●ノイズキャンセリング・ヘッドホン
「耳をふさがずに街の音を聞こう」ったって、騒音はガマンの限界を超えてます。うちは大きな交差点の近くで、窓から国道が見える。窓を閉めていればそれほど気にならないけど、初夏と初秋の季節に窓を開けていると、何も考えられないくらいやかましい。仕事どころじゃないです。そんなところに住んでいるのが悪いんだけど、ガマンできないのは窓を開ける季節だけなので、まあ、なんとか耐えてます。
あと、道を歩けば無駄にうるさいクルマやバイクの音。駅のホームや電車内だって相当大きな騒音。渋谷など街に出ればお店などのやかましい音楽。スタバでさえ店内音楽や食器ガチャガチャ音やジュースかなんかを作る機械の音……。
ガマンならないときは、密閉型ヘッドホンや低反発スポンジの黄色い耳栓などで対処してきたのだが、最近流行の「ノイズキャンセリング・ヘッドホン/イヤホン」なら静寂を手に入れられるかもしれないと、店頭で試してみた。
BOSEやSONYなどの最高級ノイズキャンセル・ヘッドホンの消音効果は本当にすごい。スイッチオンしたとたん、ひゅううっと耳から騒音が吸い出されて消えてしまう(本当に吸い出される感触がする)。警報やアナウンス声などが聞こえるように安全上残してある高音域を除き、無音ではないもののやかましい音が消えてなくなる。

電池の入った本体がジャマなことと、ケーブルが服に擦れるゴソゴソ音の他は、おおむね満足。高級ノイズキャンセル・ヘッドホンには及ばないものの、消音効果は絶大。クーラーやパソコンのファン音も気にならない。街や地下鉄でイヤフォンをはずすと、どれだけひどい騒音の中にいたか分かってビックリします(後で気がついたんだけど、騒音を消すだけだったら、エンジン音や銃の発射音から耳を守る「ヒアリングプロテクタ」ってのがいいかも。電池不要だし。ハンズにあるのは知ってるんで今度試させてもらおう)。
●セピア色っぽい映像
高度成長時代の昭和を再現する映像に、セピア色っぽい色調処理は似合わないと思う。昔だから古い写真の色(または、「このシーンは昔です」というお約束?)のつもりなんだろうけど、セピア色じゃ昔すぎる。昭和初期の写真なら合うと思うけど、昭和30〜40年代ならせいぜい退色したカラー写真の色か、逆に、僕的な印象ではキッチュなくらい派手な色が似合う気がする。大阪万博の頃の記憶は、けっこうケバケバしい色だなあ。あと、昔の街の再現は、たいてい年期が入った古さを演出している。でも、当時は新築ピカピカなのもあるはずなんだよなあ。ピッカピカの昔を表現した映像も見てみたい。
●DS-10の訂正。6トラック使えます

ドラムに指定されている4音色は、それぞれ音色を割り当てて普通に音階をシーケンスできるのだった。つまり、小細工なしでストレートに使っても、シンセ1・2と合わせて計6トラックを6声のパートとして使えるのでした。すごいです。まあ、6トラックをフルに使った曲を作る気力はないですが。昔やってたスイッチト・オン・バッハの真似みたいの、作ってみようかな。
●mixiの新機能
なかなか良い。特定の日記やコミュの新しい書き込みをトップに表示させないようにできる。極端にプライベートな内容の日記や、荒れたコミュは見たくないのです。ついでにmixiのブックマークをブラウザから削除。mixiを見るときはURLを打ち込まなきゃならない。そしたら、1〜2日くらいは平気で見なくなってしまった。今まで1日に何回も見てたのに。mixi中毒を自覚する人は試してみて。
【吉井 宏/イラストレーター】 hiroshi@yoshii.com
ぜんぜん本文とは関係ないけど、ポケモン。ちゃんと見たことないです。っていうより、努力して見ないようにしてます。テレビに映っても目をそむけてます。影響されちゃいそうでこわいから。ただでさえ僕のキャラクターは、外国人に「Oh! Pokemon!」とかコメントされちゃうのに。でも、新しい「シェイミ」ってポケモン、かわいいなあ。ピカチュウはほっぺたが赤いところが苦手。
HP < http://www.yoshii.com
>
Blog < http://yoshii-blog.blogspot.com/
>