●板タブの逆傾斜
ペンタブ(板タブ)を使うとき、大半の人は「A」で使ってると思う。
僕的には「B」が描きやすいと思っててずっとそうしてきた。ただ、重力の影響を受けにくく、まん丸を描ける利点も捨てがたいと、最近は「A」にしてることも多かった。
で、逆に手前を上げる逆傾斜の「C」。今までにもときたま試したことはあるけど、手を大きく動かしにくいのでまったくダメと思ってた。さっきたまたま「C」にしてみたら描きやすい! 腕が浮いてないから手の位置が安定するし、手首を引き上げずまっすぐなまま描けるからラク。
先日からやってるペンの持ち方決定版「親指に人差し指を乗せる(近いうちに詳しく書く予定)」は手を大きく動かさず、手首から先で描くのだが、「C」の傾きとの相乗効果で描きやすい印象。
「A」でも椅子を低くして、背中を背もたれにつけた状態で書けば「C」のようにできるけど、どちらかというと正しい姿勢で「C」のほうが描きやすい。
(LサイズのIntuosだからかも。肘から先の腕を描画面に置けるほど広くないMやSだとあんまり関係ないかもね)
●DeepL翻訳、確かにすごい
SNSや問い合わせの返信などに、しばらく使ってみてる。英日はかなり自然な日本語になるし、日英では主語・述語など気をつけて書いた日本語なら、逆翻訳してもきちんと意味がとれる英語になる。
https://www.deepl.com/translator
ただ、日本語的に自然すぎてというか、くだけすぎてて、主語がわざわざ省略されたりすることがある。ホントにちゃんと翻訳されてるのか、英文と見比べなきゃいけなかったりする。必要以上に日本語らしいというか、おせっかいというかw
僕が最近メインで使ってる翻訳サイトは、「みらい翻訳」のお試し版。こちらはおせっかいすぎもせず、意味のとりこぼしもない。ただ、言語の自動検出がないので、いちいち何語か指定しなきゃいけないのが面倒。コピーの機能もない。(お試し版の制限かもしれないけど)
https://miraitranslate.com/trial/
忘れがちだけど、Google翻訳が大進化したのが2016年。それまでの翻訳ソフトや翻訳サイトのレベルをぶっちぎった。以来、Google翻訳が普通の存在になってしまってて、不満もあったりする。贅沢になってるなw
いやしかし、Googleアシスタントの通訳機能的に、こんな自然な翻訳が音声でリアルタイムで使えたら、ほぼ通訳いるのと同じだよねえ。
●Dropboxの「バージョン履歴」
カラースケッチのPSD画像(背景に線画、レイヤーにカラー)。さっき開いたら、レイヤー統合して保存してしまってた!! マズい。
Time Machineで該当ファイルを遡るも、統合前の最後のバックアップは昨日の昼ごろ。さらに数時間分の作業を加えてるため、統合直前の状態には復活できない……。
ふと、Dropboxに過去ファイルが残ってないかなと、画像ファイルを右クリックしたら、あった! なんと、押しまくるクセがついてるcommand+Sを押した回数分の、履歴バックアップが全部ある!
統合する1分前のレイヤー付きPSDを復活できた〜! すごい! おかげで助かった。バージョン履歴という機能があるのは知ってたけど、上位プランでないと使えないと思い込んでた。
「Dropbox BasicとPlusアカウントでは、編集または削除してから30日以内のファイル」「Dropbox ProfessionalとDropbox Business アカウントでは、編集または削除してから180日以内のファイルであれば復元できます」。
https://bit.ly/341RQh5
しかも、バージョン履歴はDropboxのストレージ容量には含まれない。ってことは、細かく上書き保存してると、たぶん何TB分も保存されてるのと同等かも。
【吉井 宏/イラストレーター】
HP http://www.yoshii.com
Blog http://yoshii-blog.blogspot.com/
出た、緊急事態宣言。引きこもり期間のうちに、片付けておきたいことが山のようにあるし、収束後のためにいろいろ準備しておこうとか言いつつ、一か月以上たってしまった。まだたいした成果を上げられてないことに、焦り始める始末。
○吉井宏デザインのスワロフスキー
・三猿 Three Wise Monkeys
https://bit.ly/2LYOX8X
・幸運の象 LUCKY ELEPHANTS
https://bit.ly/30RQrqV
・SCS ペンギンの赤ちゃん PICCO
https://bit.ly/2JStbC4