まにまにころころ[56]クリエイターズスタンプ登場!
── 川合和史@コロ。 Kawai Kazuhito ──

投稿:  著者:


こんにちわん、コロこと川合です。「軍師官兵衛」、ついに官兵衛が有岡城に幽閉されてしまいましたねっ。荒木村重がいつの間にかノリノリで織田を討つモードになっていたところが違和感ありましたけど。流れ的に仕方なし、って感じだったのに。まあ、腹をくくったということで納得しておきます。

それにしても、信長と光秀の「雰囲気」のなさ。ちょいちょい顔出す程度なら、どうってこともなかったのですが、ここ二週はよく出てくるので、残念感が。それがこの番組内での二人の人物像の解釈だ、というのならそれまでですが、もう少しオーラ出して欲しい。

あの織田信長、あの明智光秀ですよ。日本史上、誰もが知る二人ですよ。確かに他作でも信長らしい信長って見かけませんが、年齢的にミスキャストともいわれた渡哲也の信長(NHK大河「秀吉」)には、さすがの風格が感じられました。今さらですが、江口洋介、頑張って。

まとめサイトを見る限りでは、過去の大河では、反町隆史(「利家とまつ」)の信長がいい感じですね。見ていなかったので演技までは分かりませんが。

・NAVERまとめ 大河ドラマ 織田信長役を演じた俳優一覧
< http://matome.naver.jp/odai/2136817342253013501
>

◎──NAVERからの......

さて、NAVERまとめを見た流れで、NAVERと言えばLINE、LINEと言えばつい先日、「クリエイターズスタンプ」の販売が開始されましたね!(無理矢理)

いつも大河ドラマの話ばかりしていて言うのもなんですが、デジクリなので、LINEって何? スタンプって何? という話は省きますね。(笑)




◎──クリエイターズスタンプ

さてこの「クリエイターズスタンプ」ですが、簡単に言えばスタンプを個人が制作して販売できるようになったものです(個人でなくとも、企業でも可能)。

ガイドラインに従って制作し、LINEの承認を受けると、LINEが用意したストアに並べられます。おおよそのことは、下記で公開されているガイドライン参照。

・クリエイターズスタンプのガイドライン
< https://creator.line.me/ja/guideline/
>

制作して販売するには、まずは通常のLINEアプリをダウンロードしアカウントを取得した上で、クリエイターズマーケットのマイページにて、クリエイター登録をします。その登録自体は無審査です。

クリエイター登録後、マイページにログインすると、振込先口座情報の登録や、スタンプ制作のための、詳細な制作ガイドライン、審査ガイドラインの確認ができるようになります。

まずは、そのガイドラインとQ&Aを読み込むところからスタートですね。細かく解説してみようかとも思ったのですが、クリエイター登録は誰でもすぐできますので、実際に登録して眺めてみてください。

◎──スタンプ販売は儲かるのか?

ところで、スタンプ販売は儲かるのか、という素朴な疑問ですが、もちろん、売れれば儲かります。ただ注意点としては、価格は100円、売上はLINEと折半、振込は1万円を超えてから、という点。200人に売ってはじめて振り込まれます。

個人として考えれば、たとえ売れなくても自作スタンプが使えることは十分にメリットでしょう。話のネタにもなりますし。

事業として考えれば、スタンプ単体で収益の柱にと考えるのは難しそうですね。ただ、マーケティング施策の一環としての利用価値はあると思います。

◎──スタートダッシュをぶちかました「寿司ゆき」

クリエイターズスタンプは、申請が承認されるとLINE Web Storeに並びます。そのストアには、「人気」と「新着」のカテゴリーがあります。

・LINE Web Store クリエイターズスタンプ
< https://store.line.me/stickershop/showcase/top_creators
>

誰もが作れるクリエイターズスタンプ、当然、初日から多くのスタンプが並び、今後もどんどん増えていきます。もう、制作者が何か仕掛けないと、おそらくストアだけでは埋もれてしまってなかなか売れません。Amazonや、App Storeをイメージすると、だいたいどういった状況なのか想像できると思います。

ただ、このストアで目立つことが出来るチャンスが一度だけありました。初日です。初日の出始めは、購入者がまだ少ないので、少し売れると人気順上位にくい込むことが比較的容易だったんです。今のAmazonほどに、そこまで踏んで仕掛けてくる人も少なかったんだと思います。

