●ヤバかったキャンプ
夏休み前ってことで、もしかしたら役に立つかもしれない記事を。
高校2年の夏、同級生6人で計画した自転車キャンプ。蒲郡を出発、豊橋経由で新城あたりの豊川水系の宇連川沿いに遡り、道路から数十メートル降りた河原でキャンプ(Googleマップで場所を特定しようと試みたけどわからない)。
テントを張り、たき火したり食事作ったり、泳いだり、しゃべったり、そりゃもうめちゃくちゃ楽しかった。近くの集落に買い出しに行ったりもした。
で、二日目の夜は豪雨だった。しかたなくテントでみんな早めに寝てたところ、22〜23時くらいだったか、濡れたテント越しに外からチラチラと懐中電灯の光が。入り口から見ると、警官二人が大雨の中で何か叫んでる。
「大雨で上流のダムが放水する」
「サイレンが鳴ったの聞こえなかったか?」
「ここにいたら流されて死ぬぞ!」
えええ〜〜〜!! ヤバい! みんな気が動転しつつ、ザバザバ降ってる中を5
分くらいでテント引っこ抜いたりそのへんの荷物をかき集め、泥まみれで倒け
つ転びつ斜面を駆け上がったのだった。
で、なぜ警官は谷底の僕らのテントまで来たのか? 豪雨の暗闇の中を。
集落の人が僕らを見かけてキャンプしてることを知っていた。その人が豪雨を心配して交番に行き「川でキャンプしてる若いやつらがいるけど大丈夫かな?」。場所は、警官たちが道路脇で僕らの自転車を見つけて判明、らしい。
いくつかの幸運が重なって、命拾いしたのでした。ダムの放流に巻き込まれて死ぬところだった。
・おまけ1「白鳥事件」
川で泳いでたとき、数十メートル向こうに白い大きな鳥がいた。「おいっ、白鳥がいるぞ!」「すごい!なぜこんなところに?」。近くにいた3人でそーっとそーっと近づいてみたところ、それはゴミ袋だったのでした。3人とも近眼でメガネをはずしてたもので。
・おまけ2「メガネ事件」
川で泳ぐとき、メガネをはずして脱いだ靴の中に入れておいた。水から上がって靴を履いたら「バキッ」。メガネは壊れたのでしたw 当然だわバカだった。それが豪雨の前の昼間。つまり、真夜中の雨の中をメガネなしに、自転車で数十キロ帰ったのでした。めちゃくちゃこわかった。
●ポケモンGo、入れてみた
「乗るしかない このビッグウェーブに」っていうか、めんどくさがって最初のとっかかりを逃して、後でくやしい思いをする流行りものがたびたびあるので、堅実にやってみた。ゲーム自体に興味なし。
ただ、せいぜい30分くらいで飽きて帰ってきてしまう、ウォーキングの時間を延ばせるかなと思ってw
ポケモンGOアプリをインストール、登録やアバター設定を済ませ、「近くに何かいるぞ」ってことで、なんかよくわからんまま捕まえてみた。「ゼニガメ」というポケモン。また、角の向こうにポイントが表示されてるから行ってみたら、ポケモンボールを数個入手。
他のポケモンは近くにいないっぽい。っていうか、どこにいるか不明。はるか彼方の何かをクリックしてみたら、ジムとかなんとか。ちゃんと楽しむには相当歩き回ることになりそう。
戻ってきてFacebookを見たら、「本人特定できる名前をつけるとまずい」「Googleアカウントは専用に用意するのが安全」って話が! うわ、既存アドレスだし、めちゃくちゃ特定できる名前つけちゃった。削除だ。
http://www.appbank.net/2016/07/20/iphone-application/1229961.php
削除方法。アプリをアンインストールした後、Googleアカウントの「アカウントへのアクセスとセキュリティ設定の管理」で、アカウントへのアクセスを許可しているアプリのリストからPokemon Goを削除。
新しいアカウント作って再インストールして準備完了。外に出ると、明らかにポケモンGoやってる人が何人もうろうろしててオカシイw
ごくごく自然に「釣れますか?」的に声かけちゃいそうになる。
翌朝、ポケモンGOを起動したままiPhoneを手に持って散歩してたら、ブブーとバイブ。確認したら近くにポケモンがいた。なるほど、通知されるのね。それならずっと見てなくていいからラクだ。2匹捕まえた。
3日目の散歩では、2〜3分に一回出る感じで多すぎ。いちいち立ち止まらなくちゃいけないので、25分くらいで歩くいつものコースを40分もかかった。結局、14匹も捕まえた。おまけに、最後の一匹は戻ってきた瞬間に部屋の中、Cintiqの上にいたしw
ちょっと頻度多すぎだなあ。10分に一回くらいだったらウォーキングのスパイスになるけど、この頻度だと忙しすぎる。歩いてるときは貴重な思索の時間、及びボーッとする時間なのに。
