先日、DellのWebサイトがリニューアルした。「構成を選んでカスタマイズ」ページに入ってみてください。今までSafariやFireFoxでは「Internet Explorer6でご覧ください」という警告が出てショッピングできなかったのだ。もちろんWindow上のIEを使えば何の問題もないのだが、OSX版のIEでは表示が異常に重くて再計算に延々待たされた。HPなど他のPCメーカーでは以前から他ブラウザOKだったにもかかわらず。
というわけで、「MacユーザーはDellのパソコンをネットで購入不可能」という面白い状況になっていたのだった。OSX版IE6は2005年4月のTiger以降の新しいMacには最初から入ってないし、Webでの配布も2006年1月末に終了している。Dellはいつこの状況に対応するんだろう? と、ずっと個人的に注目していたのでした〜。
まあ、Firefoxのシェアが無視できないくらい大きくなってきて、IEオンリーでは客を逃すということでリニューアルしたのだろう。最新のWebブラウザの世界シェアは「IEは84.66%、Firefoxは12.72%、Safariは1.79%、Operaは0.61%、Netscapeは0.11%(OneStat.comの数字)」だそうです。Netscape、千人に一人って!! ちなみに僕のブログのここ一か月の訪問者使用ブラウザの割合は「IE 45.2%、Safari 28.98%、Firefox 22.28%、Opera 1.88%、Netscape 0.75%」。IEが半分以下でSafariが3割近くあるってすごい。まあ、特殊なのか。
この記事を書くために、一応新しいIE7でDellのサイトを見るためにダウンロードしようと思ったら、WGAPluginInstall.exeというものをインストールさせられた上に「正規のWindowsか確認するソフトGenuineCheck.exe」をインストールさせられて確認手続きを行い、結局4〜5ページを入ったところでようやくダウンロードを開始。企業の顔のような代表ソフトの入手手続きがこれでいいのかと思うくらいややこしい。RealPlayerのダウンロードのほうがまだマシ。
IE7のインストールを始めたらまた「正規のWindowsか確認」ダイアログが出た。ひつこい。疑り深いぞ。おかしいのはこのダイアログのビジュアルが「怒って血管が浮き出た記号に似たマーク」(Microsoft Genuine Advantageのシンボルマークらしい)。「おまえら、ちゃんと正規版Windowsを使ってるだろうな(怒)」って感じで。
画像 < >
IE7、ベータの時にも使ってみたことがあるのだが、厳しすぎるセキュリティ機能のせいか警告ダイアログばかり出て、あろうことか目的のサイトがブロックされて表示できなかったりして、即刻削除した。今、改めて使ってみたところ、まあ、それほど悪くない。ようやくタブブラウジングできるようになったし、Windows Media Playerみたいにメニューがなくなりアイコンをプルダウンする方式も慣れればなんとかなるだろう。割とすっきりカッコイイ。Firefoxのブックマークと同期する方法があれば、メインで使ってもいいかなと。
ところで、GyaOなどのサイトで「Macintoshには対応しておりません。」なのは、文字通りMacやOSXに対応してないのではなく、「Windows版のInternet Explorer6にしか対応してないので、Mac版IEはもとよりWin版FirefoxやOperaもダメ」なんだそう。
Macで見れなきゃWindowsで見りゃいいんだけど、そういうサイトに突き当たると、拒否された気がして非常に嫌な気分になる。システムやセキュリティや予算関係でIE限定にしているんだろうけど、少数ユーザーは無視していいのだという姿勢がヤだ。「Macを使ってる人はうちの客じゃありません」ってことだもん。20人に1人の客を門前払いする店があったら普通大問題になるよ。似たような機能でMacオーケーのサイトも多いことをどう申し開きするんだろう?
