●MacからInstagram投稿「Flume」
あった! Macから直接Instagramにアップロードできるツール。しばらく前に探したけど、なかったんだよ〜。Pro版にするとアップ機能が使える。
Flume
https://flumeapp.com/
参考サイト
http://lab.hendigi.com/flume/
投稿は簡単。従来は、投稿したい画像をクラウドにアップしてから、スマホやiPad等のInstagramから選んで投稿しなきゃいけなく、とても面倒だった。それでInstagramを本格的に使うところまで行かなかった。
iPadで使えるInstagramアプリはiPhone版しかなく、拡大表示すると間延びしててカッコ悪く、使う気になれなかった。
「スマホで使うもの」というコンセプトを厳守してるから、魅力のあるサービスになってるのはわかるけど、こっちはずっとMacの前にいるんだから。
その直後、Safariからも直接投稿できることを教えてもらった。
Safariのメニューに「開発」を表示させ、ユーザーエージェントをiPadやiPhoneなどに変更。するとInstagramに投稿ボタンが現れる。
便利! そっか、スマホ専用サイトなどこうして見れるわけか。
https://bit.ly/2HnFOnb
ただ、投稿できるけど切替が必要だし表示は素のままじゃ地味なので、Flumeは使う。以前から使ってるGridsも大きく表示できて美しいし。
で、Gridsを久しぶりにいじってたら、あれ〜! GridsでもMacから直接投稿できるんだ。知らんかった。っていうか、前から出来たっけ?
https://apple.co/2EMZM7P
↑Grids、先日ストアから消えてたんだけど、復活。ところが、今確認したら「現在日本のストアではご利用いただけません」になってる。出たり引っ込んだり何だろ?
●万華鏡レイヤーとPainter2018
最近はPainterをインストールもしてなかったのだが、現バージョンPainter2018の評価版を入れてみた。
https://www.painterartist.com/jp/product/painter/
Painterをメインに使ってたのは2004年までだけど、「万華鏡レイヤー」という機能は時々使ってた。図は万華鏡で加工したスケッチを集めたもの。普通に考えて思いつかないような形が出来てしまう。手軽に限界突破できる感じ。
「万華鏡」は特殊効果ダイナミックレイヤーの一つ。図では中央に1000pixel角の万華鏡を置いている。少しずつ動かして面白い形を探すのだ。
万華鏡で加工したスケッチを元に、TDWを作るとこういう感じになる。普段やってるバランスが大幅に狂っておもしろい。
単にTDWキャラを万華鏡で加工してみたら、やっぱり面白いww
万華鏡以外はどうなってるかと、Painter2018で試し書きしようとしたら……あれ? 三角カーソルがノイズみたいな四角形でしか表示されない。
一瞬ちゃんと表示されたのに、ほとんど見えなくなったり半分だけ表示されたり。ブラシゴーストなら大丈夫だけど、三角カーソル以外使う気にならない……。
とはいえ、万華鏡フィルタだけが目的なら支障ない。もし本格的に描く場合は、液タブ使うからカーソル非表示だし。
あ〜〜! ずいぶん前にもあった、TIFF画像を開くと下部が乱れる不具合がそのまま残ってる。どうもやはり、CorelはPainterにあまり力を入れてないようで、古くからのユーザーは怒りまくってるらしい。
あと、画材なんだから変わると困る。完成度が高く評判の良かったPainter6から、ガラッと変わったPainter7では愕然とした。それまでの技法が不可能になったりするのだ。
懐古趣味じゃなく、18年前のPainter6のまま、最新環境に合わせてアップデートするのが理想なんだけど。「Painter6 ver.3」とか「Painter6 2018」とかw
コーレルに買収されて、オリジナル開発者の天才マーク・ジマーの手を離れた2002年のPainter7から迷走し始めた。絵を描く仕事にPainterを使ってきたユーザーより、明らかに株主や初心者向けのアピールが大きくなってきたような
気がする。
800種類を超えるブラシなんて、カスタマイズした5種類しか使ってなかった僕的に、はうんざりするだけだが。
ある意味「500色の色鉛筆」みたいなアピール力はあるんだろう。12色とは言わんけど、24色でもありゃ筆圧の加減や重ね塗りで無限に色が出せて、そこが色鉛筆の魅力なのになあってガッカリしちゃうのです。
https://www.500.gifts/
やっぱマーク・ジマーが天才すぎた。アーティストがツール作ってると強いというか、作り手の強い信念が感じられるとユーザーも自然に納得できるのだ。ZBrushのオファ・アロンも元々アーティストで、基本的に一人で作り続けてるらしい。
【吉井 宏/イラストレーター】
HP http://www.yoshii.com
Blog http://yoshii-blog.blogspot.com/
3月末から3Dプリンタ出力物に色を塗る「一点物」作品を5つ、集中制作してた。データ作成と出力に10日、下地処理と塗装に15日。かかりきりではないけど、やっぱ時間かかるなあ……。
で、作業してるときはウンザリして放り出したくなってるのに、完成してみると「今回の経験を活かせば、次はもっと早く上手く作れるに違いない!」って、もう次の作品を作りたくてたまらなくなってるw
・3Dプリンタ情報サイト3DCreatorsに「3Dプリンタの明日を妄想する」のリレーコラムを書きました。妄想部分は少ないですが。
http://3dcreators.jp/column/ms_04.shtml
・スワロフスキー「招き猫」と「HOOT HAPPY BIRTHDAY」も出ました。
https://bit.ly/2qWbmZh
・rinkakインタビュー『キャラクターは、ギリギリの要素で見せたい』
https://www.rinkak.com/creatorsvoice/hiroshiyoshii