「未曾有の大勝負」の後半戦、まだ完全終了じゃないですが、ほぼ目処がついた状態。とりあえず連載復帰してみます。2月初め頃から休みなしで突っ走ってきましたが、アニメ制作もフィギュア制作も、どっちかっていうと遊びっていうか楽しみの延長だし、どちらも僕的に「これをメインの仕事にしたらどうなるかの実験」の範囲。依頼されなかったらまず出来なかっただろうし、やろうと思わなかっただろうという意味で、貴重。
感覚的には今年の頭からタイムスリップした感じ。久々に近所の玉川高島屋に行くと、「あれ? カレンダー展もう終わっちゃったんだ〜」ってリアルに思っちゃう自分にびっくりします。暖房器具を片付けたのがおととい。ブログも毎日ラクガキTDWも滞っていて、これもまた復帰するのにエネルギーがいりそう。以前は自分用メモのようにブログにいろいろ書いていたのに、一旦滞ってしまうと、ちょっとしたことを書くのもおっくうになってしまう。
まあ、いきなり長いのは書けないので、リハビリとして簡単に二題。
感覚的には今年の頭からタイムスリップした感じ。久々に近所の玉川高島屋に行くと、「あれ? カレンダー展もう終わっちゃったんだ〜」ってリアルに思っちゃう自分にびっくりします。暖房器具を片付けたのがおととい。ブログも毎日ラクガキTDWも滞っていて、これもまた復帰するのにエネルギーがいりそう。以前は自分用メモのようにブログにいろいろ書いていたのに、一旦滞ってしまうと、ちょっとしたことを書くのもおっくうになってしまう。
まあ、いきなり長いのは書けないので、リハビリとして簡単に二題。
●PainterX
ありゃ、3月発売のPainterXについて、まだ何にも書いてないのか〜と思いきや、いちおうブログに書いてあったのを発見。そういえば記者発表会でデモしたんだった。その時しゃべったことが書いてあります↓
Yoshii-Blog PainterX発表
< http://yoshii-blog.blogspot.com/2007/03/painterx.html
>
ほぼベタぼめで「アップデータが出る前でも仕事にメインで使える、Painterでは珍しいくらいの完成度」などと書きましたが、すみません、Windows版は表示関係に不具合があるらしいです。そのうちアップデータが出るでしょう。
Mac的にはIntelMac対応になって起動や動作が見違えるように速くなったことがうれしいですが、派手な新機能は少ないです。ただ、地味ながら使い勝手や制作の助けとなる改良点は多く、良いバージョンアップだと思います。特に「作業領域」機能により、ブラシ構成からパレットレイアウトまで、自分だけのPainterを組めるのがすばらしい。ただ、「未曾有の大勝負」のため、ほとんど仕事で使えてないのが残念。またPainterでバリバリと仕事したいと思ってます。
PainterX < http://apps.corel.com/painterx/jp/index.html
>
●ZBrush3
2年以上も待たされたver.2.5をすっ飛ばし、5月15日にZBrush3が登場(Mac版はリリース時期未定だそう)。くわしくはPixologicやオークのサイトを見てください。すんごい新機能のオンパレード。デモムービーを見ると笑っちゃうくらいスゴイです。ゲーム会社やハリウッドのCGプロダクションはケタ違いの効率アップが図れそう。作例を見ると、本物の人間やクリーチャーでもここまでのディテールはないんじゃないの? くらいの顕微鏡的超細密描写が可能。他のソフトがスカルプト機能などを搭載してZBrushに追いついたような顔をしてる昨今、本家ははるか先をぶっ飛ばしてます。そして、ちゃんと3Dソフトらしくなってきました。
新機能を列記してみると・・・、複数のオブジェクトを扱うことができるようになっただけでなく、レイヤーも装備。キャラクターの関節などを自然に曲げる変形ツール。ZSphereを後で埋め込んでボーンのように使う機能。10億ポリゴンまで使用可能で、数千万ポリゴン程度なら普通に動く(それ以上は試してない)。その膨大なポリゴンをピクセルとして使用してUVマップ不要で詳細なペイントが可能(後でテクスチャ画像に転写可能)。テキトーにスカルプトしたモデルから美しい流れのポリゴンモデルを作成するトポロジー機能。リアルタイムでシャドウを落とせる。などなど。
なにより、複数オブジェクトとポーズ替えが可能になったのがうれしい。UV不要ペイントとトポロジー機能は、今まで「スケッチ的制作」と「フィニッシュ制作」が分断されていたのを一本に接続してくれる。例によってまだほとんどいじれてないけど、基本的な操作はver.2とあんまり変わってないので、慣れてる操作はそのままやれそう。
Pixologic < http://www.pixologic.com/
>
