●Adobe Aeroを使ったARのテスト
拡張現実、スマホやタブレットのカメラ越しの風景にキャラがいたりするアレ。iPadアプリ「Adobe Aero」で作るARが、昨年クリスマス頃に一部で盛り上がってたのを思い出し、ちょっと試してみた。プレビューを撮影。
3Dモデルをインポートして、配置するだけなら超カンタンだった。光沢等はどのタイミングで調整するのか不明。ブロッコリーはテクスチャベイクしたけど、パッと見あんまり効果ない。3つ入りのは12年前くらいのTDWキャラ。
Modoからエクスポートし、Aeroで読み込む。「OBJとテクスチャJPGを入れたフォルダをZIP圧縮したファイル」だとすんなり読み込める。「GLTF形式」だと読み込みにたびたび失敗する。配置に成功した書類を閉じた後で再び開くとテクスチャが消えて白くなったりもする。不安定なのかな?
編集画面では、モデルを突っつくと回転したりジャンプするなど、簡単なアクションを組み込める。モーションをつけたモデルを読み込んだりとかもできそうな気がするけど、そこまではやってない。
Aeroファイルを共有して他のスマホ等のAeroに読み込むと、インタラクティブなARが楽しめるはず。iPad ProからiPhoneに読み込んで、ちゃんと動くところまでは確認した(形状が一部壊れたり、テクスチャがずれたりすることがあるのは、やはり不安定?)
で、iPadやiPhoneの画面を通して、キャラが実在するように見えた瞬間は面白いけど、一瞬で飽きるw VRならもうちょっと楽しめる時間は長いだろうけど、やっぱ飽きるだろうなあ。
実在するように見えるキャラで何をするか? って、ゲームか絵本的なものか、そこまで踏み込むかどうかは未定。
ところで、Aeroで使った12年前のTDWキャラの構造。ローポリぶりに自分で驚いたw 目は作り込んでなくてペイントだし。
ペイント目、そのうち復活させよう。自由度が高いからいろんな形にできるし、ポリゴン作り込んだのとそんなに見た目変わらないし。
●Mac標準機能で簡易動画編集
ARの動画、撮りっぱなしじゃ長い。不要な部分を削除したいけど、動画編集ソフト開くの面倒だなあ。QuickTime 7 Proなら簡単にできたのに。と思いつつ、QuickLook画面上に編集ボタンらしきものがあるのに気づき、押してみたら、トリミングできる〜! 便利!
QuickLookでこんなことができちゃうなら、もしかしてQuickTime Playerにも編集機能があるんじゃないか? と調べたら、やっぱあった! トリミングはもちろん、別動画を結合もできる。あと、イメージシーケンスを読み込んで動画にもできる。
QT7が廃止されたときに、現QTPlayerじゃ何にもできない! とか思い込んだのは何だったんだ? だいたいのことできちゃう。
【吉井 宏/イラストレーター】
HP http://www.yoshii.com
Blog http://yoshii-blog.blogspot.com/
この機会にいろいろ一気に片付けたい! とか思っても、結局引きこもりは普段どおりだから、普段以上にはかどるわけではないのであった。
ニュースなんかで「外出できずストレスが溜まってると思いますが」。視聴者が「そうか、ストレス溜まって当然なのか」って思わされる可能性。逆に「おうちにいるのは楽しいですよね♪」のほうがいいよ。
○吉井宏デザインのスワロフスキー
・三猿 Three Wise Monkeys
https://bit.ly/2LYOX8X
・幸運の象 LUCKY ELEPHANTS
https://bit.ly/30RQrqV
・SCS ペンギンの赤ちゃん PICCO
https://bit.ly/2JStbC4