●Oculus Rift SとOMENノート
「2020年はVRモデリングだ!」と、昨年クリスマス直前にOculus Rift Sと、比較的安価なゲームパソコン(HPのOMENノート)を購入。ただし、VR空間でのモデリングなど、制作作業についてはまったくの挫折中で、12月29日以来ヘッドセットを一度もかぶってもいないw そのへんについてはまた書きます。
で、意外だったのは、そのOMENノートのパワーが3年前のXeon12コアの黒筒MacProと同等以上だったこと。グラフィックは3DCGに最適だし、レンダリングも同等かちょっと速い。
AppleCare切れが迫るMacProの後継として、パワーも耐久性もあるOMENノートをメインマシンにしちゃってもいいんじゃないか? 普段はMacBook Airなどの手軽なマシンを使い、力作業はゲームパソコンで行う、という……。
●ペン操作が一瞬引っかかる
それでOMENノートをEIZO 27インチディスプレイに繋ぎ、Modo作業を集中的にやってみた。Windowsでどうしても慣れないのが、ワコムペンタブで操作しようとする瞬間の一瞬の遅れ。カーソルを置いたところから、右クリックのパネルを出そうかどうしようか迷ってるらしい動作。
タブレットPCの時代に搭載され、ずっと悩まされてる「長押し問題」だ。「設定」と「コントロールパネル」が別になってることを忘れてて手こずったけど、長押し関連の機能は全部オフにした。

それでも、一瞬引っかかる。カーソルを置いてこれから移動しようって時に、コンマ何秒遅れがある。ポイント移動のように何百回何千回も繰り返す操作が、いちいち遅延する。めちゃくちゃ気持ち悪い。
この点をクリアできないとメインマシンとしては使えない。しかし、Windowsでペンタブを使ってる人は、このへんをクリアして使ってるに違いないのだが、おかしいな……。
逆に、長押し有効にして、効くまでの時間を最大にすると、動かし始めの引っかかりが軽減されるような気もする。気のせいの範疇かもしれんけど。慣れりゃ大丈夫なのかなあ。

●ペンの引っかかり問題、解決!
ワコムのドライバを古いものに代えたら、引っかからなくなった〜〜〜!!! OMENのメインマシン化を考えて以来2か月以上も困ってたけど、最新ドライバの問題だったとは。
リンクの2018/07/16 18:05:32のサポートからの返答、「6.3.29-6」を入れると直るそう。最新ドライバをアンインストールして古い「6.3.29-6」を入れる。これ、1年半たっても解決されてない問題なんだ。3年前のMac版ドライバの問題が9か月間くらいだったから、長い!
https://www.clip-studio.com/clip_site/support/request/detail/svc/54/tid/97644
引っかかり問題は解決したけど、やっぱMacとPCのキーボードショートカットの違いで混乱するのは面倒。そこ以外はModoやAdobe製品を使う分には、MacとPCでそれほどの違いはない。まあ、やはり慣れの問題。だから、今無理して慣れる必要もないけどね。
●おまけ、「AI画伯」で巨匠タッチ
https://ai-art.tokyo/
「AI画伯」がおもしろい。ポートレート写真を入力すると、巨匠のタッチで肖像画を生成してくれるもの。いくつかの写真をいくつかのタッチでやってみた。なんかよく映画に出てくる冷酷な悪者みたいにw

↑下段。生成された肖像画をもう一度処理すると、パタリロかスカウターをつけたナポレオンみたいになった。さらに繰り返してAI画伯したら、ついにメガネが消えたw
絵をソースにできるならと、「ヴァン・ゴッホの自画像をモジリアニが描いたら?」もやってみた。ヒゲが消えるのがオカシイ。

TDWキャラでもやってみようと思ったら「顔が見つかりませんでした」でNG。動物などにも対応する予定らしいのでそのうち。
【吉井 宏/イラストレーター】
HP http://www.yoshii.com
Blog http://yoshii-blog.blogspot.com/
テレワークを経験した人たちに「自己管理・時間管理の困難を乗り越えて自宅で仕事するフリーランス」の理解が進んで、仕事しやすくなるかもしれない。と思ったけど、「ほっとくと延々ネットやSNSを見てるだろ?」という理解かもねw
◯ウォーキングアプリ「STEP ISLAND」
ミクシィのゲーム感覚のウォーキングアプリ「STEP ISLAND」がリリースされました(現時点でiPhoneのみ対応)。歩き回るキャラクターを数十匹提供してます。
App Store https://apps.apple.com/jp/app/id1456350500
公式サイト https://stepisland.jp