オーク < http://www.oakcorp.net/
>
どちらのソフトもある程度使いこなせた時点でまたくわしく書くかも。
【吉井 宏/イラストレーター】hiroshi@yoshii.com
HP < http://www.yoshii.com
>
Blog < http://yoshii-blog.blogspot.com/
>
オリンパスのショートアニメ、現在2本目が追加されて公開中。
3本目は7月後半に更新だそうです。
●オリンパスわくわくタウン< http://www.olympus.co.jp/jp/fun/webanime/
>
ありゃ、3月発売のPainterXについて、まだ何にも書いてないのか〜と思いきや、いちおうブログに書いてあったのを発見。そういえば記者発表会でデモしたんだった。その時しゃべったことが書いてあります↓
Yoshii-Blog PainterX発表
< http://yoshii-blog.blogspot.com/2007/03/painterx.html
>
ほぼベタぼめで「アップデータが出る前でも仕事にメインで使える、Painterでは珍しいくらいの完成度」などと書きましたが、すみません、Windows版は表示関係に不具合があるらしいです。そのうちアップデータが出るでしょう。
Mac的にはIntelMac対応になって起動や動作が見違えるように速くなったことがうれしいですが、派手な新機能は少ないです。ただ、地味ながら使い勝手や制作の助けとなる改良点は多く、良いバージョンアップだと思います。特に「作業領域」機能により、ブラシ構成からパレットレイアウトまで、自分だけのPainterを組めるのがすばらしい。ただ、「未曾有の大勝負」のため、ほとんど仕事で使えてないのが残念。またPainterでバリバリと仕事したいと思ってます。
PainterX < http://apps.corel.com/painterx/jp/index.html
>
●ZBrush3
2年以上も待たされたver.2.5をすっ飛ばし、5月15日にZBrush3が登場(Mac版はリリース時期未定だそう)。くわしくはPixologicやオークのサイトを見てください。すんごい新機能のオンパレード。デモムービーを見ると笑っちゃうくらいスゴイです。ゲーム会社やハリウッドのCGプロダクションはケタ違いの効率アップが図れそう。作例を見ると、本物の人間やクリーチャーでもここまでのディテールはないんじゃないの? くらいの顕微鏡的超細密描写が可能。他のソフトがスカルプト機能などを搭載してZBrushに追いついたような顔をしてる昨今、本家ははるか先をぶっ飛ばしてます。そして、ちゃんと3Dソフトらしくなってきました。
新機能を列記してみると・・・、複数のオブジェクトを扱うことができるようになっただけでなく、レイヤーも装備。キャラクターの関節などを自然に曲げる変形ツール。ZSphereを後で埋め込んでボーンのように使う機能。10億ポリゴンまで使用可能で、数千万ポリゴン程度なら普通に動く(それ以上は試してない)。その膨大なポリゴンをピクセルとして使用してUVマップ不要で詳細なペイントが可能(後でテクスチャ画像に転写可能)。テキトーにスカルプトしたモデルから美しい流れのポリゴンモデルを作成するトポロジー機能。リアルタイムでシャドウを落とせる。などなど。
なにより、複数オブジェクトとポーズ替えが可能になったのがうれしい。UV不要ペイントとトポロジー機能は、今まで「スケッチ的制作」と「フィニッシュ制作」が分断されていたのを一本に接続してくれる。例によってまだほとんどいじれてないけど、基本的な操作はver.2とあんまり変わってないので、慣れてる操作はそのままやれそう。
Pixologic < http://www.pixologic.com/
>
オーク < http://www.oakcorp.net/
>
どちらのソフトもある程度使いこなせた時点でまたくわしく書くかも。
【吉井 宏/イラストレーター】hiroshi@yoshii.com
HP < http://www.yoshii.com
>
Blog < http://yoshii-blog.blogspot.com/
>
オリンパスのショートアニメ、現在2本目が追加されて公開中。
3本目は7月後半に更新だそうです。
●オリンパスわくわくタウン< http://www.olympus.co.jp/jp/fun/webanime/
>
- タブレット&Painter Classic・Essentialsで絵を描こう
- 吉井 宏
- IDGジャパン 2003-10
- おすすめ平均
- すぐにはムリかも
- まさにPainterの教科書
- まさにPainterの教科書
- 難しいかも。
- 二冊買っても損なし