10月26日の日曜日、奈良で初めてのCoderDojo「CoderDojo奈良」をスタートしました。「CoderDojo」とは、子ども達にプログラミングやWeb制作を学ぶ場を提供する、アイルランド発祥の世界的な活動です。
もとはといえば、今年の7月にWordPressのコミュニティイベント開催の打ち合わせのため、JR奈良駅近くの「Women's Future Center」を訪れた際、「CoderDojoを奈良でもやりたいですね!」「CoderDojoって何?」というやり取りから始まりました。
もとはといえば、今年の7月にWordPressのコミュニティイベント開催の打ち合わせのため、JR奈良駅近くの「Women's Future Center」を訪れた際、「CoderDojoを奈良でもやりたいですね!」「CoderDojoって何?」というやり取りから始まりました。
「CoderDojo」という名前を目にしたことはあったものの、具体的な活動内容を知らなかった私は、「子ども達にクリエイティブな体験を提供する活動」ということに魅力を感じ、早速「CoderDojo梅田」のメンターとして参加。梅田でメンターとして修行させていただいて、今回の奈良開催へとつなぐことができました。
「CoderDojo」では、子ども達(Dojoでは忍者と呼びます)が、メンターと呼ばれる大人と一緒にクリエイティブ活動を体験するのですが、奈良の活動としては次の二つの理由から、学生の方にメンターとして参加して欲しいと声かけを行いました。
・子ども達も大人よりも年齢の近い学生さんの方が教わりやすい。・学生さんに教える体験をしてもらうことによって、教える側も 教わる側も学ぶ場となる。
声かけの結果、奈良高専の学生さん二名が参加。奈良高専といえば「ほこたて」にも出演したことがある、奈良でも特にレベルの高い理系の学校。一人はノートPCを、もう一人は業務用タブレットPCにLinuxを入れたものを持参して参加。もう、装備からして普通レベルではありませんでしたね(笑)。
参加してくれた忍者は五名の小学生。うち四名はScratchでのプログラミングに挑戦し、一名はWebサイト制作に挑戦。加えて、プログラミングを体験してみたい大人「大きな忍者」達も一緒にワイワイと楽しみました。
私が、プロジェクターを繋いだMacで、実際にScratchでプログラムを作る様子を見せながら、Scratchの使い方とプログラミングの仕方を説明。忍者たちはそれを見ながら基本を理解した後は、思い思いのものを作っていきました。
しかし、ScratchとはいえLive Coding(大勢の人たちが見ている前でプログラムを作ること)は緊張します。事前に予行演習をしていたものの、いざ始まってみると頭が真っ白になり、間違うこともしばしば。でも、逆にそれがいい感じで親近感を生む効果もあったとの声もいただき、ホッとしました(笑)。
Dojo終了後、忍者たちからは「USJで遊ぶのと同じぐらい楽しかった!」「次もまた来たい!」といった声をもらい、保護者のみなさんからも「親子ともども楽しみました」「頭を使って疲れたせいか、いつもより早く就寝しました」など、本当に楽しんでいただけたことがわかる声をいただきました。
メンターの多くはエンジニアやWebデザイナーなどのプロ。大企業の偉いさんもいらっしゃいましたが、子どもたちのために会場内を奔走してくださり、みんなで支えた「CoderDojo奈良」となりました。
第一回目は理想の形で開催することができましたので、これをきっかけに教わった子ども達が将来教える側になる」このサイクルを回せる継続的な活動となるようにしたいと思っています。
次回は二か月先の12月21日になります。奈良県在住に限らず、近隣県の方の参加も歓迎ですので、是非遊びにいらしてください!
【若林健一 / kwaka1208】 kwaka1208@pote2.net
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