あと、朝から1時間ほどポケモンGOを起動したままにしてたら、フル充電だったバッテリーが半分になってる! 通勤通学してる人はすぐバッテリー切れるぞ。モバイルバッテリーめちゃくちゃ売れそう。
●Mac Proがぜんぜん出ない
MacBook Proだけで作業してると、MODOで透過・屈折マテリアルを多用したモデルのプレビューが遅すぎて「キーーー!」
設定を変えた結果が表示されるまで1分くらいかかる。レンダリングはネット越しの無尽蔵のパワー=レンダーファームでめちゃ速くなったのに。
プレビューが重いこんな感じの仕事が続くのなら、Mac Proを再導入してもいいんじゃないかなとは思うんだけど、とにかくタイミングが悪すぎる。
黒筒Mac Pro現行モデル発売から950日。前回のように12月発売としたら1100日近く。従来こんな期間が長かった例はない。Mac Pro開発終了なら終了でいいから早めに言ってー。
Macを買うタイミングを教えてくれるサイト↓
http://appledays.santalab.me/#macpro
それともWindowsマシンにするか。マウスコンピュータのクリエイター向けマシンが安くていいらしい。Macで使えないMODOのキャラクターアニメーションプラグインCharacterBoxの件もあるし、本腰入れたWindows環境を作ろうかな。
Macはアイディアやデザイン・設計では支障ないにしても、3DCGや動画制作などの力仕事系は今のAppleの眼中にはなさそう。それなら、力仕事要員としてのWindowsマシン使用は正解なんだろうなあ。
クルマで例えるなら、乗用車やスポーツカーは作るけど、ダンプやブルドーザーはもう作りませんって感じかな。あ、そういえばAppleは本当にクルマ作ろうとしてるらしいねw
●追尾型のWeb広告
「Mac Proが望み薄なら、例のクリエイター向けPCかな」って、マウスコンピュータのサイトをいろいろ見た後、mixiのニュースサイトがこの状態にw
他のショッピングサイトとか見ても、いろんなサイトがこういうフルパワー広告状態になること多い。っていうか、守秘義務アリの仕事やっててブラウザがクライアントの広告だらけになってることあるしw 人に見られるとヤバい。
あまりにウザい場合は、表示されないように処理する。それだって3クリック必要だからめんどうなんだけど。消し方がわからない人は、しつこい広告がイヤでネットショップ自体、見るのやめたりするんじゃないの?
本来、追尾型広告が気持ち悪いことは向こうだって自覚してるはずなのに、遠慮がなさすぎる。確かに、以前ちょっと見たものが、絶妙なタイミングでページの隅っこに広告出ると、「あ〜〜、これやっぱ欲しいな!」って思うことがなくもないけど、見た直後からフルパワーで買え買え攻撃されたら、どう考えても逆効果。
【吉井 宏/イラストレーター】
HP http://www.yoshii.com
Blog http://yoshii-blog.blogspot.com/
「ポケモンGO」は起動してないと動かないので開きっぱなし→他のアプリは開いてもらえない→アプリ起動時間総取り→広告含めアプリに関する従来の収益の仕組みが全滅→ポケモンGO関連会社の一人勝ち、ってすごいな。
僕も外に出ると、「そうだポケモンGO開かなきゃ」と思うけど、「ああ、めんどくさいな。いいやもう。」に、すでになってますがw
・「東京浅草画廊 Gei(藝)」オープン
ある会社に関係するアーチストの作品を販売する画廊がオープンしました。DMのビジュアルが僕の立体作品「Nyoro」です。僕は2点を出してます。常設展示としてしばらくやってる見込み。
DM表
DM裏
ホームページ http://tokyoasakusagallery.wix.com/-gei
・ショップジャパンのキャラクター「WOWくん」
https://shopjapan.com/wow_kun/
・パリの老舗百貨店Printemps 150周年記念マスコット「ROSEちゃん」
http://departmentstoreparis.printemps.com/news/w/150ans-41500
・rinkakインタビュー記事
『キャラクターは、ギリギリの要素で見せたい』吉井宏さん
https://www.rinkak.com/creatorsvoice/hiroshiyoshii
・rinkakの3Dプリント作品ショップ
https://www.rinkak.com/jp/shop/hiroshiyoshii