ミュージシャンやDJの、プライベートスタジオの写真を集めたムック本が好きでいろいろ持ってます。デザイナーやアーティストのアトリエ・スタジオの写真集も大好きですけど、自分に近い分、現実的っぽく見えてしまうので、ミュージシャンの部屋のほうが魅力的。楽器や録音機材が使いやすく機能的に配置され、ときたま覗くムダや遊びなんかもいい味出したりしてる。
最近ある会合で知り合った人とTwitterでやりとりしていたら、その人は途方もない音楽・宅録マニア(っていうかプロ)ということがわかった。昔、よく、「キーボードマガジン」とかの音楽関連雑誌に、Moogのバカでかいシンセを中心に、部屋中に録音機材をぎっしり詰め込んだ冨田勲ばりの自宅スタジオの写真が載っていたんだけど、あれをホントにやってた人なのです。当時、ときたま雑誌に大御所たちと並んで載っていたらしい。
ブログによれば、現在も最新の機材を山ほど使って楽しんでいるようです。そのうち、自宅訪問させてほしいなんて思ってたりする。僕の20歳代前半、KORGの中古シンセとかTEACの4chデッキとか購入して細々とやっていた頃からあこがれてきた、究極の形をそのまんまやってるわけだもん。
「すげ〜〜っ! うらやましい! いいなあ!」と思ったのは当然なのですが、一方で「めんどくさそうだなあ、部屋がせまくなりそうだなあ」と冷静に思った自分もいて、意外でした。モノはもうそれほど欲しくなかったりするのです。
最近ある会合で知り合った人とTwitterでやりとりしていたら、その人は途方もない音楽・宅録マニア(っていうかプロ)ということがわかった。昔、よく、「キーボードマガジン」とかの音楽関連雑誌に、Moogのバカでかいシンセを中心に、部屋中に録音機材をぎっしり詰め込んだ冨田勲ばりの自宅スタジオの写真が載っていたんだけど、あれをホントにやってた人なのです。当時、ときたま雑誌に大御所たちと並んで載っていたらしい。
ブログによれば、現在も最新の機材を山ほど使って楽しんでいるようです。そのうち、自宅訪問させてほしいなんて思ってたりする。僕の20歳代前半、KORGの中古シンセとかTEACの4chデッキとか購入して細々とやっていた頃からあこがれてきた、究極の形をそのまんまやってるわけだもん。
「すげ〜〜っ! うらやましい! いいなあ!」と思ったのは当然なのですが、一方で「めんどくさそうだなあ、部屋がせまくなりそうだなあ」と冷静に思った自分もいて、意外でした。モノはもうそれほど欲しくなかったりするのです。
ガジェット大好きのくせに、以前からそんな傾向はありました。昨年夏に引越したときに思いっきりモノを捨てたり処分したりしてから、それが非常に強くなってるようです。せっかく必死に愛着を断ち切っていろんなモノを処分したのに、軽々しく新しいモノを買ってしまっては、処分したモノに申し訳ない、って感じかも。
今は、「必要最小限のモノしかいらない」「体の一部のように使いこなせるモノ以外はいらない」って感じがはっきりしてます。使わないものがそのへんに置いてあるとイライラするくらいです。
その点、パソコンソフトなら質量や占有空間がゼロ。楽器や音楽ガジェットについても、MacやiPod touchの中にあるものだけでお腹いっぱい。もともと、本格的に音楽を作ったり演奏したりするわけでなく、プラグイン楽器をいじって遊ぶ程度なのです。オモチャです。
最近はDTMで「フィジカルコントローラー」というものが流行してます。音楽制作ソフトをマウスで操作するのではなく、フェーダーやツマミのついたUSB接続のコントローラーで使うのです。画面上のツマミをマウスでチマチマいじるのではなく、本物のツマミを指でつまんで回せるのです。見た目もカッコイイものがいっぱい出てるし、使いやすそうに見えます。特に、特定の音楽ソフトに特化したコントローラーはすごい。
でも、ディスプレイ上でできるように設計されたソフトの操作を、わざわざ外部に取り出して、格段に便利になるかといえば、そうでもない気がする。面倒なことが増えるだけじゃないかと。そりゃ、マウスでの操作はキツいと思うけど、フィジカルコントローラーよりタブレットで操作するほうが便利じゃないかなと。
グラフィックの仕事をする上でも、左手用デバイスってのをいろいろ試してきましたが、ダメでした。キーボードでショートカットキーを押すよりも便利に思えたのですが、キーボード以上に「使える」ものにはまだ出会ってません。入力方法が何通りもあったり、手をキーボードに固定しておけず動きが多くなることが、混乱やイライラの原因にもなってるようです。
なので、もうキーボードとタブレット(と、マウス)だけで十分。それ以外の入力機器はいらない。ややこしい機械やガジェットもなるべく少なくしたい。繰り返し書いてますが、一台のノートパソコンとタブレットだけがモノとしての仕事道具のすべてで、データファイルなどはWeb上のサーバーに上げてある状態、に早くしたいなあ。
○ハリウッドVFXの仕事を日本で受注するための支援
ハリウッドでVFXの仕事をしているmelonさんという方が、経産省の投票フォーラム「アイディアボックス」に投稿して意見募集しています(3月15日まで)。予算の大きなハリウッドの映像制作の仕事を日本でできるようにしよう、というものです。中国などとくらべれば人件費が安いとはいえないロンドン、カナダ、ニュージーランド等でも、ハリウッドの仕事を受注できているそうです。どうなってるのかというと、税制優遇措置をはじめとする支援をしてもらってるからだそう。
実は、「国が支援したり優遇しないと成り立たない商売」は疑問だったりするのですが、日本の映像やCG技術の底上げや人材流出防止にもなるし、なにより実現したらおもしろそう、ってことで紹介してみました。意見を書かなくても、賛成・中立・反対を投票するだけでもいいそうです。
経済産業省アイディアボックス
< https://open-meti.go.jp/ja/idea/00131/
>
melon氏のブログ
< http://shikatanaku.blogspot.com/2010/02/blog-post_7846.html
>
ところで、このアイディアボックスって初めて見ましたが、うなづける提言からトンデモな意見まで、2ちゃんねる並におもしろいです。
【吉井 宏/イラストレーター】
HP < http://www.yoshii.com
>
Blog < http://yoshii-blog.blogspot.com/
>
楽器屋とかフィギュア屋に行っても同じく感じることなのですが、こんないっぱい楽しいものがあって、どれもこれも欲しい! でも、全部手に入らないのなら一個もいらない、ショップへ行けば、いつでも見れるし。って感じ、僕だけかなあ。
「ヤンス!ガンス!」を含む上映会「おれ※劇場 うるまでるび×秋元きつね×ケロケロキング 上映会とトークライブ」というのが渋谷のユーロスペースであります。3月12日(金)。僕はこの上映会に関わってるわけじゃないですが、おもしろそう! (※ハートのマーク)
< http://www.eurospace.co.jp/detail.html?no=260
>
アニメ『ヤンス!ガンス!』放映中。TVK(テレビ神奈川)金曜朝7:25と深夜25:25。Wiiシアターの間でも配信中。
< http://meatordie.com/
>