●テレビ映画の飾り枠
映画「空軍大戦略/Battle of Britain」、DVDは持ってるのにメイキングがどうしても観たくなり、2枚組のDVDを買った。それで、どうでもいいことを思い出した。
1970年代半ば、小学生ときか「空軍大戦略」を初めてテレビで観たとき、あのマーチが流れるオープニングで、上下の黒枠に「8の字」状のカリグラフィ装飾があった。
枠を作ってみた。こんな感じだったと思う。
特別感があってめちゃくちゃカッコイイなあ! と思った。当時、ノートに8の字模様の入った枠を鉛筆で描き、その中にユンカースを描いた記憶がある。
8の字装飾のついた映画は他にも何回かテレビで観たことがあり、超大作や記念碑的作品にはあの装飾枠がつく伝統があるんだなと思い込んでた。「空軍大戦略」もテレビ放映されるたびに観たけど、装飾枠は確かについてたはず。
で、DVDでオープニングを観てみたら、枠がない! っていうか、今まで何度もDVDやYouTubeであのオープニングを観てたのに、枠がないことに気づいてなかったw
今考えてみりゃたぶん、映画をテレビ放映するとき、横長画面を左右カットせずに入れると上下に黒フチができる。オープニングなんかだとスカスカ感出るから、8の字装飾を入れたんだろう。
エンディングにも装飾のついた映画があったような気がする。
検索しても情報は見つからない。TwitterやFacebookに書いても反応がない。おかしいなw
翌日、A.e.Suckさんが「TV放送時に上下に模様付きの懐かしいー。模様がなくて真っ黒だと、上下が欠けてると判断されるからでしょうね。オレは模様がうっとーしかったですよ。」と書いてくれてその存在を確認できたw
よかった、自分だけの思い込みかと心配になってた。
●24インチの限界
昨年3月から、メインディスプレイとしてEIZOの24インチ(1920x1200)を使ってる。27インチ(2560x1440)は広すぎて気が散るのと、文字やパネルが小さくてペンタブで操作しづらいから。
それでもやはり24インチだと狭いのは確か。PhotoshopやMODOでもパネルをスクロールしなきゃいけなかったり、MAYAなんかだとパネルいくつか出しておくと、作業範囲がハガキ大になってしまったりするw
で、最近ずいぶん安くなった4Kの27インチがほしいかな、とか思ってたんだけど、あの文字の小ささと操作しにくさを考えると後悔しそうで踏み切れなく、延々迷ってたのだが……。
そうか! そうだったわ。4Kディスプレイなら画面解像度を低くできるんだった! 普通の液晶だと解像度を低くするとボケボケになるけど、4KならフルHD相当とかに下げてもボケない。
普段は見やすい24インチ相当で使い、いざというとき広い27インチ相当で使えばいいんだ。
LGの21インチをそういう使い方(普段は低く、たまに高くという逆パターン)してたのに、なんでそれに気づかなかったかw
そういえばiMac27インチは一般的な4K(3840x2160)でなく5K(5120x2880)。Retina的にちょうど2560x1440の二倍ってことなんだろう。すると、4Kを27インチ(2560x1440)相当で表示すると、5Kより多少はボケるってこと?
じゃあ、5Kのほうがいいじゃん! と思って探したけど、27インチ5KディスプレイってApple標準含むLG製以外売ってないみたいで残念。
とか言いつつ、たいていの作業はコンパクトで見やすい24インチで快適なので、モノを増やしたくない気分的にはこのまま行きたいのだが……。
InDesignでポートフォリオ作り直そうと思ったんだけど、狭い24インチでやるのは気が重く、うだうだと迷い続けてるのだったw
【吉井 宏/イラストレーター】
HP http://www.yoshii.com
Blog http://yoshii-blog.blogspot.com/
ふ〜。ひと山越せた。と思ったら、あれ? 2月も半ばになってる。正月明けたらやろうと思ってたことが何一つスタートできてないやw
・スワロフスキー干支モチーフの「ZODIAC」
https://www.fashion-press.net/news/33277
・スワロフスキーのLovlotsシリーズ「Hoot the Owl」
http://bit.ly/2ruVM9x
・パリの老舗百貨店Printemps 150周年記念マスコット「ROSEちゃん」
http://departmentstoreparis.printemps.com/news/w/150ans-41500
・rinkakインタビュー記事
『キャラクターは、ギリギリの要素で見せたい』吉井宏さん
https://www.rinkak.com/creatorsvoice/hiroshiyoshii