●iTunesで全部ストリーミング
あれーあれーあれー? iCloudミュージックライブラリって、そういうことだったの? 昔エアチェックしたFMのテープや自作曲をiTunesに入れてあるんだけど、別のMacのiTunesからストリーミングで聴けちゃうよ!
iTunesストアで購入した音楽やApple Musicの音楽、それに自分でリッピングしたiTunesストアでも扱ってる曲は当然聴けるもんだとは思ってたけど、自分のiTunesにしか存在しない曲も、iCloudにアップされるんだ! めちゃくちゃ便利!
ってことは、データ用の外付けSSDをいつも繋ぐ必要なくなる。オンラインで使う前提のiTunesライブラリは数GBだし、写真.appライブラリはダイエットして小さくなった。Dropboxに移動しちゃえばいい。
ストリーミングが主体になったら、外で聴く場合のスマホの7GB制限がジャマだよなあ。音楽のストリーミングなんて最高速度でなくていいから、切り替えて低速なら無制限とかにならないかなあ。
●PathFinderのファイルコピーの遅さ
旧ラベルが使えるXtraFinderがEl Capitanに正式対応しない。しかたないので同じく旧ラベルが使えるPathFinderを再び使い始めた。しかし、ファイルコピーが異様に遅い。
http://www.cocoatech.com/pathfinder/
どのくらい遅いかというと、百数十個入りで160MBくらいのフォルダを、別のフォルダに複製コピーするのに、1分43秒もかかる。圧縮して一個のファイルになってれば一瞬なんだけど。
何か特別な設定があるんじゃないかと環境設定を探したら、「機能」→「ファイル操作」に「コピーしたファイルを検証する」があった。正しくコピーできたか検証するのに時間がかかってるらしい。オフにしたら、Finderと変わらないスピードでできるようになった。
Finderではコピーしたファイルを検証してるんだろうか? してないならPathFinderの検証もオフで問題ないよね。検索したら、「Finderはファイルコピーが不得意」ってことになってるらしい。「Finderでファイルをコピーすると数が合わない」とか。コワいなあ。
●バックアップの速さと信頼性
それで思い出した。信頼性があるらしいってことで使ってる、Carbon Copy Clonerっていうバックアップアプリも異常に遅い。差分バックアップでも遅い。へたしたら週に一度のバックアップに数時間かかる。ずっと使ってたLaCieのSilverKeeperは電光石火の差分バックアップ。同様の操作なら数分で終了する。
https://bombich.com/ja
そっか! Carbon Copy Clonerはコピーを検証してるから遅いんだ。そのかわりに信頼性があると。SilverKeeperは検証なしでFinderみたいに単純コピーしてるから速いわけだ。DVD焼きでも検証オプションをつけると、もう一枚焼くのと同じくらい時間かかるもんね。
そりゃ、信頼性があるほうがいいなあ。
●代理ロボット会議
NY-ロンドン間を11分 夢の超音速旅客機誕生か
http://www.cnn.co.jp/fringe/35076992.html
旅行や外出苦手の僕的には、こういう「すごい短時間で行ける」ってのがムダに思えてしょうがないし、そんなに速いのなら行けない言い訳ができなくなるじゃないか! っていうヤバさw
NY-ロンドン間を1時間以内で行かなきゃならない人って誰? たぶん宇宙旅行みたいな料金かかるんだろうし、それを払えるようなすごいリッチな会社のトップみたいな人が11分で行くことにこだわるかなあ。空港から目的地への所要時間が短縮しにくい分、11分にこだわるのもあり得るかのかな。
リニアモーターカーなど含めて「仕事で現地に本人が実際に行く」需要って減っていくんじゃないかって考えるのは、出不精の人だけなのか?
ネット会議は当然、出張の大部分は代理ロボットレンタル的なものの整備を進めるほうが全体スピーディになると思う。本人はOculus Rift的なもので現地を歩き回り話し合う。参加者全員代理ロボットなら失礼ってことないし。現地のうまいものは食えないがw
現状の技術で「顔が映るタブレット端末をくっつけた背の高いモーター付きの台車」でもそこそこイケると思う。ソフトバンクのPepperくんみたいのでも。航続距離の問題はあるけど、理想的にはドローンがいい。ただ、遠隔操作の代理ロボットが街や公道や公共施設内を歩き回るのは、法律の整備が必要なんだろうな。
●人工知能アートの試し1
Deep Art、2枚を試して5400分(3.75日)待ちってことだった。さっきアップしたと通知が来た。8日かかった。すっかり忘れてたわ。普通に有料でやればすぐ出来るんだけど。
http://deepart.io
上がった画像は予想通りであまり驚く感じじゃないな。元にしたのは自分の作品だし、自分で描いたゴッホタッチってこともあるけど。だって、Webのそのへんで拾った画像で作った作例です。って載せるわけにもいかないし。
ある程度、結果を予想できてしまうのはつまらないかもしれないけど、逆に、意図が反映されるってことだから、作品作りにはいいかも。あと、偶然できた思いがけない面白さを期待するには、何百枚もやらないとね。

元画像


元画像

●人工知能アートの試し2
もっと早くできるサイトがあるのを、昨日教えてもらった。写真をアップすれば、向こうに用意してあるスタイルで加工できる。もちろん、自分の画像をスタイルに使える(左下からアップする)。数十秒で出来上がる。
https://dreamscopeapp.com

元画像


元画像

【吉井 宏/イラストレーター】
HP http://www.yoshii.com
Blog http://yoshii-blog.blogspot.com/
Appleスペシャルイベントの新製品、9.7インチのiPad Pro、安くなったApple Watchと新しいバンド、小さいiPhone……地味でした。Mac関連は何にもなし。年数回しかないロックスターのコンサートみたいだったジョブズの基調講演含め、一民間企業の発表会が極上のエンターテインメント扱いだったほうが特殊だったのかもね。
・ショップジャパンのキャラクター「WOWくん」
https://shopjapan.com/wow_kun/
・パリの老舗百貨店Printemps 150周年記念マスコット「ROSEちゃん」
http://departmentstoreparis.printemps.com/news/w/150ans-41500
・rinkakインタビュー記事
『キャラクターは、ギリギリの要素で見せたい』吉井宏さん
https://www.rinkak.com/creatorsvoice/hiroshiyoshii
・rinkakの3Dプリント作品ショップ
https://www.rinkak.com/jp/shop/hiroshiyoshii