【吉井 宏/イラストレーター】hiroshi@yoshii.com
HP < http://www.yoshii.com
>
Blog < http://yoshii-blog.blogspot.com/
>
「Macで見れない」と打つと「《ら抜き表現》」という警告がATOKで出る。警告をオフにすりゃいいんだけど。僕はら抜き推進派。「見られない」だと意味が三つもあるが「見れない」ではひとつだけ。こちらのほうがぜったい合理的でしっかり伝わる。先週の「フタの上でレトルト具材を温めるのは無意味?」は、「袋から具材を出やすくする意味もあるのでは」というメールをいただいた。なるほど〜。
●オリンパスのショートアニメ、現在、二本目が追加されて公開中。
三本目は7月後半に更新だそうです。
オリンパスわくわくタウン
< http://www.olympus.co.jp/jp/fun/webanime/
>
まあ、Firefoxのシェアが無視できないくらい大きくなってきて、IEオンリーでは客を逃すということでリニューアルしたのだろう。最新のWebブラウザの世界シェアは「IEは84.66%、Firefoxは12.72%、Safariは1.79%、Operaは0.61%、Netscapeは0.11%(OneStat.comの数字)」だそうです。Netscape、千人に一人って!! ちなみに僕のブログのここ一か月の訪問者使用ブラウザの割合は「IE 45.2%、Safari 28.98%、Firefox 22.28%、Opera 1.88%、Netscape 0.75%」。IEが半分以下でSafariが3割近くあるってすごい。まあ、特殊なのか。
この記事を書くために、一応新しいIE7でDellのサイトを見るためにダウンロードしようと思ったら、WGAPluginInstall.exeというものをインストールさせられた上に「正規のWindowsか確認するソフトGenuineCheck.exe」をインストールさせられて確認手続きを行い、結局4〜5ページを入ったところでようやくダウンロードを開始。企業の顔のような代表ソフトの入手手続きがこれでいいのかと思うくらいややこしい。RealPlayerのダウンロードのほうがまだマシ。
IE7のインストールを始めたらまた「正規のWindowsか確認」ダイアログが出た。ひつこい。疑り深いぞ。おかしいのはこのダイアログのビジュアルが「怒って血管が浮き出た記号に似たマーク」(Microsoft Genuine Advantageのシンボルマークらしい)。「おまえら、ちゃんと正規版Windowsを使ってるだろうな(怒)」って感じで。
画像 < >
IE7、ベータの時にも使ってみたことがあるのだが、厳しすぎるセキュリティ機能のせいか警告ダイアログばかり出て、あろうことか目的のサイトがブロックされて表示できなかったりして、即刻削除した。今、改めて使ってみたところ、まあ、それほど悪くない。ようやくタブブラウジングできるようになったし、Windows Media Playerみたいにメニューがなくなりアイコンをプルダウンする方式も慣れればなんとかなるだろう。割とすっきりカッコイイ。Firefoxのブックマークと同期する方法があれば、メインで使ってもいいかなと。
ところで、GyaOなどのサイトで「Macintoshには対応しておりません。」なのは、文字通りMacやOSXに対応してないのではなく、「Windows版のInternet Explorer6にしか対応してないので、Mac版IEはもとよりWin版FirefoxやOperaもダメ」なんだそう。
Macで見れなきゃWindowsで見りゃいいんだけど、そういうサイトに突き当たると、拒否された気がして非常に嫌な気分になる。システムやセキュリティや予算関係でIE限定にしているんだろうけど、少数ユーザーは無視していいのだという姿勢がヤだ。「Macを使ってる人はうちの客じゃありません」ってことだもん。20人に1人の客を門前払いする店があったら普通大問題になるよ。似たような機能でMacオーケーのサイトも多いことをどう申し開きするんだろう?
【吉井 宏/イラストレーター】hiroshi@yoshii.com
HP < http://www.yoshii.com
>
Blog < http://yoshii-blog.blogspot.com/
>
「Macで見れない」と打つと「《ら抜き表現》」という警告がATOKで出る。警告をオフにすりゃいいんだけど。僕はら抜き推進派。「見られない」だと意味が三つもあるが「見れない」ではひとつだけ。こちらのほうがぜったい合理的でしっかり伝わる。先週の「フタの上でレトルト具材を温めるのは無意味?」は、「袋から具材を出やすくする意味もあるのでは」というメールをいただいた。なるほど〜。
●オリンパスのショートアニメ、現在、二本目が追加されて公開中。
三本目は7月後半に更新だそうです。
オリンパスわくわくタウン
< http://www.olympus.co.jp/jp/fun/webanime/
>