと同等の信頼度になるには、将来購入するMacが19台も故障しなければならないのだ。そりゃあ信頼するでしょ普通。
ところで、前回に続いて続編シリーズになってますが、いろんな状況がどんどん変化してる上に僕自身もどんどん考えが変わるので、書きっぱなしだと間違った結論のまましまい込んでるようで気持ち悪い。また続編書きます。
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- タブレット&Painter Classic・Essentialsで絵を描こう
- 吉井 宏
- IDGジャパン 2003-10
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by G-Tools , 2006/10/04