そんな中で見事にスタートダッシュをぶちかましたのが、あわゆきさん制作の「寿司ゆき」スタンプ。僕も最初に買ったいくつかのうちのひとつです。

・「寿司ゆき」
< https://store.line.me/stickershop/detail?packageId=1000037
>

今時点でも人気順の二列目に着けていますが、初日の夕方時点ではトップで。その結果、多くの人の目にとまるのはもちろん、メディアの取材も入って紹介されました。

寿司ゆきの詳細は、それらの記事でご本人が語られていますので、そちらをご紹介します。日刊SPA!の記事は、Yahoo!ニュースにも掲載されて、露出に拍車をかけました。またNAVERまとめでも話題に。

・LINEクリエイターズスタンプ人気1位「寿司ゆき」作者を直撃!
気になる初日の売り上げは?(日刊SPA!)
< http://nikkan-spa.jp/639638
>

・LINEクリエイターズスタンプ1位!!
「寿司ゆき」が初日で「すきやばし次郎」に行ける程の売上って!?
< http://matome.naver.jp/odai/2139961086289581601
>

・ラインクリエーターズスタンプ販売開始!
1位は『寿司ゆき』彼氏を追い込むスタンプも人気
< http://matome.naver.jp/odai/2139961205690180201
>

・LINEの自作スタンプがぞくぞくきてる!早くも"スタンプ長者"が現れた
< http://matome.naver.jp/odai/2139967836129588201
>

と、そして今書いているこのデジクリも、きっと多くの人の目に......
一度上位を取ると、ストアでは当分は目立ちますので、しばらく寿司ゆきは、売れ続けるでしょう。いち早く取り組み、新鮮なネタが奏功したケースです。

知人のアヤテクノさん作のスタンプは、現在7ページ目。
後ほど紹介する、吉田暁さん作のおかんスタンプは6ページ目。

・チーパーの小さな世界
< https://store.line.me/stickershop/detail?packageId=1000483
>

まずまずといったところですかね。Googleの検索結果にくらべればイラストは10ページ目くらいまでは閲覧されるでしょう。

世界四億人のLINEユーザーのうち、100人に1人が買って二億円。実際は購入者の大半が日本人でしょうから母数は五千万人としても、二千五百万円。
......100人にひとりはないにしても、ちょっと羨ましくなってきた。(笑)

あくまで推測ですが、寿司ゆきで初日購入者2000人弱くらいじゃないですかね。

◎──クリエイターズスタンプの今後

今のところ、これから上位を狙う作戦はいばらの道と思いますが、まあ色々と方法は出てくると思います。上位狙い以外でも、露出をあげる方法が。ただ、スタンプって、ひとりのユーザーが購入する数や頻度って、しれてるんですよね。そうそう飽きないし、多く持ってても使わないし。

なのでこれまでのような、一部の有料スタンプと、期間限定の無料スタンプってスタイルはそれなりに、ユーザーに馴染んでいたと思いますが、その様相がどう変わるのか、あるいは変わらないのか、気になるところです。

スタンプにはプレゼントの機能があるので、それがうまく活かされるとこれもまた面白いんじゃないかなと思っています。ノベルティ的な使い方もできるし、記念日狙いのスタンプもありですよね。昨日終わりましたが、母の日に母親へ、「おかんスタンプ」をプレゼントしましょう、とかね。

・「byおかん」
< https://store.line.me/stickershop/detail?packageId=1000405
>

◎──スタンプ研究

友達は少ないですがLINEのヘビーユーザーとしては、暇さえあればもう少し、スタンプについて分析や研究をしたいところです。研究素材は、今回のことで一気に数が増えて、多すぎて困るくらいの状況ですし。あまり暇がないので、誰かが代わりに分析してくれると一番なんですが、興味ある方いらっしゃれば、お声がけください。私のゴースト研究者になってください、とは言いませんし、STAMP......やめときましょうか、このネタは。(笑)

【川合和史@コロ。】koro@cap-ut.co.jp
合同会社かぷっと代表
< https://www.facebook.com/korowan
>
< https://www.facebook.com/caputllc
>
< http://manikabe.net/
>
スタンプ、200個以上見ました! あります!