
SPORE 公式サイト内の「SPORE クリーチャークリエイター」
< http://www.japan.ea.com/spore/amusement/index.html
>
Youtube等にSPOREのムービーがたくさんあります。
胴体に手足や目鼻口などのパーツを追加したり、大胆にアレンジを加えたり色や模様をつけたりなどして、オリジナルのクリーチャーを作れる。たいていのクリーチャーの形は作れてしまうらしい。
で、なんでSPOREの紹介のテレビを見てひっくりかえったかというと、僕が毎日いっしょうけんめいやってるようなことが、このゲームの中でいとも簡単にできちゃう。つまり、新しい生物をチョチョイのチョイでどんどん生み出せちゃう。こわいなあと。
SPOREクリーチャーは、パーツの組み合わせや位置、ツノや毛などのディテールが楽しみの核になってるようだ。ディテール以前のプリミティブや新しい形を作ったり、ディテールなしでどこまで表現できるか追求してる僕からすれば、別にあせる必要もないんだけどね。ずらりと並んだSPOREクリーチャーを遠目で見れば、僕のクリーチャーも似たようなもんで、やはりあせってしまう。キモカワ系でけっこうかわいらしいし。
実はSPOREを知ったとき、TDWのキャラクターもパーツの組み合わせで作れるんじゃないかと思って、パーツをライブラリ化してみようと思ったことがある。でも、僕のキャラクターの場合、パーツを使い回しできるのは「三本指の手や足」くらいしかなかった。ああ、パーツの組み合わせでは僕のキャラクターを作るのは無理なんだと安心したのであった。
SPOREクリーチャークリエイターはアマゾンとダウンロードのみの販売で、ニンテンドーDSバージョンも準備中らしい。とりあえず、無料の評価版をインストールしてみた(最新のDerectXをインストールしてないと起動しないようなので注意)。
クリーチャーの作り方のヒントが満載なんじゃないかなと、試しにPu-chanとTV-Dog的なものを作ってみた。アレンジ中にボーンも自動的についてくるし、目や口などもくっついた瞬間からクリーチャーの一部として機能しているようだ。手とか足をくっつけると、「あ、手ができた!」って作りかけのクリーチャーが自分の足を見て喜んでるのがカワイイ。
< http://yoshii-blog.blogspot.com/2008/06/spore.html
>
評価版なので選べるパーツやオプションが少なすぎて、TV-DogなんかどこがTV-Dogかわからない。でも、Pu-chanはけっこうそれっぽい。パーツごとに色指定できないみたいなので、おおざっぱ。全部のパーツが使える完全版なら相当のことができそう。
作ったばかりのクリーチャーをテスト画面で操作。笑ったり踊ったり、あいさつしたりメロメロな動作したり、バック転したり、タマゴからかわいらしい子供バージョンが生まれたり、すげーすげー! どう見ても生きてる! まいったなこりゃ。っていうか、SPOREのようなクリーチャー作成機能をCGソフトは取り入れてほしい〜。ボーンが自動的にセットされる上に完璧に動いちゃうんだもん。
SPORE内で写真・ムービー撮影ができるようになっていて、直接メール添付できたり、Youtubeにアップできたりする。また、コミュニティにログインしていれば、発表やいろいろ交換できたりするらしい。
そりゃあ、世のたいていのクリーチャーなんてものは、ある程度類型的な要素の組み合わせで成り立ってるわけです。各要素を再構成する仕組みを作れば、SPOREみたいにどんどん作れることも理解できる。しかし、それを素人がいじってできちゃうくらいまで簡単にしちゃうってのは驚異的だ。それも、説明不要なユーザーインターフェイスだけで実現しちゃってる。
操作がむずかしいことが致命的なゲームでは、極限までカンタンにするノウハウがたくさんあるんでしょうね。そこを3DCGソフトにマネしてほしい。Carraraなどのコンシューマソフトでは特に。自由度をいくらか犠牲にしても、カンタンに作れて動かせる手段を大勢の人が持てるってことは、世界の文化の発展につながるかも。
その後、完全版をダウンロード購入。また、SPOREについて書きます。
【吉井 宏/イラストレーター】 hiroshi@yoshii.com
ScanSnap、もうスキャンするものがなくなってきた。何かスキャンして捨てたいぞ。捨てる基準のレベルを一段階上げよう。ところで、普通のフラットベッドスキャナの話。同じ原稿をタテ位置とヨコ位置でスキャンしてPhotoshopで重ねてみたことありますか? タテヨコの比率の誤差がけっこうあってビックリ。少なくとも0.5%くらいちがう。読み取りヘッドの移動が原因らしい斜め歪みもある。重ねたレイヤーの表示・非表示を切り替えてみると、たった0.5%の違いでも絵の印象は明らかに変化してしまう。エプソンとキャノンのミドルレンジの機種2台で試したけど似たような結果に。プリンターにも比率の誤差があるわけで、スキャンとプリントを何度も繰り返すと、どんどん縦長になったりするかもしれない。なんとなく、フラットベッドスキャナって正確だと思いこんでいたけど、用途によっては気をつけなきゃいけないな。
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- Spore: Prima Official Game Guide (Prima Official Game Guides)
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by G-Tools , 2008/07/02